Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

それにしてもおとなしい国民だなぁ。

2021-05-25 09:23:50 | 随想・・・。

  高橋洋一氏が辞職に追い込まれましたが、彼は元々無報酬の内閣官房参与という立場の方で、僕はYouTubeの「高橋洋一チャンネル」のファンです。

彼の言ってることは表に出てくるマスゴミ(彼の表現です・・・)とはかなり一線を画していて、我々に様々な角度から更に掘り下げた情報を提供してくれています。ですので僕的にはかなり評価している訳です。

  やっぱり諸々の政治的事象について深くかかわってきた立場の方あるということで、事の経緯や顛末をよく知ってるし、詳しい。何より的確な数値で説明できるのが強みですね(バカなマスコミは彼のこの数学脳がどうのこうのと揶揄していますが・・)現在のコロナにまつわる諸々のデータやその調査、状況判断も的確であると思っています。

  マスコミがそらっとばかりにやれ「さざ波」がどうのとか、やれ「屁みたい」がどうだとかと、すぐに言葉の揚げ足取って大騒ぎですからね、まったく困ったもんです。

  彼曰く、今のマスコミはちょっとのことでもその騒ぎの対象を見つけると、ここぞとばかりに「てへんだ、てへんだ!」と大騒ぎばかりして何も物事の本質を追及するというような姿勢がなくて、だからマスゴミだと切り捨てていますが、僕もこれには賛同ですね。え

ただ今回は、この「てえへんだ!」の大騒ぎの対象にされちゃいましたね((笑)

  彼にとっては別にどうってことはないのでしょうが、僕的には簡単に「反省しています」なんて言って欲しくはなかったですけどね。まぁこの報道そのものも本当かどうか疑問ですけど・・・。

  で、緊急事態宣言、どこもかしこも何の規制にもなっていないような人出の多さです。

そもそも馬鹿げた休業要請で、時短要請はともかく酒類の提供を止めよなんて一体どんな意味があるのか、またその効果は具体的にどれほどのものなのか、やってることがさっぱり意味解りません。

  人流を抑止するなどと云いながら、何だかんだあっちこっちでスポーツの試合や文化事業など人の集まるイベントなど普通にやってるし、またそれら公共の施設とて普通にオープンしてるし、何これ!みたいな感じがどうしても否めませんね。

すべてが飲食やそれに関わる職業にしわ寄せがきているとしか思えません。

だったら政府の得意な「安心、安全」の感染対策が充分にできていれば「だったらそれでいいじゃねぇかよ!」みたいにね思っちゃうのです(>_<)

  規制の基準がまったくでたらめで、ええ加減なのがよくわかります。

とにかかく矛盾だらけで統一性、整合性がまったくない。

例えば、電車の本数を減らすだなんてこと、運行会社は経費削減できるだろうけど「それって逆効果だろうが!増やすんだよ!増やす」なんて子供でも分かりますやん。

  表題のおとなしい国民性のことですが、この状況で規制に反発するデモのデの字も出てきませんね、特に飲食関係者やそれに直接関わる関連職業の方々などからも・・・今や怒り心頭でしょうね。

  それとは別に個人で休業せざるを得ない状況にに置かれている方、それはそれで大変でしょうが中途半端な給付金でいつまでもウハウハなんてこと続きませんよきっと・・・本業おろそかになったらおよそろくな事はないですから。

皆、相当焦ってると思うのですがね。

  それでもワクチン、ワクチンと大騒動はするものの、その前にこんな規制の無駄に声を上げる団体も個人もいないのですから・・やろう思えばSNSを駆使して何でもやれるはずなんだけどなぁ。だからやっぱりおとなしい国民性なんだとつくづく思うのです。

  お店の閉鎖や倒産、勤め人は勤め人で自宅自粛でやり切れず、失業者の自殺者まで多くなってきてる、こんな現状でもおバカ政府の言いなりで下を向いてぶつぶつ言いながらも我慢を強いられている。

