ようこそ「新しい天体」へ!

新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである。食物とは限らない今夜の御馳走には、さてどんな輝きが?

ホクレア号

2007-06-19 19:35:08 | モブログ
昼過ぎに突然、焼津の商工会議所から電話が入り、ホクレア号クルーが焼津を

訪問して、出迎え予定だった八丁櫓にぜひ乗船体験したいので漕ぎ手を何名か

お願いできないかと・・・いつもながらこの手の話は間際に無理は承知で連絡

が入る・・まぁ早く言えばお前どうにかしろ!ってなもんで、人集めしなきゃ

八丁櫓は動かず、せっかくの訪問に水を差すし恥もかくと痛いところを衝いて

来る。仲間に連絡を取ったところ、男女合わせて7~8名から協力の一報が入

った。皆仕事を途中で抜け出して、焼津の心意気を見せてくれたのはありがた

かった。さて、ホクレアクルーは昼飯に時間がかかったのか、もともと風任せ

潮任せの旅をする者、約束の時間に30分も遅刻で現れた。男も女もデェデッ

カイ・・・さすが太平洋を何千kmも旅する人達だ。そのデカさを紹介しようと

彼らの後ろに自分が立ち、写真を撮ってもらったのだが・・・・遠近法のせい

か自分のほうが大きく写ってしまったのだ・・・・しまった、これじゃ自分が

いかに大男かを表してるかのようだ・・・・・・・彼らの航海の目的はここで

は書ききれないのでネットで検索して確認してほしいが、「アロハスピリット」

友愛精神で訪れた彼らは、海・船を敬愛してることが言葉は通じなくても目に

見えてわかって、東洋独特の櫓漕ぎにも素早く対応し、これまた焼津の八丁櫓

漕ぎの独特の掛け声「えんやぁ~そおーれ!・・・」を全員が大きな声で掛け

合い、力の限り漕いでいたのには感激を通り越し、彼らのメッセージである、

「One Ocean,One People」(海は一つであり、また人類も一つ)を思い起こさ

れたのだった・・・・・下船間際、八丁櫓の舳先黒ミヨシにさり気なくレイが

かけられてたのに気付き・・・・感激で涙がこぼれそうになった・・・・・・

伝統を大切にし、感謝し、海に関わる仲間を気遣い思う気持ち・・・これって

本来の人間のあるべき姿だと痛感されたのだった・・・・古今利益中心の漁業

となってしまった焼津、忘れてしまった日本人・・・・思い起こさせてくれた

ホクレア号とクルー・・・・
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2 コメント

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美談に吹いちゃった? (やしの実)
2007-06-21 10:11:39
このブログの一番先に目にしたのはなにかトド風のとうてい、八丁櫓を漕ぐ人には見えないお方の写真だった。 海を愛するモノ同士の友好!ぶり、仕事を放っぽりだしてホクレアクルーとの 「えんやぁ~そおーれ! 」 のかけ合いは そりゃぁもう感激ものだったでしょうや  実にいい話でござんした。
が ヒトツ・・・ この遠来のクルーの人達がデッカイ!というのを紹介する為の写真、これ 遠近法うんぬんなんて言ってるけど わたし 思わず吹き出しちゃいましたよー 誰の目にもクルーの人達はふつうサイズに見え、馬虎さんのでっかちゃん! ぶりが
やーずの伝統を誇示する八丁櫓の印象として残っちゃったワケで・・・モデルの選定ミスに尽きる??
ワケで・・・ あんまり 笑わせないで下され
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RE: (ma-ma-fu-fu)
2007-06-21 20:18:46
確かに私はデカイ・・・・がホクレアクルーはもっと

デカかかった・・・・これ本当の話

混じっても違和感なかったみたいだが・・・・
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