〈来栖の独白 2017.10.19 Tue 〉
くろのすけが亡くなって、2日目である。夜は一緒に寝ていた(「寝ん寝ん」していた)ので、ふと横にくろのすけがいるような気がする。・・・そして、喪失感。
くろのすけは、まったりした性格の猫だった。多分、4月生れだったろう。6月に近くの公園のボート乗り場横で、毛繕いしている仔猫を見かけ、拉致した。「おばちゃんと来る? 来るなら、一緒に来なさい」と言ったら、追ってきて、車に乗った。
途中、犬猫病院へ寄り、健康診断をして貰った。2001年6月の或る日だった。
2000年11月30日に、藤原(勝田)清孝を失っていた。くろのすけは、そんな私に寄り添ってくれた。
お父さんとお兄ちゃんのお出かけの際には、必ず「お見送り」をした。「行ってらっしゃい。気をつけてね」の後は、私の前を台所(冷蔵庫)へ直行。まだ、玄関のドアが閉まってないのに。ご褒美の缶詰のフードを貰う。そんなわけだから、私のお出かけの時には「くろのすけのお見送り」は、無し。
NHKの「ダーウィンがきた」などを見ると、テレビ画面の「動く物」を掴もうと、テレビに挑む。鳥などが空中へ飛び、画面から消えると、あれっという顔をした。
いくら猫ちゃんが可愛い、ロスといっても、今から仔猫を飼うわけにはいかぬ。猫が寿命を全うするまで面倒を看てやることは、私のこの歳では不可能だろう。
けれど又もや、今朝、くろのすけロスに堪えかねて、新たにねこちゃんを飼おうかしら、などと考えたが、思い止まった。整形外科医院で療法士さんから「ねこちゃんの手枕、肩や頚の負担になっているかも」と云われたことを思い出したのだった。頚痛・肩痛・腰痛で長くリハビリに通っている。・・・若くない。すべて年齢と相談、ということか。
公園には、仲良しの琵琶ちゃん・しろちゃん・みけちゃんが、待っていてくれる。彼女らは、嘘をつかない。無垢だ。
清孝、相馬司教、由井神父、母(本年2月)、くろのすけ(10月)・・・、人生で出会い、共に歩んだ多くの人があちらへ旅立った。私も、1日も早く逝きたいが、思い通りにはならぬ。私のように、若い頃から「死にたい、死にたい」と願っている者こそ、そのようにはならぬ、これがこの世を創った神の性格、捻くれた性格のわざ(業)だ。そうだ!聖書をこれからも読もう。私が聖書を好きなのは、聖書の「無茶苦茶」ゆえだ。「好き勝手」の故だ。吉永小百合さんは「憲法9条はバイブルのように大切なもの」平和を希求していると言ったが、そうではない。イエスは云う。「わたしは“平和”ではなく、“分裂”をもたらすために来た」と。こんな聖書が、イエスが、私は好きでたまらない。
ルカ 14:25~26
大ぜいの群衆がついてきたので、イエスは彼らの方に向いて言われた、
「だれでも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分の命までも捨てて、わたしのもとに来るのでなければ、わたしの弟子となることはできない。
ルカ 12:49〜53
49 わたしは、火を地上に投じるためにきたのだ。火がすでに燃えていたならと、わたしはどんなに願っていることか。
51 あなたがたは、わたしが平和をこの地上にもたらすためにきたと思っているのか。あなたがたに言っておく。そうではない。むしろ分裂である。
52 というのは、今から後は、一家の内で五人が相分れて、三人はふたりに、ふたりは三人に対立し、
53 また父は子に、子は父に、母は娘に、娘は母に、しゅうとめは嫁に、嫁はしゅうとめに、対立するであろう」
マタイ 10:34~39
34 地上に平和をもたらすために、わたしがきたと思うな。平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである。
35 わたしがきたのは、人をその父と、娘をその母と、嫁をそのしゅうとめと仲たがいさせるためである。
36 そして家の者が、その人の敵となるであろう。
37 わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや娘を愛する者は、わたしにふさわしくない。
38 また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者はわたしにふさわしくない。
39 自分の命を得ている者はそれを失い、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう。
〈来栖の独白〉追記
以下のメール。早くて、よかったぁ。
いつもご利用ありがとうございます。セブンネットショッピングです。
下記ご注文商品のセブン-イレブン店舗へのお届け日が【2017年10月20日 08時00分】に決まりました。到着以降、10日以内にご来店ください。
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◇ 吉永小百合「憲法9条はバイブルのように大切なもの。絶対に変えさせるわけにはいきません」戦闘宣言 2016.8.15.
