高校生になり、毎日楽しく学校生活を送ってる娘
箸が転んでも可笑しい年頃なのか、学校が楽しくて好きでたまらない、そんな感じ
起立性調節障害と診断され不登校になったのが6年前、そうあれからもう6年もたちます
娘のOD症状は今どうなのか、というと大きな症状といえるものはありません
小さな症状は時々立ちくらみがある、顔色が悪い、くらいで生活には特に支障もありません
じゃあ、ODは治ったのか?と言われると・・・
身体症状があっても薬を服用せずに日常生活に支障が少なくなった状態を治ったというのなら治ったのでしょう
これは体質だと思うし、私も低血圧で立ちくらみもよくありますが、普通に生活してます
ひとつ言えるのは、娘はもう不登校にはならないと思うことです
あの頃、朝起きると頭が痛い、気持ち悪いと布団から出られなくなった娘
少し休めば良くなるだろうと思ったけど、症状は益々悪化し一日中寝ている日も
病院で「起立性調節障害です」と言われ、ネットで検索した日々
どうやったら治るの?それだけが知りたかった
わかったことは「必ず治りますが、時間がかかります」というもの
症状が軽くなる対処法や生活上の注意点はいろいろあった
朝の光をあびる、いきなり起きずにゆっくり時間をかけて起き上がる、お風呂にゆっくり浸からない、乾布摩擦、
水分、塩分を取る 薬や漢方薬の投与 適度な運動
それらはまったく無意味なことではないでしょうが、それで元気に学校に行けるようになるかというとそういうわけではありません
どうやったらODが治り、再び不登校にならないか、正解は人それぞれだと思いますが、
我が家の場合、娘のODを治す(症状が軽くなり生活に支障をきたさない)ためには復学するということが必要だったと思います
学校生活で精神的ストレスを感じていた娘、でもその学校に戻すことが一番の治療法だった
勿論無理やり学校に戻したわけではありません
子どもが身体を悪くしてまで行きたくない、行けないと言うのなら、無理に行かせることは逆効果になります
まず身体を休めることが必要です
実際娘は家でゆっくり休んで、少しずつ体調も回復してきました
横になって寝てる時間が少なくなってきました
それでも、そこからがなかなか進まずODの症状も少しはいいけれど、学校に行けるほどではない
例えば熱が出たとして、下がってもすぐに元気にはなれないし、いきなりステーキを食べるなんてことは出来ないですよね
そんな病み上がりのような状態がずっと続きます
休みが長くなるほどに学校へは行きずらくなります
本当は行きたいのに行きにくい 学校と思うだけで頭が痛くなる
羽根を休め元気を取り戻したら自然に行けるようになるとは思えなくなりました
・無理に登校を促さない
・学校に行けるといいね、等は言わない
・家で出来ることからやる
こんな生活でこの先どのくらい待てばいいんだろう
ODが治っても学校へは行けないのではという不安
行けなくたっていいじゃないですか、学校だけが全てじゃない、と言われてもそこまで腹をくくる勇気はなかった
不登校は子どもだけの問題ではないと思います 家族の問題だと思います
家庭の中で問題があった、それを子どもが不登校という形で教えてくれたのだと思います
我が家の家庭の問題点は何だったのか
・子ども上位の生活
・親の価値観の押し付け
・先回りの子育て
・失敗するという経験を奪い 失敗させないために手出し、口出し
過保護、過干渉が娘を弱い子にし、学校でストレスをかかえODになったと考えました
そのことに気づき、親が変わらなければ、とそれまでの子育てを反省し対応や行動を変えたことで、娘は再び学校へ戻りました
自分を責めるのでなく、後悔するのでもなく、ただ間違ったことは素直に反省し、変えていくこと
暗く心を閉ざし、時に暴れ、いつも具合が悪くすぐに横になっていた娘が変わってきました
学校に行かなくたって、お母さんはあなたが大好きだよ
そういう気持ちだったけど、元気になって学校に行きたいと娘が望むなら本来の元気な娘に戻してあげたかった
あれから6年たち、今私は本当に楽になりました
毎日お弁当を作るという仕事が増えたけど、後はあまり出番もありません
どちらかというと、娘に助けてもらうことが増えたかもしれない
いつも明るく笑わせてくれる娘に毎日元気をもらってます
っていうことは家は5年位でしょうか。
ODは自立神経の乱れからくるんですよね。
ストレスの影響をうけやすい。
今、娘のあのときの状況を振り返ってみて
娘は病的にしんどい状況だったのだろうと思います。
そんな中、私が娘のために良かれと思ってしていた声掛け。なぜかその度に表情を曇らせていた娘・・それが何よりのサインでした。
お陰さまで、私も色々学び、娘への声かけも変わりました。
そして、娘の体調も良くなりました。
ayamiさんが言う通り、ある程度は体質な部分もあるでしょう、でも家もそんな体質とうまく付き合いながら元気に過ごしています。
娘はODでお休みしていた頃のことを振り返って「あれは反抗期だったから」と言いました。
親が変わる・・ってなかなか難しいですが。
それに気づけたお陰で、娘も、私も本当に楽になりました。
こうやって情報発信してくれるayamiさんに感謝です^^
>私が娘のために良かれと思ってしていた声掛け。なぜかその度に表情を曇らせていた娘・・それが何よりのサインでした。
そのサインを見逃さずに気がついたことが大きいですね。
多分それまでに何度も見逃してきたでしょうが
