秋めいてきました

昨日から神戸はからっとした秋晴れで
気持ちのよいお天気が続いています。
朝は肌寒いくらいで、
少し前までの猛暑が
嘘のようです。
みなさま、寒暖の差で体調崩されませんように。

お花も秋めいて、
秋の花材の菊や、
季節感ある色あい枝ものをご用意。


サーモンピンクのグラデーションが
美しいマム（菊）
紅葉染を施してある雪柳の枝。

自然な花の美しさを
引き立てながら
どこかモダンさを感じる
デザインを入れていただきました。

花器のデザインの一部のように見える
うすオレンジの実はローズヒップ。
小さなとげとげがあって、
うかっとさわると結構痛い！
時折きゃあきゃあいいつつ
生けていただきました（笑）


こちらはコスモスと雪柳は
自然にゆらゆらとさせて
マム、スプレーマム、千日紅は
きゅっとコンパクトに固めて
インパクトを。
オアシス（スポンジ）部分には
ローズヒップを敷き詰めてあります。

もうすぐ基本デザインコースを終えられるIさん。

きれいなSデザインに仕上げてくださいました。
それも大変うれしかったのですが
今日はとてもうれしいニュースが
きけました。

来春、双子ちゃんをご出産予定なんだそうです☆
教室ではおととしある生徒さんがご結婚、
ご出産されてから、生徒さんのお孫さんが
ご結婚、ご出産、と続き
またハッピーニュースが続いています。
双子ちゃんの妊娠、出産は大変だと聞きましたが、
かわいい赤ちゃんたちの誕生が楽しみですね。
体に気を付けて安産をお祈りしています。


秋の花でレッスンしていると
しみじみ、あの猛烈に暑い夏を乗り越えて
花たちは美しく咲いているんだなあ、
栽培された方はどんなに手をかけ
目をかけ、大事に育てられたんだろうなあ、と
思わずにはいられません。

植物の基本的な色はグリーンですが、
グリーンの意味は
「ニュートラル」「自然体」「無理しない」。
レッドの前に向かって進んでいく
力強さとはまた別の
しなやかに、少しずつはぐくんでいく
静かな力強さを感じます。

鏡ﾘｭｳｼﾞ先生

先日、鏡ﾘｭｳｼﾞ先生の講座に行ってきました！

占星術愛好家でなくても、
みなさんご存知の
鏡ﾘｭｳｼﾞ先生。
売れっ子の先生は全国各地でセミナーや勉強会をされています。
神戸や大阪にいらっしゃるたびに
チェックをしていますが、
今まで、都合がつかなかったり、
行ける！と思ったら、もう満席になっていたりで（涙
かれこれ５年以上。
やっとはじめて、先生の講座に参加することができました。

先生はフランクな雰囲気の中にも
理知的な感じがする天文学者みたいな方でした。

星術の解釈について、つまづきやすいポイント、
重要なポイントについて教えてくださいました。
受講生はプロの方や
かなり勉強をされている方がほとんどのようでした。

先生が質問をされて答えられた方、
今度は先生が、
「あなた水星は何座？アセンダントは何座？」
というように尋ねられるのですが、
その話す様子や内容やテンポが
その星座とリンクしていて、
受講生の方が話しておられるのを聞いているだけで
にんまりしていました（笑）

ちなみに私は相手の様子をみてから発言、行動しようとする
月＝天秤。
自分が話題提供するより、人が話しているのに
反応する方が楽しくて落ち着きます。

先生のお話で
一番印象深かったのが、
占いについての考え。

占いは楽しいけれど、
それぞれの占いシステムのもつ数種のパターンに
なんでもあてはめてしまえること
またはそう考えることの危うさと
隣り合わせだ。

というようなことをおっしゃられていました。

占いだけでなく、宗教や健康方法など
いろいろ日頃から信じているものに
共通すると思いますが、

自分がよいと思うものを信じること、
それ自体は何も悪いものではないけれど、
それしかないと思い込むこと、
それを他人におしつけること、
なんでもそれで解決できると
思ってしまうこと、

それはいろいろな危険をはらんでいるわけで、

占星術やセラピーに携わる者として
この考えは忘れてはいけないな
と思いました。

占星術に限らず、
花の仕事も子育ても、日々のいろいろな場面でも、
自分にとって大切なものを育てつつ、
いつもニュートラルで
しなやかでいたいと思っていますが
なかなか難しいときがあるのも事実。
そんなときはいろいろなホロスコープを
ながめながら、世の中いろいろな人生が
あるんだなあと思いめぐらします。
自分の見えているのは世界のなかの
ごくごくわずかな一部のことなんだと気づきます。

このところ、夜な夜な占星術の本とにらめっこ。
毎日新たな発見。
もっともっと勉強したくてたまりません。

もしかしたら、拡大の星木星が
私の行動欲求の火星を通過しようとしているからかも。
今よんでいる占星術の本によると
「意欲的になれるときだが、やりすぎると
木星通過後にどっと疲れます。」
というような解釈が（笑）

秋の夜長といいますが、
お楽しみもほどほどに~~ですね。