ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

支援を受けなかった我が家の対応と考え方 2

2012-10-05 09:34:22 | 不登校だった娘
「何で何も言わないの? 何か言ってよ 教えてよ」等と言われた時は
お母さんにもよくわからないわ とか う~ん あやはどう思うの? とか 
提案しまくってた私には辛い作業でした。
 
指示してはいけない、命令してはいけない、提案してはいけない 
そのことが頭にあると、固まってしまいます
つい、つっけんどんになってしまい、先の「何で何も言わないの?」になる
決して上手ではなかったと思います
 
娘はそれまであまり荒れることのない子でしたが、それも私が常に娘が気分良く過ごせるように環境を整えていたからかもしれません
何か不足してるものがあれば買っておく、先の予定に合わせてスケジュールの調整をするなど、マネージャーのような存在でした
そんな不足のない生活をしてれば学校という大勢のいろんな個性の集まりの中で戸惑うのも無理はないでしょう
 
子どもが荒れた時、それまでは時にはなだめ、時には説教、
とにかくその場を落ち着かせたいために親の権威をかざし、上から目線で言い聞かせたり、ご機嫌とりをしたり、一貫性のない親でした
それらがいけないとわかっても、じゃあどうしたらいいのか悩みます
 
何か言おうとするから悩むんでしょうね
子どもを変えようとするから悩むんでしょうね
 
何も言わないのではない、子どもを素直にする言葉がある、と本には書いてありましたがそれを自分で見つけるのは大変でしたし、まさに試行錯誤、手探りでした。
 
言って聞かせるのでなく、子どもの話を聴くことのほうが大事です
 
失敗から学ぶと言いますが、どれほど失敗すればいいのかという毎日でした。
一言言うたびに
今のはOK? 駄目だった?と自問自答
 
支援を受けないとなると、子どもの気持ち本心を引き出す先生がいないわけだから、そこを親がやるのは大変 です
おそらく、支援を受けてる家庭に比べたら私の対応は甘かったかもしれない。
母親の法律を全て守ったかといえば、そうではなかった
 
学校に行かなくてお母さんは悲しいという気持ちはあったけど、ずっと悲しい顔ばかりはしていられません
お母さんを悲しませている私は悪い子、という意識が娘の中に多少はあったように思えます
自己肯定感をこれ以上下げてはいけない
余計なことは言わないようにするけど、会話は減らさない
幸い娘はお喋りな子なので、それまで適当に聞き流してたことも一生懸命に聴くようにしました
それも娘に合わせた対応だったかなと思います。
 
困った時に指示を出してくれる人はいないけど、客観的に自分を見るようにするとわかるかもしれません
その為には会話などを書き留めるという作業は役にたつと思います
書いたものを冷静に後で読むと自分でも間違いに気づきます
 
感情で怒ったり否定するのでなく、わがままに対しては毅然と した態度で、受け入れられない要求には出来ないと言う
すぐに結果がでるものではないです、根競べのようですが
その後の子どもの行動などで、良かったのか悪かったのかがわかる
答は子どもが教えてくれるんですね
 
 
失敗することがいけないことではないんです
目標は失敗しないことではないはず
目標は子どもの自立、そのため親が出来ることは何?
失敗したっていいんだ
気づいてそこから学んでいけばいい
 
続きます

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4 コメント

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Unknown (ラムネ)
2012-10-05 13:53:08
大変勉強になる記事のUP、ありがとうございます。
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ラムネさんへ (ayami)
2012-10-05 21:26:07
ラムネさん、コメントありがとうございます。

なかなか文章を書くことが苦手で、伝えたいことをわかりやすく書くって難しいです。
また続きを頑張ります。
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難しいですよね (ピアニシモ)
2012-10-07 08:57:17
はじめまして。
中一の息子が不登校。何とかしたくて、今までの私を改め様と四月から何度も何度も読み直し参考にさせて頂いております。

実践する事の難しさを痛感しております。

自分のとってる言動があってるのか間違ってるのかさえわからないし、悲しい気持ちでとすると何故か目を合わせられない私がいたり、本当に難しい、とまさに実感しています。

黙るも難しく、支援を受けていないので、では子どもの声を聞く事、性格に関する修正?をどう指南するのか?など。最近、自力での限界を感じてはいました。金銭的な事がクリア出来れば、是非、という気持ちはあるのですが、まだ躊躇が、、、。

支援を受ける受けないに関わらず、親の私がやらなくてはならない事に変わりはないので、日々、勉強ですね。間違っていた私の価値観や対応、全て今見直し中です。

間違った対応してないか、と日々迷いながらやって来た私にとり、今回の記事、とても心強かったです。ありがとうございました。

全てご自分でやって来られたayamiさん尊敬します。

ブログアップありがとうございました。
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ピアニシモさんへ (ayami)
2012-10-09 09:54:48
ピアニシモさん、はじめまして
コメントありがとうございます

黙る、は本当に難しいです
ただ何も言わないのでない、必要なことはやはり言わなければいけない
でも、必要なことって何?
今言いたいことは子どもに必要なの?
今まで言ってきた数々のどれが良くてどれが間違い?
私も迷いました

時には子どもの立場で考えたり、時には上手に子育てしてる人を思い浮かべ、あの人ならどうするだろうと想像したり
日々勉強ですね

うまくいかなくてもめげないでください
迷うことは成長の証です
私は頭であれこれ考えるのが苦手で、とにかくやってみてそれから考えるほうです
ゲームでも、料理でも、説明はいいからやってみましょうってタイプ

本に書いてあることで納得したらやってみる
これは当てはまらないと思ったらスルー
あまり深く考えないで、直感で動く
だから失敗が多いのかな
でも身体で覚えるって大事ですよね
それを文章にするのは難しいですが、少しでも誰かの目に留まり参考になれば幸いです。
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