ここまでストレスをかかえてたんだと、当時はなんでもっと早く気がついてあげれなかったんだろうと悔やみました。
娘さんの「あれは反抗期だったから」という言葉、私も娘を見ててそう思いました。
病気だから、でなく反抗期だったと言える娘さんが頼もしく思えますね。
うちの娘も幸い自分が起立性調節障害だという自覚はないです。
あんなに病院で何度も病名は聞かされてたのに。なんででしょうね。
思春期の頃にまた再発するかもしれないという思いはどこかにありました。
でも、その時はその時、身体を休めたらきっとまた行ける、そう思うことにしました。
疲れやすいし、気分の浮き沈みもありますが、そういう年頃だし、過剰な心配をしないようにしてると子どもは強く育っていくものですね。
我が家のことかって感じなくらい
同じ状況です。
アリスの掲示板で、苦しんでいる親の方にもぜひ、読んでいただきたい、目にとめていただきたい記事だと思います。
ODですよ。という診断は、不登校のわけを周りが理解するためには必要だけど
それが分かったからって、治療があるはずではないから、本人も家族も辛いんですよね。
でも我が家はその病名がついた途端
どんどん不登校へと加速していったから。
いまだに旦那が「あの時、診断をつけたのが
間違いだった」ということもあるのですが
でも、それじゃあ、私たちが子供のしんどさが理解できなくて辛い思いがずっと続いたんじゃないの?と
苦しんでいる母親が、こういう記事に気づいて
「母の対応で病状も軽くなる」と気持ちを楽にしてほしいと思います
コメントありがとうございます
>ODですよ。という診断は、不登校のわけを周りが理解するためには必要だけど
それが分かったからって、治療があるはずではないから、本人も家族も辛いんですよね
そうなんですよね
ODという病気があることを多くの人に知ってもらうことは大切だと思います。
そうすることで、周りの理解を得て協力していただくことが出来ます。
ただのなまけではないことを知ってもらうだけでも子どもの気持ちも親の気持ちも楽になるでしょう。
ただ、大事なのはその先のことですよね
同じ悩みを持つ仲間と出会い励まされ勇気を貰い癒しをもらえたら、そこから先に進んでいかないと、と私は思います。
病院で診断を受けることは無駄ではないけれど、治してもらえるとは私は思いませんでした。
私の知り合いにもODのお子さんがいますが、その子は不登校ではありません。
不登校をODだから、と考えるとなかなか先へ進めないように思います
みいこさんの仰るとおり、「母の対応で病状が軽くなる」ということを私も大いに実感しました
娘中1今朝起きれず学校休みがちです…
1人っこなので、今側にいた方がいいのかなと思い仕事を休んでます。会社には訳話して
自分でもどうしたら良いかわからず涙があふれ情緒不安定になり、まいってます どうして行ってくれないんだろう?と
病院につれていきました 検査結果が明日でます。仕事はどうされてましたか?もし、学校休んで自分が仕事行ってたら1人にさせちゃいけないのかなと思ってるんですが いろいろ悩んでます…いつか必ず終わりがくると信じて
朝起きれないのですね
中学生になり環境の変化等で精神的にきつくなってるのでしょうか
ご質問の休んでる期間の仕事ですが、私は心配性、過保護な親でしたので娘を学童保育に入れたりひとりで留守番をさせることも出来ず、小学校の時は働きませんでした。
今思えば、働いてたほうが良かったかも、と思います。
娘さんは中学生ですから、一人でも留守番は大丈夫だと思いますが。
今はとても辛い時期かと思います。
気持ちをしっかりもって娘さんを支えてあげてくださいね。
この病気になる子は基本真面目で繊細ですから学校のことは娘さんが言ってくるまでこちらからはプレッシャーになるのであまり言わない方がいいでしょうね。
かといって家の中で腫れ物にさわるような態度も良くないと思いますが
今は体調が良くなることが第一ですね
mistyさんも無理なさらないように。
ここ1ヶ月は不登校・・
最近は怖い、寂しい、迷惑をかけてる・・と自分を責めています。学力もかなり低下していますので受験への焦りが子供ではなく私自身にあると思います。
もっとのんびりみてあげたいという気持ちと、このまま将来はどうなるのか?という不安で毎日葛藤しています。
体調のいい日は本当にOD?という感じです。お友達もたくさんいますし、学校がなぜ怖いのか?
でもayamiさんの記事を見て、私が先回りしてなんでもしているような気がしました。学校側にも夏休みが勝負だと言われ焦りがありましたが、私も変わろうと思います。
コメントありがとうございます
娘さん、元々繊細なお子さんだったのでしょうね
中3となると受験も控えてただでさえピリピリなのに、親子共に焦りますよね
将来のことも不安でいっぱいなお気持ちわかります
のんびり見るというのはなかなか難しいと思いますが、娘さんの学校が恐いという気持ちや寂しさを理解する努力をしてあげてほしいと思います
無理に聞きだすのではなく、そういう気持ちなんだと寄り添う
アドバイスや提案、また慰めや過度な励ましも控えること そのままを受け取ってあげてくださいね
ODだから行けないと娘さんが自分を責めたり落ち込むことがないように、すももさんはODということをあまり重く考えない方がいいと思います
娘さん、友達がたくさんいるんですね
中学生の友達の存在は大きいですから、支えになると思います
娘さんが元気を取り戻せますように