Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

ホタル飛んでます。

2017-05-26 08:54:25 | 京都のこと

  昨夜は武徳伝の夜間稽古に出向き、しっかりと汗をかいてきました。

帰宅後はシャワーですっきりとした後で近くの屋台にお邪魔しましたが、なんと珍しいことに20人程は座れる店?内ガラガラ状態で驚きました。今まで何度も満席で追い返された程でこんな日もあるんだと店を切り盛りするこの日はまったく手持ち無沙汰の兄弟の二人とも話しました。(親父は車で寝ていた・・)

  この屋台、幻中の幻と云ってもよく、天気の不穏な日はやってませんしもちろん雨の日はありません。

店の名前も定かではなく僕などはただ「屋台」と言うだけで、中には別の焼き鳥の名前みたいな呼び名を使う人もいますが、それも勝手に付けたようでよく判りません・・・。

トイレは罰当たりな吉田神社の鳥居の横辺りで立ちションかもしくは近くのローソン(いい迷惑・・)。

夕方すぎて6時か7時頃から準備が始まり開店するのは大体8時位ですね。吉田山の麓、今出川通り沿いにあります。

これだけの希少価値の屋台ですが、僕の知る限りどんなグルメ雑誌にも載ったことありませんね。

ある雑誌などこの屋台の出没する場所だけを大きく表の写真で紹介してましたけど・・・。

その事言っても店の張本人達の親子三人は誰も知りませんし、まるで「知ったことじゃない」みたいな感じで、まぁ今時珍しいというか自然体というかオモロイ店なんですよね。

何を食べても美味しいし、その屋台メニューもおでんから焼きもの、煮込み、各種うどんまでと、かなり豊富で、僕はここではこの店自慢のマッコリを飲みます。

これがまた料理に合うんですね(^o^)

  で、その後、帰宅途中に橋から疎水を覗いたらですね、その晩もいるんですよねホタル・・・昨晩もいましたから。

ホタルは「飛んでいる」と言うより「舞っている」と云った方が似合いますね、やはり。

  この当たりの疎水周辺を管理というか見守っている、勿論ボランティアでですが、その方と出会い、聞くところによると4、5日前から舞いだしたらしいです。

今年はかなり例年より早いようですね。

まだ乱舞とまではいきませんが、結構な数が確認できましたよ。ちらほらとホタル狩りの人も見えだしました。

ホタルは本当にロマンチックですね。

ただその方曰く、このホタルを一生懸命親子で本当に狩っているというか採集している奴らが居るらしいです。

何処にでも風情の欠片もないバカは居るもんですね。

そこの子供一体どんな大人になるのか、頭がぼやけてきますわ、まったくしょうがねぇなぁ(>_<)

  とまぁ、そんなこと思いながら、この辺はやっぱりとても良い所なんだと、今更ながらに感じいってしまいます。

春は疎水沿い一杯の桜、初夏は溢れるばかりの新緑と梅雨時のこのホタル、夏は・・うーーんまばゆいばかりの疎水の流れとでも言っておきましょうか、そして秋は勿論色づく周辺の木々の紅葉ですね、そして冬はと云うと、まぁ雪化粧した大文字の眺めとでもしておきましょう。

とにかくなんとでも云えます。そんな贅沢な所ですよ。

尾鷲の茶地岡も素晴らしき我が故郷ですが、その両方を満喫できる幸せに感謝ですね。

僕の場合、この豊かさはお金に表されるものとはまったく異なりますが、これがいいんですよ、やっぱりね。

人の幸せってね。

  実はこのブログ、昨夜書いていたんですが、アクシデントで500字程も書いていたのに消してしまいました(>_<)

がっくりでしたが、記憶を呼び戻す作業でまた新たに語彙を見つけたりして、結果良しですね。

※復元機能ついているのですが、とうとうできませんでした。判る方教えて。

 

 

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京都にて。

2017-05-25 11:10:24 | 京都のこと

  さしたる用ももないのですが昨日からこっちに来ています。

まぁ僕的には「時々取らねばならぬ精神衛生上の処置」として捉えています。

家内を少しの間だけ僕(と、コク・・)から解放してあげる、と言う意味もありますけどね。

とにかく彼女はワンコ三匹と僕と計4匹・・?の面倒は結構大変ですからね。

 僕は家では何もしない、と云うことでは決してありません。

もちろんワンコの散歩や世話もしますし、朝食は大体自分でやりますし、台所の片付けなども時々します。その他諸々共に協力してやってはいるつもりですが、やはり食事のことですかね。

