ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

ヤマハのグループレッスン卒業

2012-04-26 10:20:20 | 習い事、塾

年中さんから11年通ってたヤマハのグループレッスン、とうとう卒業しました

毎年春になると、次年度の話になります

今までは当然続けますよねって感じで更新してきましたが、さすがにもう高校生

中学入学の時点で、もう終わりかな?って思ってたのに、グレード6級を受けてから、また子どもたちにも続けたいという気持ちがありそのまま3年間やってきました。

 

11年前、友達と軽い気持ちで行ったヤマハの体験レッスン

ピアノが弾けたら楽しいだろうな、お友達と一緒に音楽を楽しめたらいいな、そんな軽い気持ちでスタート

最初のレッスンで先生がエレクトーンの音を紹介してくれました

エレクトーンはボタンひとつでいろんな音が出ます。

みんなも音を出してみて、と言われ適当にボタンを触り、鍵盤を押してみます

他のお友達はみんなあれこれいじっては出てくる様々な音に大喜び

一方の娘は想像を遥かに超えた打楽器の音に驚いてパニックになり泣き出してしまいました

慌てた先生は、じゃあみんなで前に来て歌いましょうと切り替えてくれたのですが

娘はずっと恐がって泣いていて私から離れようとしません

その日のレッスンは私も辛かった、泣いてる娘をなだめながら

なんで他の子は楽しそうに出来るのにこんなことくらいで恐がるのか、情けなさでいっぱい

帰ってきたらあんなに大騒ぎしてきたくせに何もなかったかのように振舞う娘に怒りが爆発

前途多難なヤマハのスタートでした

思えば娘はかなりの臆病者でした

昔教育テレビでやってた「はっちぽっちステーション」のコンサートに連れて行った時も

始まった途端、あの暗がりと大音響にビックリして帰ると言い出し、結局私とずっとロビーで過ごしました

観てたのはお父さんのみ 結構面白かったぜって、まあ暢気な・・・

そんな臆病者で恐がりの娘に先生も気を使ってくださり、しばらくは平凡な音のみでレッスンしてもらってました。

音楽を楽しむ子になってほしい、ほんの軽い気持ちだったけど

本当に楽しめるようになるまでは、楽しくない練習、そして努力や根性が必要なんだなとわかりました。

最後のレッスンで久しぶりに娘たちの演奏を聴かせてもらいました

いろいろ思い出すと泣きそうになるので、あまり考えないことにして

曲は大河ドラマ「江」のテーマ曲

三人の音、この子達らしい音、それぞれの音が重なり合っての素晴らしいアンサンブルでした

エレクトーンの音が恐くて泣いてた娘、いつも女子二人に押され気味で僕余ったパートでいいですと言ってたT君、感が良くて誰よりも上手にピアノは弾けるのに歌が苦手だったMちゃん

三人ともよくここまで成長してくれました、感動で胸がいっぱいです

出来れば続けさせたいと思う気持ちもあります。

でもこのグループはこの三人だから成り立ってます、一人でも欠けたらもうグループではない

いろいろありまして、続けるのは無理なようです。

とりあえず、三人ともピアノはそのまま続けるというので先生とのお付き合いはまだまだ続きます。

最後の感想で娘は「レッスンが厳しくて泣きそうになったこともあったけど、発表会で演奏するのは楽しかった」と言ってました。

泣きそう、じゃなくて実際泣いてましたけどね。

親が関わらなければならない習い事はその関わり方の程度が難しいところです。

ここまで続けられたのは他のグループのお母さんたちに比べ、私たち親が熱心だったという部分もあると思います。

送り迎えのみ、の親がほとんどです。

私もそれでいいと思いますが、他のお母さんたちとの関係もありなかなか無関心にはなれず。

先生も熱心ですから、協力的な親はやりやすかったと思います。

ただ、問題は子どもたち

毎回母がレッスンの日程を自分の手帳に書き、マネージャーのような振る舞いをしてると

子どもは自己管理が出来なくなります。

自分のことなのに、他人事

子どもに任せたいという気持ち、でも無関心な親と思われたくないし、自分だけ参加しないわけにもいかない

そういうジレンマにこの数年間は悩まされました。

でもそれももう終わり、ようやく勝手に行って勝手に帰ってくる習い事になります。バンザーイ

 


高校生になりました

2012-04-11 15:12:01 | 娘のこと(高1)

高校生になった娘、新しい生活がスタートしました。

受験から入学までのことを少し

受験生の親は、やはり疲れました。

娘は公立の一般入試でしたので、一発勝負です。

推薦や、私立で決まってた人が正直羨ましかった。

時々「大丈夫かな~? 受かるかな~?」と不安を口にする娘に

「大丈夫よ~」と言い続けた私

でもそんな保障なんてどこにもないわけで、本番当日何がおこるかわからない、

そういう状況の中で平静さを装うことの大変さ、みんなそうなんですよね、世間の親に出来て私に出来ないことはない

そう思って自分にも「大丈夫」と呪文をかけてました。

受験当日、ずっと母仲間とメールのやりとりをして気を紛らわしてました。

そしてそんな親の心を知ってか知らずか、帰ってきた娘は

「数学やばい~~ なんか舞い上がっちゃって書けなかった もうすごいショックで休み時間に泣いちゃったよ」

「何~~~? 泣いたって・・・ そんなに酷かったの?」

「うん、後半時間なくて白紙のところもあったし」

それを聞いた私もショック、泣くか?そんなことで

でも、一緒にいた友達に

「よしよし、大丈夫だからね」と慰めてもらい、なんとか気持ちを切り替えて他の教科はどうにかなったらしい

持つべきものは友達です。

娘は本当にうっかり者、そして友達はみんなしっかり者。ありがたいです。

発表は私も一緒に行きました。

悪いほうには考えないように、と思いつつも駄目な場合を想定しつつ、落ち込まないように半ば覚悟を決めいざ高校へ

娘の番号がありました。

全身の力が抜けたようです。

娘の友達もみんな合格。

直前まで平気な顔してた友達がその瞬間に号泣、気が張ってたんでしょうね。

年が明けてから受験までの3ヶ月は特に長く感じられて、こんなに春が待ち遠しい年はなかったです。

そしてその後の約一ヶ月の春休み

今まで我慢してたぶん、カラオケ行ったり買い物行ったり。

準備のため何回か高校へ行き、友達もさっそく出来ました。

私にとっても何もかも初めてのことなので、つい心配してはあれこれ言ってしまい・・・

親が先走ると、子どもは自分のことなのに親任せになってしまいますね、反省です

高校は中学みたいに先生があれこれ言ってくれません

昨日は時間割を写してくるのを忘れて、友達にさっそくメールで聞いてました。

今までより一時間早く起きて、雨の日はバスで、晴れたら自転車で30分の距離を通います。

バスは乗り換えもあり、交通費がばかにならないので送ってもいいんだけど、娘は送ってほしいとは言いません。

自分の足で行くのが当然ですね。

義務教育を終え、親の役目も少し軽くなったとはいえ、これからも付かず離れずのほどよい距離感を保ちながら見守っていこうと思っています。