ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

復学の日~継続登校へ

2012-11-06 14:21:25 | 不登校だった娘
2/27
 
喉が痛いと言うが適応教室に行きたいので食欲もないが食べる
 
午後は保健室に行く
 
友達と帰ってきて遊びに行く とても楽しそう
 
明日は音楽の時間に行きたい 友達と約束したから
 
【音楽は班に分かれてそれぞれのパートが決まっていた。
 
音楽が得意な娘は友達に「絶対来て!来てくれないと困る」と言われてその気になっていた
 
先生に連絡したら、音楽の時間を3時間目に移動してくれていた
 
行けるかどうかわからないのに、ありがたい気持ちでいっぱいだった】
 
 
 
2/28
 
起きて音楽の時間に行くと言うので学校に電話
 
ランドセルに教科書を入れる
 
学校まで連れて行く
 
教頭先生に付き添われ教室に行く
 
普通に下校
 
ヤマハに行き、その後友達と遊ぶ
 
楽しかった 明日も行きたいと言う
 
夕方先生が来て 何かわからないことはないかと娘に聞くが、ありませんと応える
 
授業中は3回手を上げ2回答えたとのこと
 
お父さんが帰ってきて自分で報告する
 
算数がわからなくてちょっと辛かった お父さん分数教えてと言う
 
明日はどっちに行こうかなと迷いながら10時に寝る

【ランドセル姿は不登校後初めてだった 学校に行った 途中からでも行った 涙が止まらなかった

2月28日のメモには大きく

   休むことを恐れない
 
   親が不安になれば子どもも不安になる
   
   感謝 気配り 心配り 思いやり
   
   不足不満は言わず感動、感情のある母親になる

と書いてあった】
 
 
 
この日、4ヶ月間の不登校から娘は学校に戻りました
 
保健室に行けた日から一ヶ月、適応指導教室を経て一歩ずつ進んできました
 
でも、次の日から毎日休まず行ったわけではありません
 
次の日は、適応指導教室へ、また次の日は学校へ、とどちらかを選んで行っていました
 
大丈夫かなと思えるまで一年はかかったと思います
 
復学してすぐの頃は、私は娘がどっちに行くかを決めるまで待ち、行くと決めたらそれに従いました
 
どうしようかなと迷った時には背中を押した時もあります
 
まだ具合の悪くなる日もありましたが、そんな時も提案は控え、自分でどうするか決めるまで待つ
 
休んでも、明日はきっと大丈夫と信じて、親の方が先に落ち込まない
 
いろんな場面で娘が出した答に親は「それでいいんだよ、自分で決めたことに自信もっていいんだよ」という気持ちで接していました
 
朝は起こさなかったので、8時半に慌てて起きたこともありました
 
自分で学校に電話して「これから行きます」と言って出たことも
 
学校に行ったら行ったで、支度が遅い、明日の用意をしない、宿題になかなかとりかからない、とイライラすることも有りましたが
 
それは娘の問題、私がイライラすることじゃない
 
私はもう以前のお母さんじゃない
 
娘の継続登校を見守るのは、同時に私の修行でもありました
 
娘を変えるのではない、私がいちいちイライラしないお母さんになるんだ
 
忘れ物に娘より先に気が付くような自分を変えよう、もっと鈍感でおおらかなお母さんになろう
 
子どもの失敗なんて気にしない気にしない
 
困った時はいつでも相談にのるよ、いつも応援してるよ だから大丈夫
 
そんな気持ちを持って頑張りました 
  
学校に戻すよりも登校を継続させることの方が難しかったかもしれません
 
どうしても欲がでるし、また元の自分に戻ってしまいそうになるからです
 
復学がゴールではない、そこからが新たなスタートでした
 
 
2012年、秋 
 
高校生になった娘は相変わらずのんびりやでマイペースですが、
 
不登校だったなんて信じられないくらい娘は大きく成長しました
 
不登校に関する記事を今までもたくさん書いてきましたが、今回で最後にしたいと思います
 
これからは、女子高生の母として娘の成長を見守りつつ、自分の時間も大切に過ごしていこうと思います
 
 
 
 
 
 
 

最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感謝しています、、、。 (りり)
2012-11-06 22:28:27
ayamiさん、今まで本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。