  欧米では考えられないことで、物事に対しはっきりと自己主張したりそれを行動に移したりする力がないのですね。

何度も言いますが「右向け、右」と云われたたらほとんどの人がそうしてしまうような、近代培われたとはいえ、危うい国民性ですねこれは・・・。

  ある情報ですが今後、給付金補償してくれるかどうかわかりませんよ。政府は補正予算組んでないようですし・・。

当てになりませんよ、とにかくオリンピック最優先なんですから・・。

  あーあ、僕は酒飲みだから言う訳じゃないけど、酒類提供禁止などと云う禁酒法みたいな規制、社会に大きなしわ寄せが来るのは必至、もう来てるか・・。

個人的には、大好きな京都もおちおち行けやしないし、もちろん飲み食いの楽しみもないし・・とイライラが募るばかりです。何だか人生2年程損したみたいな心境です。

  ※参考資料として是非一度目を通してみてください。

◎小浜逸郎「言葉の戦い」ブログ

◎高橋洋一チャンネル YouTube

    

 

 

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今度はワクチン騒動かぁ。

2021-05-20 15:32:51 | 随想・・・。

  いやいや、ワクチン大変なことになっていますね。

この尾鷲みたいな小さな町でもその予約に夜中の2時から並んでる人がいるというのですから・・・明るくなる前から行列ができてたというのですからね、昼間など予約会場周辺は何だか小パニック状態ですもの。

  マスクが無くなると聞けば買いだめし、ついでに日用品も品薄になると聞けばこれも買い占め、いやはや大衆心理と云うのはこれだからかなわんのですよね、まぁ個人的な考えの僕としては・・。

ほとんどの民衆は「右向け右、左向け左」という号令に整然と従うのですよね、何の疑いも持たず様子すらもうかがおうとせずにね。

  で、ワクチンを巡る様々な話がネット上ではこれでもかと云わんばかりに錯綜し、何が一体真実なのかも判ったもんじゃないし、おまけにまったく根拠に乏しい陰謀論(かなり明確な根拠のあるものもあるので一概には言えないですがね)までもが跋扈するしと、とにかくある意味混乱状態です。

  最近はYouTubeで情報を取得することが増えていますが、このGoogleの提供するサービスまでも何らかの意図を持った企みのようなものも僅かながらも垣間見えてきて、一体我々は何を基準に信じたら良いのやらでまったく困ったもんです。

  ただ僕的にはワクチンについてはこれだけはやめてくれ!と云うことがあります。

接種証明の有無により行動の選択を迫られる、この事です。

河野大臣が最近大変おバカなことを言い出したので少々青ざめましたが、要するにマイナンバーカードと抱き合わせでそれを「葵の御紋」みたいに見せることで一つのパスポート化する、というようなまったく自由という権利の侵害以外の何物でも無いことが実際起きてしまうかも知れないという怖さですね。

もしそのようなことになればこの国は一党独裁国家の管理、監視社会の某国と同じですよ。まぁそこまで馬鹿じゃないとは思いますけどね・・・楽観論?

何はともあれそれだけはやめてくれと切に願うばかりです。

  先日ある知り合いに会ったらコロナの話からワクチンの話になり「俺は打たんよ」と言ったら血相変えて「オカダさん、絶対打たなあかんで、滅茶滅茶効くんやでホント」医療関係者からの情報で確かだということを熱弁していましたが、効くも効かんもまだ判るような状況ではないし、なぜそんなに断言できるのか不思議でしたね。

このワクチンを巡っては先にも言ったようにネット上では賛否両論が渦巻いていますが、まぁほとんどが打つべしの感じですけどね、ただ医療や介護の現場の人達は自由な選択はできそうにありませんよね。回りの状況と雰囲気からして相当強い意志を持ってないと「私は打ちません」は言えないですよね。こういう処に目に見えない全体主義的な側面がチラつくのですよね。

こんな現実を目の当たりにすると、やっぱり我々の社会は、特に小さな共同体の中などではどうしようもなく不自由を強いられるてしまう、という構造的にやっぱ未熟なんだとつくづく感じるのです。

  とまぁこんな事考えていますが、ワクチンねぇ、僕個人的には身体は自然のままに任せ余計なものは入れたくないと漠然と思っています。

コロナとてその内に終息するのは分かっていますから、別にそれからでもそれがインフルのワクチンみたいになってからでもまた考えればよいかなぁと思っています。

  色々な情報に惑わされているのではなく、元々そんな考えの至極用心深い一面を持ち合わせているのでね、僕は・・・。

と云うことで世間は大騒動でも、どこかやる事なす事がちぐはぐで、何となく矛盾ばかりが目立つ、そんな気がしています。誰のせいなのかなぁ。

終わります。

 