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◇ 塩鮭食べて、くろのすけ、元気になった。塩分は不可欠のようだ。2016.10.5 Wed
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クロが亡くなった10日後に。
くろのすけちゃんとクロが似ているので当時のことを思い出しました。
ゆうこさんは、ご家族や公園の猫ちゃん達に元気を貰って下さいね。
聖書の内容については知らなくて勉強になりました。
20代の頃から 自分が死ぬことを考えることが多くて、今でも「私が死んだら~」と つい口にしてしまいます。
何故なのか自分でもよく分かりません。
エネルギーが余っているなら 人の力になれるように努力するのが良いのでしょうね。
>今でも「私が死んだら~」と つい口にしてしまいます。
意外。信じられません♪
くろるるちゃん、足柄COCOだけど、明日の金曜日も、お天気、好くないみたいね。う~ん、いつまでこの天候不順。
ルルちゃん、検査結果、異常は無くて、よかったね。ほんとに良かった! クローブちゃんは、まだまだ成長期かな?
晴れて、足柄COCOで元気いっぱいの姿、楽しみにしています。
たとえ、猫でも、かけがえのない命だということがわかります。
まえにも、申し上げたかもしれませんが、私の家にも猫が、ふたりいます。
上の猫は、21歳になります。ときどき、紙オムツしてます。
若いほうの猫は、とっても愛嬌があります。いつも、お布団に入って添い寝してくれます。
くろのすけちゃん、きっと今は天国にいると思いますよ。
人間ってごちゃごちゃとした知識があって、年齢、病気や体調不良等について頭のどこかで知らず知らずのうちに考え計算してしまう。
やり残していること、今後やらねばならないこと、生きているうちに清算して、ゼロできればプラスに持っていきたい。
私は猫や犬の死について、こうであってほしいと思ってます。
「あれ、なんか怠いな~寝てよう」
「歩くと足が痛いな~寝てよう」
「ご飯食べたくないな~寝てよう」
くろのすけちゃんの場合、
「ゆうこさんが何でもやってくれるから寝てよう、ゆうこさんはいつでも傍にいてくれるからな~」
私達にたくさんの幸せを与えてくれるペット達
最後は何の心配も持たず、この先もずっと飼い主と一緒に過ごすと思いながら眠ってしまった
=(イコール)
死んでしまった
飼い主は立ち直るのに多くの時間がかかります
だけど、ゆうこさんに幸せを与えてくれたくろのすけちゃんに、ゆうこさんも抱えきれないほどの幸せを与えてあげていることを忘れないで、頑張って過ごしてくださいね。
頭悪いのに語ってしまいました・・・申し訳ないです<(_ _)>
コメント、嬉しいです。
そうでした。思い出しました。高齢のねこちゃんのこと、書いておられました。
紙おむつ、くろのすけに買ったばかりで、亡くなりました。
>若いほうの猫は いつも、お布団に入って添い寝してくれます。
仲良し寝ん寝。ついこの前まで、私も・・・。
ご来訪、ありがとうございます。また、お越し下さいね。
>私は猫や犬の死について、こうであってほしいと思ってます。
「あれ、なんか怠いな~寝てよう」
「歩くと足が痛いな~寝てよう」
「ご飯食べたくないな~寝てよう」
>最後は何の心配も持たず、この先もずっと飼い主と一緒に過ごすと思いながら眠ってしまった=(イコール)死んでしまった
おっしゃる通りだと思います。そして、くろのすけも、そのように逝ったのでは、と思います。〈1日の内、殆どが眠っているような状態だったが、そのまま永遠の眠りについた。痛いとか苦しいという表情ではなかった。16歳という年齢を勘案すれば「大往生」・・・〉と、死の翌日のエントリに書きました。
とん吉ママさんやくろるるママさん、そしてベルさん、皆さんがくろのすけのため、悼んで下さって、有り難くて、胸いっぱいです。ほんとうにありがとう、です。
また、とん吉君の元気な姿、拝見に伺わせて下さいね。