夏休み明けから秋休みまでの娘はたまに学校を休みながらも登校していましたが秋休み前1週間は全くいけませんでした。私はもう不登校になるものだと覚悟していて、それでいい、ゆっくり休んでエネルギーをためるだろう、と考えていました。私が黙る、指示しない、はずっとしていましたが、私の気持ちは不登校でいい、でした。

秋休み直前にいろいろあり、必死に情報を集め、ayamiさんに巡り合うことができました。
それから私のきもちが学校復帰に切り替わり、それから必死で勉強しました。

今学校に行っている娘は明らかに秋休み前よりも生き生きしています。
もちろんいいときばかりではなく、私も修行の気持ちで頑張っています。

今回の記事を読んでつい最近の娘の登校を思い出し、ぽろりとしてしまいました。

細かいことまで本当に参考にさせていただいていました。丁寧なお返事にもいつも助けられていました。
本当にありがとうございました!
返信する
りりさんへ (ayami)
2012-11-07 13:58:32
りりさん、私の方こそありがとうございました
私のつたないブログがりりさんの目に留まり、参考にしていただけたのも何かの縁なんでしょうね

遠い異国の地で私の知らない人がブログを読んでくれてコメントをくれたってこと、私も感激です。
外国でなんてとても暮らせません
心細いこともあるでしょうに、偉いです。

りりさんが一生懸命に勉強して努力されたことは必ず実に成りますよ。
子育てって楽しかったんだって思います。

この先もいろんなことがあると思いますが、大丈夫この子は乗り越えられると信じて、成長を見守っていきましょうね。
本当にありがとう
返信する
Unknown (かのん)
2012-11-08 13:44:58
ayamiさん、ありがとうございました。

とっても勉強になりました。

ここには書かれていない葛藤や、苦しみが多々あったこととおもいます。
記事のひとつひとつを噛みしめながら読ませていただきました。

今も苦しんでいらっしゃる方の道しるべとなっていると思います。
また、これからこのブログにたどり着く方々にとっても…。

お互い、子どもを信じて見守ることのできる母目指して頑張りましょうね
返信する
Unknown (yaya)
2012-11-08 20:15:22
不登校に関する記事を書かれるのが最後ということで、一言お礼を言いたくて、初めてコメントさせていただきます。
朝、起きられない子どものことをなんとか出来ないかと、検索してたどり着いたのが、ayamiさんのブログです。
子どもを病気として認めて、接している方のブログも拝見していましたが、うちは、良くなる気配がなかったので、
ayamiさんの選ばれた方向を私も目指すことにしました。

ブログの記事の「ぶにん先生の本を、、」とコメントを拝見し、「ぶにん先生?」となり、検索。
そのあと、「母親の法則?」で、検索。
メロディさんのブログの「母親の法則」を知りました。
その法則を知るべく、本を購入。
現在にいたります。

それから、いろんな方のブログも拝見するようになりました。
ayamiさんのブログがなかったら、今の私たちは、なかったんだなあと思います。
まだまだ、これからですが、。
毎日、へこんだりしてますが。
とりあえず、方向性は間違っていなかったことだけは、
わかって、なんとか、やっています。
ありがとうございます。
私も、将来、ayamiさんのように、
「不登校だったなんて信じられないくらい」の子どもの親になりたいと思っています。
あと、何年かかるかわかりませんが。
4年くらいたてば、少しは、そう思えるかも?
ちょっと期待☆
返信する
ありがとうございました (ピアニシモ)
2012-11-08 22:51:10
ayamiさん、本当に今までありがとうございました。

突然動けなくなった息子。でも、きっかけがたまたまあっただけで、原因は違うところにあった。
たくさん、それこそ色々な本やネットで調べてもピンと来る物がなかった時、ayamiさんのブログに、母親の法律に出会った私。
すぐにこれだ、と思いました。
ただ、やり方は自己流な為、間違った解釈してたり、表面だけ真似していました。
たくさんの出会いがあって今少しですが、半歩ですが、進み始めました。

そして、最後に、ayamiさんが過去を振り返り、力を振り絞って、連日私たちにメッセージを送って下さった事は、何よりの私たちの励みに、また、力になります。
本当にありがとうございます。

私たち親子が何年か経った時に、笑って、こんな事もあったね、って話せる時が来るのを楽しみにして行きたいと思います。

ayamiさん、本当にありがとうございました。


返信する
かのんさんへ (ayami)
2012-11-09 12:58:53
かのんさん、読んでくれてありがとう

>ここには書かれていない葛藤や、苦しみが多々あったこととおもいます。

そうですね、何か残さないとと思って手帳にメモ書きで書いてたのですが、文字がひどくて自分で書いたのに読めないんですよ
それだけ心が揺れてたんでしょうね
辛かった記憶はあるけど、今は具体的なことが思い出せません。
それでいいのかなとも思います