 

  

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地に落ちた美意識や行儀。

2021-05-11 08:20:03 | 随想・・・。

 このコロナ禍で露呈したものは多くあります

自粛狂いで、監視し合ったり対象者を非難中傷してみたりと云うような大衆心理や行動もそうですが、今一番気になり嫌な思いがするのは、政府の間違った(確信している・・)飲酒制限による路上飲みの横行ですね、路上飲みまでは許せますが、何とまぁその後始末のできないこと・・テレビなどであんな散らかし放題の現場を見てると我が日本列島人(敢えてこう括りますが・・)が長年培ってきた普遍的な美意識や行儀、道徳のようなものがまったく地に落ちてしまった感を否めません。例えそれが一握りの人間のすることとしても・・そこはどうしても拡大してしまいますから・・・。

  僕の身近でも多くあります。特に京都に居るときなど、例えばワンコの散歩、フンをへっちゃらで放置していくような輩が必ずいます。きれいに整備された散歩道のベンチで飲み食いし、そのゴミをそのままにしていくどうしようもない神経の持ち主達も多々います。すぐ近くにある大学は日本トップレベルの大学です、そこの学生とおぼしき若者も同じです。

こんな事を普通にしてしまう人間って一体どんな育ち方したのかと暗鬱な気持ちになってしまいます。

  まぁ一言で原因をいうなら「教育が悪い」それですね。 突き詰めればそうなのですよね、やはり・・・。

  まぁそれにしても情けないし腹立たしい、こんな思いの人は大勢いると思いますけどね。例えそれが一部の頭の悪い(構造的に)人間の仕業であるとしてもです。

  だから思うに、我々はそれを「括る枠」を見誤らないようにしないと恥かきますよ。例えば、やれ○○人は行儀が悪いとか、良きも悪しきも、どこどこの学生だからどうとかですね、そういうことよく言う人いますけどね。

だから「日本人はこうだ」とか「日本人だからこうだ」などと決して簡単に決めつけるような表現は使わない言わないように僕は気を付けていますよ。このあまりに抽象的な枠に錯覚しないようにね。

  こんなことは、仮にどの時代にもある「若気の至り(自分も振り返って・・)」ということだと、それをを差っ引いたとしても、何とも忸怩たる思いです。

この非道徳観はその後良い意味で矯正され成熟していくのでしょうか、こういった若者たちにおいても・・そうなってほしいとは思いますがね。

  このことはどうしても一度書いておかなくてはとずっと思っていました。

すべては教育というものにに行き着く話です。これを他愛のない若者によくある現象の一つであると捉え、何となく困り顔で放置してしまいそうですが、ただ一転、こんなのが蔓延し普遍化していくと間違いなく国が、文化が滅ぶという局面にもつながる問題であるということ、この事を国や関係者は意識できているのだろうか、そんな疑念さえ頭をもたげてきます。

やれやれ、サッカーの試合会場でゴミ拾いをする日本のサポーター達の姿もダブってね、僕的には例え照れながらでもこういう行為の感染は広がればそれはそれでいいことだと思うのですが、逆に何だか社会の歪みたいなものを否応なく意識させられてしまう、そんな気分です。

終わります。

 

  

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渓流釣り初参戦。 

2021-05-10 19:19:15 | 随想・・・。

  とか言ってもまぁ管理釣り場ですけどね。

しかしそこはいわゆる源流域でしてね、驚きましたよ、標高は600mを越えるとのことです。

「和佐又山」ご存知でしょうか奈良県は上北山村、大台ケ原の麓的な場所で尾鷲方面からだと伯母峰トンネルのすぐ手前を左に入ります。

というか、すぐそこに管理事務所がありその下が釣り場です。

  ここは若い頃何度もスキーに来ました。ゲレンデにはリフトがないので滑り降りたらスキーを履いたままでまた上まで登ります。だから初心者の練習には持ってこいなのです・・が、正直結構ハードではあります(>_<)

