こんばんは
Kボーイです
さて
先日KATOの165系「こまがね」セットを買いました
購入時の記事→コチラ
製品情報を引用しますと
『飯田線内で活躍していたネームドトレインで、新宿から直通の「こまがね」、
東海道線直通の「伊那」の各急行をフィーチャー。
「急行=165系」の昭和50年(1975)代の飯田線、
冷房改造が行われた以降の急行列車が活躍した時代の形態を製品化』
とのこと
そしてこの製品には内容豊富なステッカーが付属します
(営団6000系もこのぐらいのシールが付属すれば…)
前面の列車番号表示器用の列番シールがあります
この列車番号、どんな列車か気になりませんか?
気になるよね?
今回は、昔の時刻表を基に
それぞれ列車番号が、どのような列車であったかをご紹介します
『国鉄監修 日本交通公社の時刻表』
1976年(昭和51年)4月号の復刻版を引用します
なお、日本交通公社の時刻表は、現『JTB時刻表』で
当時はこちらが国鉄の公式時刻表です
現在JR公式の『JR時刻表』を出版する交通新聞社の時刻表は、
国鉄時代は非公式です
上から順にご紹介します
急行「こまがね」・全車自由席
①4401M 急行「こまがね1号」 新 宿 650―天竜峡1206
・辰野まで、1401M急行 「アルプス1号」松本行に併結
②4412M 急行「こまがね2号」 天竜峡1426―新 宿2017
・辰野から、1412M急行 「アルプス5号」新宿行に併結
③4403M 急行「こまがね3号」 新 宿1030―飯 田1531
・辰野まで、1403M 急行「アルプス2号」松本行に併結
④4416M 急行「こまがね3号」 飯 田1731―新 宿2324
辰野から、1416M 急行「アルプス7号」新宿行に併結
※急行「アルプス」は、指定席・グリーン車・ビュフェ車
(7号のビュフェ車は非営業)を連結で、松本発着
ただし1401Mと1412Mは大糸線の信濃森上駅まで延長運転有
急行「みのぶ」・全車自由席・季節運転
⑤7405M 急行「みのぶ」 新 宿1130―身 延1442
・甲府まで、6405M 急行「たてしな1号」岡谷行に併結
⑥7410M 急行「みのぶ」 身 延1546―新 宿1915
・甲府から、6410M 急行「たてしな1号」新宿行に併結
急行「たてしな」は季節運転・グリーン車・指定席連結
急行「伊那」・指定席連結
⑦601M 急行「伊那1号」 (大 垣 700)豊 橋 854―上諏訪1357
・大垣―豊橋間普通列車
・大垣―名古屋間526M 名古屋―豊橋間2122M(快速)
⑧608M 急行「伊那4号」 上諏訪1414―豊 橋(美濃赤坂2120)
・豊橋―美濃赤坂間普通列車
・豊橋―名古屋2147M(快速) 名古屋―美濃赤坂565M
⑨605M 急行「伊那3号」 豊 橋1509―辰野1956
⑩604M 急行「伊那2号」 辰 野 847―豊 橋1320
急行「天竜」・全車自由席
⑪501M 急行「天竜2号」 上諏訪 730―長 野 954
⑫508M 急行「天竜」4号 長 野1907―上諏訪2139
⑬2501M 急行「天竜2号」 天竜峡 539―長 野 954
・辰野から501Mに併結
⑭2508M 急行「天竜4号」 長 野1907―飯 田2304(天竜峡2332)
・辰野まで508Mに併結
・飯田―天竜峡間2528M普通列車
急行「富士川」・指定席連結
⑮4513M 急行「富士川3号」 甲 府1249―静 岡1535
⑯4516M 急行「富士川3号」 静 岡1150―甲 府1426
⑰612M 急行「富士川2号」 甲 府1049―三 島1317
以上、まとめてみました
側面行先サボも、608M以外は全て一致します
608Mは対応するサボが美濃赤坂行ではなく大垣行になっていますが
もう少し後の時代を再現したのかもしれません
この時代は現代のように号数を下り・上りで分けるという概念がないので
同じ列車名が2本存在するなんてざらです
そのため列車番号だけでは、列車名を判断しにくい
補足
1975年(昭和50年)3月改正で急行アルプスは
全て電車化=165系に統一されましたが
それまではキハ58系の運用があって
急行「こまがね」や「天竜」も気動車で走る列車がありました
今回の「こまがね」「伊那」はやはり
1975年3月改正以後の姿でしょうね
購入した皆様をどのような列車に仕立てましたか?
以上です
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