オウム高橋克也被告 第24回公判 山形明受刑者証言…高橋被告が「本当に死にたいよ」と落ち込んだ様子

2015-03-02 | オウム真理教事件

サリン事件後に高橋被告「本当に死にたいよ」
 讀賣新聞 2015年03月02日 20時34分
 オウム真理教元信者・高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第24回公判が2日、東京地裁で開かれた。
 元信者・山形明受刑者(49)(懲役20年で服役中)が、地下鉄サリン事件の証人として出廷し、事件後に一緒に逃亡した高橋被告が「死にたい」と落ち込んだ様子で語ったなどと証言した。
 山形受刑者は、2人が死傷したVX襲撃事件の実行役。地下鉄サリン事件の数日後、中央道のサービスエリアで2人きりになった高橋被告に同事件のことを尋ねると、「それは聞かないで。あんなことになるとは思わなかった。本当に死にたいよ」と答えたと述べた。
 同事件で運転手役だった元幹部・杉本繁郎(しげお)受刑者(55)(無期懲役で服役中)も証人出廷。事件前夜、東京・渋谷の教団拠点でメンバーが「サリン」と発言したかどうかを問われると、「私の知る限り、使われていない」と語った。
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