  先に言ったようにここは管理釣り場と云っても完全な源流域で、そこに管理人が自ら経営する養殖場のアメゴを放流してくれてそれを釣る訳です。

その日は通常1Kg位を放流するところを何と4kgも放してくれました。大サービスみたい・・。

僕が電話予約でまったくの素人で一人で来るということを見越してくれたんですかね、ありがたいことです。

  絶対に「坊主」は無いから安心をと言われましたけどね、やっぱり心配でね、何も釣れなかったらどうしようとやきもきしましたが、その心配もすぐに吹っ飛びました。

  ただ管理人さん曰く、ルアーはかなり難しいし魚を警戒させてしまうからまずは「脈釣り」でやったらどうですか、というよりそれが良いとのことで、それもまったく素人の僕ですがまずはそれにチャレンジすることにしました。

  彼はど素人の僕におよそ一時間も付きっきりで色々教えてくれました。

とにかく親切な男で感謝でしたね。

  脈釣りというのは渓流の餌釣りの王道みたいな釣り方らしく、浮きの無い目印と小さい錘だけを付けた簡単な仕掛けで、川の流れに動きを任せるみたいなとにかく繊細な感覚で微妙な魚の動きに反応してそれに合わせて釣り上げるというもので、最初はかなり戸惑いましたが少しっずつ慣れてきて彼の指導の下あれよあれよという間に5匹程釣り上げました。

  その後彼は別の用事で去って行きましたが、ここからが僕の単独、初めての渓流釣りの開始でしたね。何とか四苦八苦(魚が飲み込んでしまった針を道具を使って取る作業やハリスの付け替え、ポイントへの投げ込み等々、一通り全部こなしましたから・・)しながらも結構なサイズのものも含め更に5匹釣りましたよ。

  僕は10匹で竿を収めようと最初から決めていたのでそこで止めましたが、お昼ご飯も忘れてすでに午後1時を過ぎていました。10時前に着いてそれからですからそこそこ夢中になってたのですね。

合計大小10匹の釣果でした。

いくら放流ものといえども僕にとっては大変な釣果で嬉しかったですね。

ただ、途中で何度かルアーで挑戦しましたが、まったくダメ、オレのルアーに喰いつくようなアメゴはいくら放流ものと云えど「まぁ、いないわ!」と云うことが良くわかりましたね(>_<)

  帰ってきた管理人さんが「ルアーどうでしたか?」と聞くのでこうこうしかじかでと話したら「魚が活性している時だと反応しますがね・・今日の場合はちょっと難しいかも・・」と慰めてくれましたが、何とも情けない話でど素人丸出しでしたね。

  尾鷲から約一時間半、自然観半端ない源流域、もちろん天然もののアメゴも多数生息し、放流した魚もそこに居ついて産卵し天然化するらしく、僕のような初心者には何かにつけ持ってこいの釣り場ですね。

ルアー・・甘く見ていました、ライントラブルはやるし、とにかく難しいというのがよくわかりましたね。

今からの修行の楽しみというものです技術と経験いりますわ、こりゃ、当たり前か・・。

と云うことでやっと実地渓流やりました。

釣果、大きいのが20cmチョイくらいかな、写真縦になったちゃってますが!(^^)!

 

 意欲湧いてきましたよ。アメゴの塩焼きは見事に美味しいしね・・。

脈釣りも面白いですね、ルアーと同時にやるのも悪くないと思ってきました。

  で、こうしてすぐに楽な方に目が行ってしまう・・まったく困ったもんです(*^^*)

取り敢えず報告です。

 

 

 

 

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YouTubeは先生だ。

2021-05-03 15:34:03 | 随想・・・。

  ど素人が渓流釣りを始めようとしています。近くに教えを乞うような人もいなくて(近くに仙人みたいなベテランがいることは居ますが、彼は餌釣り専門でルアー釣りはどうかと・・・)と云うことで、とにかくリールも触ったことがない程の・・以前少し触ったかな・・とにかく僕はそのくらいのど素人です。

  一通り大体の道具は揃えましたが、取り扱いがとにかく慣れなくてラインをロッドに通してルアーを付けるまで半日以上あーでもないこーでもないと四苦八苦でした。

  その間ラインの結び方からすべてYouTubeの動画で確認しながら一つ一つこなしていきましたよ。

とにかく参ったのはライントラブルですね、まぁ70m程巻いていますので少々短くなっても大丈夫なのでライン切りきりようやく竿、いやロッドの先端に固定して、後は何度か部屋の中でちょいと放ってみて巻いてを繰り返し、準備は万端かと考えています。

