「対馬市森林づくり条例」の第1回検討委員会が開かれた。
対馬の森林をどう保全、活用しながら後世に伝え残していくか、という取り組みだ。
そんな森の条例を市民の手で作ろうという試みだ。
対馬の森林率は89%、その中には、自然林も、杉や檜に代表される人工林も含まれるが、人工林では、間伐、枝打ちが不十分な「手入れ」のされていない森が広がる。
石油という資源に頼り続けた現代社会。今後、島にある自然エネルギーやバイオマス等の資源を有効に活用し島の経済を立て直していく事と同時に、もう一度「島」のあり方を考える事に繋がればと思う。
今回、私も若輩ながら検討委員会の委員に選任され、会議に参加した。
個人的には、そこに森があることや、花が咲いている事、鳥がいること、虫がいる事に、活用の意義を求めない。
太陽の光や、空気があり、私達が存在している事と同じく、そこに当然として、あるものだと思う。
しかし私が海を使って生活しているように、森を、山を生活、仕事の場としている人がいる。
私は対馬に移住して海辺に暮らし、漁師として、海を生活の場として生きている。
そこには常に「動」と「音」がある。
ないものねだりで、以前暮らした丹沢の山暮らし、森の静けさや、空気の柔らかさ、匂いが懐かしくなる。
都市での暮らしでは海も山も恋焦がれるものだ。(島の若者はネオンが恋しいが)
この感覚は一度その環境を離れないと自覚できないことだ。この島で暮らしているとそこにある海も、その恵も永遠で、無尽で、当然のものと思ってしまう。
森があり、川が流れ、海が育まれる。そして恵を頂く「里」が出来る。
多種多様な環境。近い未来、その事こそが「豊かさ」の指標となる日が必ず来ると思う。
対馬の森林をどう保全、活用しながら後世に伝え残していくか、という取り組みだ。
そんな森の条例を市民の手で作ろうという試みだ。
対馬の森林率は89%、その中には、自然林も、杉や檜に代表される人工林も含まれるが、人工林では、間伐、枝打ちが不十分な「手入れ」のされていない森が広がる。
石油という資源に頼り続けた現代社会。今後、島にある自然エネルギーやバイオマス等の資源を有効に活用し島の経済を立て直していく事と同時に、もう一度「島」のあり方を考える事に繋がればと思う。
今回、私も若輩ながら検討委員会の委員に選任され、会議に参加した。
個人的には、そこに森があることや、花が咲いている事、鳥がいること、虫がいる事に、活用の意義を求めない。
太陽の光や、空気があり、私達が存在している事と同じく、そこに当然として、あるものだと思う。
しかし私が海を使って生活しているように、森を、山を生活、仕事の場としている人がいる。
私は対馬に移住して海辺に暮らし、漁師として、海を生活の場として生きている。
そこには常に「動」と「音」がある。
ないものねだりで、以前暮らした丹沢の山暮らし、森の静けさや、空気の柔らかさ、匂いが懐かしくなる。
都市での暮らしでは海も山も恋焦がれるものだ。(島の若者はネオンが恋しいが)
この感覚は一度その環境を離れないと自覚できないことだ。この島で暮らしているとそこにある海も、その恵も永遠で、無尽で、当然のものと思ってしまう。
森があり、川が流れ、海が育まれる。そして恵を頂く「里」が出来る。
多種多様な環境。近い未来、その事こそが「豊かさ」の指標となる日が必ず来ると思う。