小沢氏代理人「議決内容に欠陥があり無効だ」行政訴訟に/小沢派結成へ布石か 支持グループ再結集図る

2010-10-14 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
〈来栖の独白〉
>小沢氏の了承を得た上で小沢氏本人を原告として提訴する
 やっと立ち上がってくださいましたか。
 「本当のことをいうと傷つく人が出ます。だから、自分が我慢していればいいことなのです。私は父親から『決して言い訳はするな』としつけられました。自分に悪い評判が定着しても、他人を批判するなというのが、小沢家の家訓なんです」と、小沢氏は平野貞夫氏に述懐したそうである(『小沢一郎 完全無罪』講談社刊)。そのように、9月の民主党代表選演説でも小沢氏は菅側を一度も誹謗せず、淡々と政策だけを語った。一方、小沢氏の面前で「政治とカネ」などと、身内のくせして野党のように誹謗する菅氏。品位の格差は、自ずとついていた。言い訳しない小沢氏に、私などは、どんなにじれったい思いをさせられたことだろう。
 小沢さん、ご自分の正しいことははっきり仰らなくてはだめですよ。国民が貴方を理解できないじゃないですか。政治が歪められてしまうじゃないですか。
 検察と司法が真っ当な姿を取り戻すよう、教えてやってください。小沢さん。
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小沢氏15日にも議決無効提訴へ 国相手に、虚偽記入事件
 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、強制起訴すべきだと議決された民主党の小沢一郎元代表が、「議決内容に欠陥があり無効だ」として15日にも国相手の行政訴訟を東京地裁に起こすことが14日、分かった。
 代理人弁護士によると、訴えは議決の無効確認か、取り消し、または差し止めのいずれかになる可能性があるとしている。14日中に代理人らが確定し、小沢氏の了承を得た上で小沢氏本人を原告として提訴する見通し。
 昨年5月の改正検察審査会法施行後、審査員11人中8人以上の賛成が必要となる起訴議決は、兵庫県明石市の花火大会事故や尼崎JR脱線事故、沖縄県の未公開株詐欺事件に続き4例目となったが、不服とする提訴は今回が初めてとなる。
2010/10/14 12:00共同通信
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小沢氏支持鮮明に、1回生議員が再結集図る
 民主党の小沢一郎元代表を支持する当選1回の衆院議員で作る「一新会倶楽部」は13日、国会内で会合を開き、所属議員や活動趣旨を明確にした新たなグループとして再結集する方針を決めた。
 小沢氏支持の会としての位置づけを明確にし、政治資金規正法に基づく政治団体として届け出ることも検討する。
 会合には中心メンバーの約15人が参加し、新グループの代表世話人に石井章衆院議員を選出。今後、定期的に政策勉強会などを開いていく方針などを確認した。
 新グループには約50人が参加の意思を示しているといい、「一新会倶楽部」の名称変更も検討する。
 19日にも全体会合を開き、具体的な運営方針などを協議する予定だ。
 これまでは定期会合もなく、所属もあいまいだった。メンバーの1人は「まず小沢氏を支持する議員で結束し、中間派に支持を広げていく」としている。
(2010年10月14日10時24分  読売新聞)
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「小沢派」結成へ布石か 支持グループ“純化”加速
ZAKZAK2010.10.14
 民主党の小沢一郎元代表(68)を支持するグループが、統一と純化の流れを加速させている。所属議員は党内最大の150人といわれ、自民党経世会ばりの「鉄の結束」を誇ったが、先の代表選でほころびも露呈。さらに、強制起訴が決まったことで小沢氏の求心力が急落したこともあり、生き残りをかけた決死の火の玉作戦ともいえそうだ。
 小沢グループは、衆院2-4回生からなる「一新会」、衆院1回生による「一新会倶楽部」、旧自由党系のベテラン議員のグループ、参院の小沢支持議員のグループの総称だ。
 このうち、一新会倶楽部の中心メンバー約15人は13日、国会内で会合を開き、所属議員を明確にし、小沢氏支持をさらに鮮明にした集団として再結集することを決めた。政治資金規正法に基づく政治団体の届け出をすることも検討するという。19日に全体会合を開き、具体的な運営方針などを協議する予定だ。
 一新会倶楽部はもともと、落選議員向けの会として発足。「小沢側近四天王」のうち、岡島一正(52)、樋高剛(44)両衆院議員らが所属し、昨年の衆院選後には両氏を中心に1回生を囲い込む受け皿の機能を果たした。
 メンバーにはテレビカメラの前で小沢批判をしようとした横粂勝仁氏(29)を、「あかん。こっちこい」と止めた萩原仁氏(43)や、小沢ガールズの田中美絵子氏(34)、小沢氏の元秘書・川島智太郎氏(46)らがいる。
 これまでは定期会合もなく所属もあいまいだった。そのため、「代表選では手綱が効かず、一部議員が『小沢に入れないと次の選挙は公認しない』と脅すなど暴走して逆に票を減らしたほか、所属議員の数が分からないから票読みも正確にできなかった」(若手)との反省が強く、メンバーの1人は「まず小沢氏を支持する議員で結束し、そこから支持を広げていきたい」と純化目的を明らかにした。
 一方、「一新会」はこれに先立ち、来週から勉強会をスタートさせることを決め、初回の講師として小沢氏を招くことを検討している。調整がつけば、「一新会倶楽部」や参院議員にも出席を呼びかける方針。これはグループの統一にもつながる動きの一環だ。
 一新会の奥村展三会長代行(66)は「あちこちに小沢氏の代弁者がいて忖度政治のように言われたが、グループの交通整理をして、本当に小沢氏の意図が伝わる形にしたい。月に1回ぐらい、小沢一郎の政策を学び、党内外に発信する場を作りたい。あれほどの政治経験、能力を使わないのはもったいない」と話す。
 周辺によれば、先の内閣改造・党役員人事の際、小沢氏は側近議員らに「あまり忙しすぎるポストには就くな」と指示し、グループの結束を優先させる意向を示したという。それだけに、純化、統一は「小沢派結成」への布石と見る向きもある。
 これに対して、反小沢の中堅議員は「必死に影響力を保とうとしている。執行部を牽制する狙いもあるだろう。小沢グループはもう溶解し、草刈り場になるだけなのに」と冷ややかだが…。
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人民裁判と暗黒日本「たった1人」に殺された小沢一郎/〝推定有罪〟で政治家を「私刑」にする検察審査会
朝日の暴論「小沢、辞職せよ」の狙い 何が何でも小沢の政治生命を断ち「小沢改革」をぶち壊したいのか
小沢氏「辞職も離党も、しない。最初の起訴議決の理由としてなかったものが、新たに付け加えられている」
小沢氏起訴議決検察審査会=11人の愚か者が下衆(げす)の感覚によって国民生活の足を引っ張る判断をした

