ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

支援を受けなかった我が家の対応と考え方 3

2012-10-10 13:46:53 | 不登校だった娘
自分がやってきたことを変えるのは難しいことです
でも出来ないのでは、とか考えませんでした
出来るだろうか?ではないのです、他の選択肢はなかった
やるしかなかったというか、子どもが学校へ戻れるなら喜んでやりたいと思いました
わからないから出来ないでなく、とにかくやってみてから考える
どうも私は頭で考えてるより体や感覚で覚えるタイプのようです
 
ただそのことに気づくまでは2ヶ月ほどかかりました
最初の2ヶ月間は泣き暮らしていました
親の心境にも段階があるんでしょうね
 
以前にも何度か書いてると思いますが、私が行動する原動力になったのは
「小学生の不登校はこうしてなおす」という本です
何十回も繰り返し読みました
主人にも読んでもらいました
主人は「この通りにやったら子どもはいじけるんじゃないか」と言いました
半信半疑のようでした
実際そうかもしれません
とんでもないことになったという人もいるでしょう
なので積極的にお勧めはしませんが、
私の場合は合っていましたし
このくらいきつくはっきり言われないと目が覚めなかったでしょう
 
そしてこれも何度も書いたかもしれませんが、私はこの通りにやったのでなく、親としての有り方考え方を学び
自分なりの子どもに合った方法を本を参考にしながら探したのです
相談機関などでよく言われる待ちましょうという言葉
親子で楽しい時間を持ちましょう
不登校だっていいじゃないですか
エネルギーが溜まれば動き出します
そう言われて頑張れる人もいるし、癒されて立ち直れる人もいる
人それぞれ合う合わないはあると思います

親が余計なことを言わなくなってからの子どもの変化ですが
それまでのわがままが少しずつ減ってきました
ただ好きなことは出来るが勉強はしない
たまにやると言うが長続きしない
その時期は親は焦らず、まだ勉強に向かえる状態ではないのだなと気持ちを理解する
楽しそうに見えるが本心はどうなんだろう
勉強は好きなら別ですが、我慢が必要なもの
当時の娘には一番向き合えないものでした
 
不登校になると昼夜逆転やゲーム三昧になる子もいます
罪悪感があるかないか? いけないとは思うけど何も言われないし、ゲームの誘惑に勝てない
ルールがなくても自分を律することが出来る子ならいい
これ以上はまずい、叱られる、我慢しよう、と思える子ならいい
出来ないなら、我慢を覚えなければいけない
日々の生活で我慢する機会を与える必要もあるでしょう
昼夜逆転やゲーム三昧の姿を見るのはやりきれない思いですが
黙ることはほったらかし、無関心とは違います
口で注意する前に、そこにある子どもの感情、気持ちを見つめる
そのためには、自分自身を知ること、自分の感情に向き合い思考のクセを知ることが大切だと思います
 
どうしても行かせよう、性格をなんとかしよう、という思いばかりが先にたち子どもを変える方法ばかり考えがちですが、
まずは自分から、急がば回れです
 
子どもの行動で自分の欲求を満足させようとしない
子どもは子ども、私は私です
 
続きます
 

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