気の毒というか結構大変だろうなぁと思うのは・・。

仕事をせっせとしながらですからね。

僕はつい食いしん坊的な所があって、お昼食べながら夕飯のメニューのことをあれこれを言ったりするものですから、時々叱られます。

そんなことも含め、ただ、こういった漠然と「少し離れる・・」ということ、これは仕事をする上でも時に重要なことであると思っています。

  今日は榎本さんから借りた「昭和史(半藤一利著)」を読み終えました。

実に暗澹たる気分にさせられる一方、あまりに何にも知らなかったというか、ほとんど学校では習っていないことばかりで、如何にこの昭和史というものが国民にひた隠しにされてきたか、と云うことがよく判りましたね。

中国や韓国の言い分、チョット待てよと云いたいこともありますが、逆にこんな歴史を再認識させられると「うーん、それもさもあらん」かもなぁ、と少し新たな視点が増えましたね。

やはり昭和の時代、戦争に突き進む頃から戦時中そしてあの悲惨極まりない終戦。この間やはり日本は狂っていたとしか言いようがありませんね。

この当たりの歴史事実はしっかりと認識しなくちゃ、やっぱ今の時代は語れないかもなぁ、などとつくずく考えさせられました。

そんな一冊でした。

  昨夜は裏寺町の居酒屋でたまたまご近所の喫茶店でよく会うスナックのママさんご夫妻と偶然出会い同席しました(京都は狭いんです、ホント・・)

ご主人は祗園生まれの祗園育ちという生粋の京都人ですが、元全共闘で、京大辺りで相当暴れていたみたいで「僕、極右ですから」という半分・・?冗談の僕の思想的突っ込みに極めて敏感に反応してくれて議論に花が咲いちゃいましたね。

中で「彼らとはセクトが違うから・・」と云う、このセクトという言葉・・この表現面白かったですね。いかにもみたいでしょ。

まぁ彼らのセクトの思想・・大体は理解できたし納得もしましたが、哲学者の吉本隆明は原発推進派だ、という話には若干抵抗があって僕もそこは反論しておきました。まぁ、そんな楽しいこともありましたが、この本を読んでいると戦後しばらくしてのこの人みたいな左翼の台頭も、そういう背景からきているのかもなぁ、などと思考が広がりを見せ一種余裕を持って捉えられるんですね。

 と云うことで、忙しい束の間の精神の洗濯みたいな時間を過ごしています。

さてと今夜は少しばかりの緊張感を携えながら武徳殿の夜間稽古に行ってきます。

 

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ワンコ脱走騒動。

2017-05-17 09:15:17 | 紀州犬

  やっちゃいました。僕の油断ですねこれは。

昨日の早朝6時頃のことです。早起きのコクの自転車曳きを終え、帰宅後はそのままいつものように空き地に離してやるのですが、那智がどうも自分も連れ出して欲しいような素振りなので、そのまま二回目の散歩に出ようとリードを付け、柵を開けようとしたら知らぬ間にコナがそっと後ろについて来ていたようで、あれっと思う間にするすると開けた隙間を抜け出て、慌てた僕がコナを呼び戻そうとしていたその時、今度は今帰ったばかりのコクがこれもあっという間に開けたままの扉から飛び出てしまいました。

  大きなのが二匹揃って全力疾走で走り去って行きました。これには慌てました。

すぐにリードを二本持って自転車で後を追いましたが、もう既に視界から消えていて、どっちに行ったのかも判りません。

自転車で近辺を駆け回りました。会う人ごとに事情を言って聞き込み消息を訊ね、特に犬連れの散歩の人には、どうか知らん振りして無視してくれるよう頼み、また右往左往走り廻りました。

汗びっしょり、足ガクガクになるまで駆け巡りましたが、ようとして消息が掴めません。

そうこうしているうちにそろそろ人が出だし、ゴミを出す人や散歩の人などどんどんまわりが賑やかになってきます。

車の行き来も多くなってきます。撥ねられたりしないか、これが一番の心配です。

  ただいつもの散歩コースの途中は子供が特に多い地域だし、性格的に滅多なことはしないワンコ達ではありますが、走ったり騒がれたりしたら困るし、いよいよ「こりゃ大変だ」と焦りながら、ようやく三度目くらいに同じ場所に来たとき、向こうからコナが歩いてきました。

  僕が呼ぶと素直に寄ってきてリードを着けさせましたね。やっぱ性格いいですわ。

この子はあまりというかまったく人懐っこくはないのでかえって安心で、多分昔よくいた野良犬みたいな感じで極力人は避けるはずなのはわかっていましたが、とにかくやれやれでした。

  これでやっと一匹ゲットしてコクも近くにいるだろうとあたりを見渡しましたがまったく影も形もありません。

コナはともかく、コクは雄で力も強いし、対抗心も半端ないですから、もし他の犬が吠えかかってきたりネコを見つけたりしたらちょっとヤバイかも・・だし、車も心配です。とにかく気が気ではありません。