この後も道具や小物選びが楽しみでね、今度は鉈をゲットしようと思っています。

護身用兼、藪払い用兼と、まぁそれを持ってるという雰囲気ですなぁ。

  護身用と云えばその近所の仙人が言っていました。

彼は数十年来、山ではどんな経験もしているとんでも人間ですが、例えば、何々・・谷で釣りをしていたら突然大猪が目前に現れ、こっちを凝視しながら今にも突っ込んできそうな様子で睨み合いになったらしいのですが、その時、咄嗟に腰に差した鉈をすーっと抜いたら急にその猪が戸惑った様子で向こうを向いて逃げ去って行ったというような話。

それと熊の話。釣ったアメゴを生かしておいた沢にそれを取りに戻った際に向こう岸に出てきた大きなクマと遭遇し、とにかくその時のクマの様子の表現がリアルでした。真っ黒でテカテカに輝くど太い前足が恐ろしい程大きくてすごく怖かったらしいのですが、その時もいざという場合に備え腰鉈を抜いて身構えたらやっとこさ向きを変え元の山の中に去って行った・・とか、とにかく具体的な経験談ですから、これはやはり武器という意味も込めて鉈は必需品と考える訳です。

彼曰く、刃物の光りが苦手なんさ多分・・とのことでした。

使いたくないですけどね、そんな風には・・・(>_<)

  話はついでなんですが、数年前その仙人の彼に誘われて夜の山に入り、そこの川でのアメゴ(僕らはアメゴというがアマゴの方が良く使われる)漁をしました。僕がライトの照らし番で彼がウエットスーツを着込んでカナツキ(銛のこと)で岩という岩の下を探りながらアメゴを突いていくのですが、その間約一時間、十数匹獲りましたものね。ホント凄いですから・・・。

最近はもっぱら釣り専門のようですが、とにかくポイントというポイントを知り尽くしていますから確実に獲れる訳です。

ポイントというか大台山系の川という川を知り尽くしていますから・・とにかく。

  で、その間、車の中での彼の経験談・・まさしく民俗学者の柳田国男の「遠野物語」や「山の人生」に出てくるような話ばかりでした。

例えば若い頃、山の作業小屋から一人夜突き(夜中に川に魚突きにいくこと)に出かけ、その帰り真夜中の山中で道に迷いうろうろしていて、その時ふと前を見ると月夜で薄明るい小道の向こうに人家があり、助かったとばかりに近づくとその前で一人の着物姿の女性が髪を梳いている・・・(真夜中に・・それだけで恐ろしいと思うのですが・・・)焦って急いでいた彼は思わずほっとしてその女性に「すみません、家の前を通らせてもらいます・・すいません・・」と声を掛け、その女性がこっちを向いた瞬間・・ギャーっと叫んだらしいです。いわゆる妖怪・・「のっぺらぼう」?

その後はどう帰ったかもわからず、ようやくよく知ったつり橋にたどり着きほうほうの体で作業小屋に着いたと云ことでした。

彼は無論、柳田国男がどうのとか、やれムジナがどうのとかなどまったく知る由もありません。

嘘じゃないと言い張ります。

俺は次の日、場所の大体の目星が付いたんでその家を探しに行ったんさ・・何も無いとこやった・・・ (怖っ)

とまぁ、そんな話とか、他にも一杯してくれましたよ、滝の上の火の玉の乱舞とか山奥で聞こえた不思議な音、声・・?の話とかね。

  まぁ、すっかり話がそれちゃいましたが、とにかく僕の渓流釣りの実地入門はいいよ近づいて来まして、その先生がまさしくYouTubeで、これがすべて教えてくれるという誠に便利な時代となりました、と云ことです。

  いずれ仙人にも案内してもらわなくちゃ。因みにこの仙人、僕の一つ上の幼馴染です。

会うたびに釣ったアメゴやアユの写真見せられます・・僕は「あんたら兄弟は獲りすぎやで、そやからアメゴが減るんじゃい」と苦情をいう程獲るんですよ。意に介してませんがね。例えばこの前、弟は4日で何々谷で200匹釣ったとか・・それアカンやろ!とまぁこんな調子ですわ(>_<) ※僕は心底そんな事したらダメだと思っていますよ。

YouTubeと関係ないか!(^^)!

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