>お互い、子どもを信じて見守ることのできる母目指して頑張りましょうね

はい! そうですね
なんでも任せるのでなく、言うべきことは伝える、そして見守る
程よい距離感を保っていい関係でいたいなと思います。
返信する
yayaさんへ (ayami)
2012-11-09 13:16:59
yayaさん、コメントありがとうございます

そうでしたか、そのような経緯があったんですね
病名を付けられて、行けないのは病気だからと安心する人もいるのでしょうが、薬を飲んでも良くならないどころか、副作用などでおかしくなる、そんなの病気って言えるんだろうか、
医者にかかれば全て解決すると考えてた私です
これは医者や薬が治すものではないんだと理解し、病気だとも思わないことにしました。
親が変わることで症状は軽くなる、私が治せるのなら喜んで変わる努力をしたいと思いました。

yayaさんも、山あり谷ありだと思いますが、失敗しながら子どもは成長しますから、大丈夫
親もたくさん失敗して、でも後でそれが生きてくるように学んでいけばいいと思います。

>「不登校だったなんて信じられないくらい」の子どもの親になりたいと思っています。

なりますよ!その日を楽しみに頑張りましょうね
返信する
ピアニシモさんへ (ayami)
2012-11-09 13:38:11
ピアニシモさん、コメントありがとうございます

私のブログでピンときてくれたなんて、ご縁でしょうか。嬉しいです

>やり方は自己流な為、間違った解釈してたり、表面だけ真似していました

これは誰もが経験してしまうことなんですよね。
指示提案命令をしないというのは、冷たくするのでなく、と言葉で説明してもなかなか伝わらずとても難しいなと思いました。
それもそのはずです、私自身も同じように失敗してきたんですから。
だからしょうがない、そうやって間違って気がつけばそれでいいんですよね。

>たくさんの出会いがあって今少しですが、半歩ですが、進み始めました。

本当に良かったですね
踏み出した足が戻らないように、念を送りますよ(笑)

>ayamiさんが過去を振り返り、力を振り絞って、連日私たちにメッセージを送って下さった事は、何よりの私たちの励みに、また、力になります

ピアニシモさんは人を思いやれる優しい人です
私も頑張って書いた甲斐がありました、こちらこそありがとう
この先も何が起きるかわかりませんが、ここまで来た道は失敗も多いけど間違ってはなかったと思います。
いつか笑って話せるまで・・・
そうですね、それまで私も頑張ろう!





返信する
お母さんたちへ (不登校経験者)
2016-09-23 04:48:42
私は数年前、不登校で、そのうちの数ヶ月間の記憶がありません。
母曰く、死んだように床に転がっていたそうです。
母はいつも仕事から帰るとき、私が死んでいないか不安だったそうです。
けど、知っていますか?
自殺は悩み具合が軽い時と治りかけの時に多く起こるものです。
深くまで落ちると私みたいに屍のように動かなくなるからです。
自殺しようと考える力も体力ないからです。
あなたのお子さんにはあなたの接し方があっていたのかもしれません。
こうやってブログにすることによってたくさんの人が読みます。
ほとんどは不登校児の親だと思います。
どう接すればいいかわからない親たちは参考にするかもしれません。
けど、私は、あなたの接し方はほんとに危ないものだったと思いました。
小学生だったから大丈夫だったのかもしれません。
中学生や、高校生だったら自殺に追い込んでたかもしれないと思います。
不登校の大半の人があなたの接し方は間違いだらけだと感じると思います。
長々とすみませんでした。
なにが言いたかったのかというと、こうやって不登校から不登校じゃなくした方法のようなものをネットにあげると、たくさんの人がなにもわからないまま真似をしてしまい、悩んでる人を追い詰めてしまうことになると思ったのです。
精神科医ですらなにもわかっていない人がたくさんいます。
だから不登校経験者でもない人が語るのはよくないと思うんです。
悠々ホルンさんという方をご存知でしょうか。
悩んでる人を救うのは経験者か、無償の愛です。
無償の愛をくれる親も気持ちや考えをわからない人がほとんどなので、逆に傷つけてしまうことが多々あるのでお気をつけて。
返信する