2 コメント

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なし (narchan)
2010-10-14 17:19:22
現実の世界では、正義は常に暴力によって脅かされています。それゆえ、正義は闘いとらねばならないと思います。闘いですから、正義を冒すものたちが傷つくのはやむを得ないのです。
民主党はどうして、小沢の証人喚問要求を断固はねのけないのでしようか。小沢に問題があれば、党紀に照らして対処すべきですし、なければあくまでも擁護するのが政党というものではないでしょうか。民主党は終わった、と思います。
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Re:なし (ゆうこ)
2010-10-15 11:44:09
親愛なるnarchan
 お元気ですか。コメント、有難うございました。
>正義は闘いとらねばならないと思います。
 本当にそうですね。正義も権利も、そして平和も、闘いとらねばならないものですね。
>擁護するのが政党
 菅政権は仙谷政権ともいわれます。また、今国会の予算委員会などをみていますと、すっかり官政権(官主導)になったなと感じます。官僚のつくった原稿を菅さんは眼鏡をかけて棒読みしています。このところ闘われたのは、「政治主導×官僚主導」「小沢氏×仙谷氏」でした。検察審査会の議決期日には仙谷氏が関与していた、とも囁かれています。小沢氏をどのように使い、捨てるか、ここが超切れ者仙谷氏の頭の使いどころでしょう。
 過去に、小泉氏は「抵抗勢力」なんて言葉を使いました。勢力争いも官僚依存も、そしてアメリカ追従も、いま民主党がやっていることは自民党政権のやってきたことと同じです。
 自民党で自治大臣・官房長官・幹事長などを歴任した野中広務氏は「この国を根底から駄目にし、米国のみに追従する小泉氏と同じ時代に国会議員のバッジをつけていることは、私が死して後も恥ずかしい」と引退しました。政党内での抗争こそ、仁義なき闘い、苛烈です。
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