吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

堤俊作さんのオーケストラ(管弦楽団)演奏会

2007年11月18日 | Weblog
 年に2回ほど、欠かさない俊友会管弦楽団の定期演奏会は、いつも妻と一緒だ。私がコンサートや観劇などに足が遠いので、妻が背を押すのだ。今回は池袋芸術劇場だ。プロコフィエフのバレイ音楽「シンデレラ」、モーツファルトの交響曲第35番ニ長調「ハフナー」とチャイコスキーの「ロメオとジュリエット」の三部構成だ。

 音楽やクラシック音楽に音痴な私だが、巨匠ともプロ中のプロとも言われる堤俊作さんのオーケストラ(管弦楽団)演奏会は、なぜか親しめる、馴染む。アマチュアの奏者の採用や育成に力を入れたりしている堤さんの生き方や人柄が演奏の雰囲気に出るからだろうか。

 今回(俊友会)はじめてというモーツファルト/交響曲第35番ニ長調「ハフナー」はよかった。クラシック音痴の私にも少しモーツファルト音楽がわかってきたように思わせるからだ。構成や旋律が、シンプルでバランスがいいから入りやすいのかもしれない。最後に演奏されたチャイコスキーの「ロメオとジュリエット」のドタバタした悲恋物語だか幻想曲だかわからないもの(音楽/曲)とは大違いだなどと言ったら、音痴は黙れと叱られるかもしれない。

 もっとも、この日最初に演奏されたプロコフィエフ/バレイ音楽「シンデレラ」は新鮮だった。自分がはじめて接した風景画みたいな音楽だったかもしれないが、一曲一曲が舞台にあわせてか短いので感覚が少々めまぐるしかった。少しアタマの体操になったかもしれない。

 こんな週末も、ふだん忙しい振りばかりしている私にはいい栄養なのかもしれない。ありがとうございました(2007.11.17)。
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