まぁ少しうがった言い方かも知れませんが、最近そんな感じしています。
コロナ禍以来ほとんど風邪らしい風邪もひかず、ほぼ毎日健康な状態が続いていました。
もちろん手洗いやうがいと云った予防対策が徹底したと云うかさせられたせいもあるのは間違いないと思いますがね。
で、先月後半から東京での自分の八段審査や県内の審査会などと連続で移動やら行事が続き、さすがに２３日の審査会の後の合同稽古会は止めにしました。身体が「そうしろ」と言ってました。
数人の剣友からは「あれっ、もう帰るの？」みたいな「こんな時に先生が稽古しないなんて・・・」みたいなことを言われてそれこそ後ろ髪を引かれる思いで渋々会場を後にしてきました。
と云うのは「身体の調子」がいまいちどこか本当でない感じがしたからです。
以前なら少々のことは無視して身体酷使していましたが、何だか最近は「ちょっと休んだ方がよいぞ・・」とか云う声がどこからか聞こえるんですよね。
案の上と云うかその後思った通りジワリと調子が悪くなって、大した症状もないのに鼻水や空咳が出て全体にぼやぁーとした感じで不快な日々が続きました。
おまけに左目が急に痛み出し、まるで霞が掛かったように見えなくて更に酷い充血で、市販の目薬もあまり効果ないので久し振りに眼科を受診したら「この症状で2年前にも来院されてますね」と言われ、今回はその時より症状が酷く、先生に原因は何ですかねとたずねたら、一言「疲れですね」と云うことでした。
家内は、今回は僕の様子にかなり神経質で、なぜかと云うとその次の日曜日に娘の結婚相手の母上との顔合わせ食事会が控えていたせいです。
結構うるさく言われ、しょうがないので十数年振りか数十年ぶりか・・いずれにせよ随分久し振りに食事会の前日は酒を飲みませんでした(>_<)これは僕にとってはとても重大な出来事です。
お陰様でというか無事に顔合わせ食事会（うさを晴らすように飲みました・・といっても大して飲んでませんけどね）も終わりやれやれという感じで、幾分ほっとした気分でいます。
そうこうしながらも１０日程でほぼ元に戻りました。
ただこれもその合図のひとつなのでしょうが、食欲もありしっかり食べてるのに体重が増えないし逆に減るのですよね。去年の真夏にコロナらしきものになり、その時もそうでしたが大体２kg前後落ちました・・普段７２～４ｋｇで一喜一憂してるレベルですから・・まぁ大したことないか(>_<)
僕の身体は頭が良い・・今回、何だか漠然とそう思いましたね。
この位の症状で身体の不調を知らせてくれるんですもの、それも10日程で元に戻れて、こんな嬉しいことはないですよね。
もし「頭の悪い身体」なら何も知れせてもくれないし合図もないでしょうからね。更に悪化させたり重篤化したりね。と云うことでまじ感謝しています。
酒も素直に飲まずに済むし、自分なりに中毒(^^;ではないことも分かったし・・。
と云うことで「身体の賢さ」と云うことの大切さを痛感したここ数日でした。
