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神戸垂水フラワーアレンジメント教室「華々彩々」のレッスン作品紹介 趣味の洋裁や音楽、日々の子育てなど

星 花 音楽 アレンジするとき大切なこと

2018-11-06 09:11:40 | 最近思うこと
「毎回デザイン考えたり
お花選ぶの
大変じゃないですか?」
とよく聞かれます。

こたえはもちろんYES!
でもこれが楽しいんです。

お教室によっては
協会に属しておられて
本部から毎回のテーマや
花材が送られてきて
指導されている先生もおられます。
合理的なシステムで
良い面もありますが
私はその大変なところに
こだわるのがこの仕事の
醍醐味だと思っています。

色々なアプローチで
花材の準備をしますが
最近もっぱら
ピアノを弾いているとき
ホロスコープで星読みしているとき
色々ビジョンがおりてきて
アイデアをストックすることが多いです。

ピアノを弾いていると
花の作品が映像になって
脳裏に浮かぶこともあります。


音楽と花がどうつながってるのか?
私なりの考えですが、
そこから
お花をアレンジするうえで大切なことを
お伝えしたいと思います。

お花のアレンジをみて目に付くのは
普通、葉や枝ではなく
華やかな花だと思います。

このレッスン作品だと
ピンクのバラが目につきますね。

でもその主役となる花を
生かすには
しっかりと葉物や枝、脇役の素材で
アウトラインを作ることが
何より大切!
人間の体でいう骨格の部分ですね。
上のお花でいうと
いかに葉物で曲線を美しく出すか。

ここがうまくできると
あとが生けやすく
たいてい綺麗に仕上がります。

音楽でこのアウトラインと
似た役割をしているのと思うのが低音部。
ピアノだと左手のバスの部分。

低音部が薄っぺらいと
旋律の右手メロディーが
生きてこない、
音楽に深みがでないと
ピアノのレッスンでもよく
いわれますが
その土台、
ベースがアレンジでも大切。

バイオリンの伴奏なんかは
左手部分をしっかりひいてあげた方が
バイオリニストは弾きやすい、
ともよく言われます。

対してメロディー。
一般的にピアノの右手で弾く部分は
華やかなお花にあたると感じます。
メインの花=曲のなかで聴かせたい部分
をひきたたせながら
脇役の花もそれぞれの美しさが伝わるように
どの花もそれぞれの役割があるように生ける。
あってもなくてもいいってお花はない状態が最高!

ピアノのレッスンでよく言われるフレーズ。
「どの音も鳴らす。
全ての音に意味があって作曲されているの、響かせて。」
この感覚と似ています。

先生の仰ることはわかっても
そのように弾くのは難しい!
ということ多々あります(笑)
やっているつもりで
出来てないとかも(汗

だからお花のレッスンで
生徒さんが
自分のアレンジが
なんとなく変だとわかって
なおそうとするけど
うまく調整できない!どうしよう?
っていう気持ち、すごくわかります。
それが解決できて
うまくアレンジが仕上がる瞬間に
上達されていくのを感じます。
自分にも言い聞かせていますが
できないけどどうにかしたい!っていう気持ち
たのしむことが大切ですね。

少々話が脱線しましたが
アレンジで大切なのは
最初に枝や葉でつくるグリーンです。
同じ枝でも角度で見え方が違います。
同じ長さでも葉の付き方によって
印象がかわります。
そこをしっかり観察して
輪郭を丁寧に作っていくと
そのあと生ける花が断然ひきたってきます。

そういうことを考えているせいか
ピアノ弾いていると
左手でメロディーを歌う曲なんかは
枝ものが主役のデザインだったり
同じ音の繰り返しがでてくる曲は
同じ花材をたくさんつかったデザインだったり
マイ花ワールドに入っていきます。

次回はホロスコープと花が
どうつながってしまうのか、
書いてみたいと思います。