娘は吹奏楽部ですが、3年生が引退してからどうもやる気がいまいちのようです。
以前は「部活楽しい 先輩もいい人ばっかりだし」なんて言ってたのが
「部活やだよ~ つまんない 先生が怒ってばっかりいる 先生は私たちが嫌いなんだよ 来年は銅賞だよ」
順調にいくわけはないので、そんな時期もあるかと思っていました。
それでも結構その時期は長く、どんどんやる気のなさに拍車がかかってきました。
たまたま合唱コンクールの時に同じ吹奏楽部のお母さんに会って部活の話になりました。
その子もうちと同様、「辞めたいくらい厭だけど、ここまできたら意地でもやめない。でもそのくらい厭」と言ってるそうです。
原因はどうも先生にあるらしいです。
娘は部長なので、昼休みなどに予定を聞きに行くのですが、その日の機嫌で無視されたり怒られたりと、かなりそういう態度が生徒の間でも評判を落としてるようです。
でもその先生、保護者には非常に低姿勢でいつもにこやかで話も面白く、なので娘たちの話がどうもピンとこないのです。
娘は「先生は二重人格だ」とか言ってますが、どうなんだろ?
合唱コンクールの日、部活の先生にもお会い出来たので挨拶しましたら、娘の伴奏を褒めてくださいました。
そのことを娘に言うと「親にはいいこと言うんだよ」とこれまた素直じゃないね~
その数日後、地域の文化祭があり、隣町の中学校と合同で演奏する機会がありました。
その中学は毎年全国に行くほどの実力のある学校です。
なんていうか、みるからに「強そう」です。
姿勢とか、態度に表れますよね。
演奏も素晴らしく、ブラボーって立ち上がりたくなるほど感動的な演奏を見せてもらいました。
全国レベルは違うものです。
これはいい刺激になるかな、なんて思ったら
「k中さ、恐かったよ~ 先生も恐いけど、生徒も恐い。なんか足引っ張らないでよねってオーラが出てて恐かった~ T中で良かったよ。S先生でよかったよ。K中の先生恐い~」
ってそういう感想かい?
でも、その数日後娘が
「なんかさ、最近また部活頑張ろうって思うんだ。先生にももう慣れたっていうか、気にしないよ。怒っててもあ~また怒ってるってなんか笑いそうになるし」
部活も山あり谷あり、だね。
いろいろ不満もあるだろうけど、怒られる、叱られるという経験は大事だと思う。
この経験はこの先きっと役にたつから、そう思って応援する母です。