  もう体力的に自転車で走り廻るのは限界なのですぐに車に切り替えてまたあっちこっち、すぐに降りられるようシートベルトもせず走り廻りました。

家内は僕の失策に不機嫌というより大変な心配顔で、こっちも気になるし・・・。

そして探し回ること約一時間、もう7時を過ぎています。子供達の通学時間になってきました。

先に言った子供が多い地域に再度出向いたら、なんとコナとほとんど同じ場所をトコトコト歩いてくるコクを発見しました。

まわりにはゴミ袋を持った女性や3,4人の小学生の姿がありましたが、コクはその横をそしらぬ顔して通り過ぎこっちにやって来ました。まるで何事も無かったかのような顔で・・・。

そして促されるままにそくさくと車に乗り込んでちょこんと助手席に座っています。

まぁ、ほっとした瞬間でしたね。疲れがどっときました。

こんなことは決してあってはダメなのですが、逆にこの子達の性格のようなものが確認できた機会でもありましたね。

何せ一部では悪名の紀州犬ですから・・・(>_<)

とにかく疲れました、参りましたでしたね。

  後日談というかその日の夕方の話ですが、いつもの魚屋でその話をしていたら従業員の若者マサキ君が「そういえば今朝、黒い大きい犬が家に来てましたよ」と言うではないですか、僕も「えっ」てなもんで、それうちの子やし。彼曰く「オカダさんちの犬は顔が黒くてほか白い犬ですよね」って、僕・・「黒いのもいるんや!」

で、すぐにスマホのコクの写真見せたら「間違いありません。こいつです」ですって。

マサキ「家のワンコと遊んでましたよ」僕「大丈夫やったか?ガゥガゥしてなかったかい」マサキ「全然です、僕が近づいて行ったら全力疾走で逃げて行きましたよ。大通りの方へ・・」

よかったです。悪さはしてないようでした。

ただ、まさかの全然別の場所に出没していたようです。

  とまぁ、そんなこと「大事件・・」ありました。

今日は早速、前から気になっていて今回機能しなかった通路入り口の予備の扉(下側の隙間が大きくてそこをくぐって出てしまった)とフェンスの隙間を狭くする(コナと那智は頭が出る。コクは出せないですが・・・)改修の為に業者に来てもらいました。

予備扉は本来は訪問者がそこで一旦向こうの様子を伺うための扉で、簡単に取り付けていたのですが、やっぱりちゃんとしておきます。

  何はともあれ「よかったよかった」の幕切れでした。

 

 

 

 

 

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つわものどもが夢の後。

2017-05-06 09:03:16 | 剣道のこと

 なーんて、カッコイイ題ですが、大会の後片付けに余念がない関係者の姿を見るにつけ、そんな芭蕉の句の一部が脳裏をよぎります。

要するに1日から始まった京都大会も5日で終わりました。

実際には6段、7段の審査を含めると4月29日からで、まだ今日も剣道最高位範士の審査が会議形式で行われているはずです。

  4日にあった立合は残念ながら負けてしまいました。

僕の京都大会の連勝記録も6で止まりました。

最後の「勝負あり」の審判の宣告を聞いた時「あ、俺負けたんだ・・」と何となく実感しましたね。

もうずっと、引き分けはあったものの負けてはいませんでした。この大会で負けた記憶ってほとんど無いのですよね。この30年ほどの間、確か三度はあります。それはよく覚えていますが・・・。

まぁ、そんなことで久々に目を覚まさせてもらいましたよ。

友人がビデオを撮ってくれていたので内容を確認できましたが、初太刀の小手ですね。ちょっと不用意に行っちゃいましたね。

まぁ、これも性格ですから仕方ないですわ。たった1分半もない位の間、引き分けようと思ったら簡単ですが、そこは勝負を仕掛けなければ意味ないですからね。

試合の後は、相手のU君しきりに僕の手を握って謝っていました。

その心、なかなか一般人には理解しづらいでしょうが僕にはよく判りました。要するにもう少し潔く前に出て打ち合えば良かったかなぁという心の裏返しなんですよ、これは。

しかし、いくら演武と言っても勝負は勝負ですから今回ははっきり僕の負けです。ハイ!参りましたですね。

  何はともあれ今年も終わりました。日本中というより世界中から剣道家が集ったという感があります。

今まさに世の移り変わりを感ぜずにはいられません。

昨日も最後まで見納めてきました。

それぞれの方がそれぞれの思い、悔しさや惨めさ、または晴々としたそういった気分を胸に別れていく姿、これはいつ見ても良いもんです。

そのことが表題の意味というかそのものなんですよね。

多くの方から八段審査のこと励まされました。これは自信につながります。

  と云う訳で剣道、必ずやり遂げようと新たに心した次第です。

 

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永観堂の新緑2

2017-05-02 09:18:17 | 京都のこと

                      

せっかくですから写真這っておきますね。     門前。

                  多宝塔よりの眺め。

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