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ヒマラヤ 運命の山

2012-01-16 21:36:31 | CINEMA(は)
ヒマラヤ 運命の山
'09:ドイツ



◆原題:NANGA PARBAT
◆監督:ヨゼフ・フィルスマイアー「スターリングラード」「ふたりのロッテ」
◆出演:フロリアン・シュテッター、アンドレアス・トビアス、カール・マルコヴィクス、シュテフェン・シュローダー、ユール・ロンステット

◆STORY◆標高8125mのナンガ・パルバート峰。「裸の山」と言われ、多くの登山家が命を落としていた。1970年、ヘルリヒコッファー博士率いるドイツの遠征隊がこの峰に向かった。その中にラインホルトとギュンターの兄弟がいた。悪天候に対する博士の消極的な姿勢に、ラインホルトは反抗的な態度をとる。チャンスが生まれないまま、最後のアタックに望みをかけたラインホルト。その後を追い、山頂を目指す弟のギュンター。登頂は成功するが…。



1970年に標高8,125メートルのナンガ・パルバートでルパール壁の初登頂に成功した登山家、ラインホルト・メスナーの実体験を基に描かれる冒険記です。
これって実話なんだね~
長年の夢を果たしたものの、同時に大切な弟を失ってしまった兄の苦悩と、
今まで語られることのなかったこの山の初登頂をめぐるスキャンダルの真相を描き出します。

登山をしないNakajiにとっては、山登りに必要な機材をもっていかないと、
どんな大変な目にあるのかぜんぜんわからずみていたので、
なぜこのルートなの?なぜこれがないとできないの?みたいな。。。
へーーーーって思いながらの映像でした。
だって、私にとっては、酸欠と究極の極寒の中よく耐えれるのよね~
にしか見えないんですよね~
でも、そんな私でもわかるような、メスナー自身の協力によって、
実現している映像は、とってもリアルな登山シーンにみえます。
映画じたい、実話をもとにしているからか、すごいストーリがあってって感じではなく、たんたんとナンガ・パルバートでルパール壁の初登頂について描かれているんだよね~

ラインホルトが弟ギュンターの遺体を探しに10回以上も、
ナンガ・パルバードへいって、遺体をみつけたって書いてあったけど、
すごいな~彼にとって弟とのこの登山って本当に忘れられないものだったんだね。
でもその割には、映画自体にもっと弟との兄弟のこと描いてほしかったな~

一番興味があったのは、兄に、なぜに山にのぼるのか?って聞いたとき、
「画家に『なぜ描くのか?』と問うようなものだ」って言ったときは、
なるほどって思ってしまいました。
少年時代の兄は「なぜ壁に登るのか」「壁があるから」と答える。
基本的に冒険家なんて傲慢でエゴイストでなければ成し得えないんだろうね。

しかし本当に自然の力は美しくもあり、脅威でもあるね。
ラインホルンが下山してきたときに、雪がとけて水ができていたところなんて、
彼はその水を飲んで生き延びたけど、
弟はそのとけてきた雪のせいで雪崩れで命をおとしているんだよね~
なんとも言えなかったな~
自然界において人間なんてちっぽけなものだわって思ったわ。
この自然のすごさはスクリーンで見る価値あったな~

Nakajiの満足度 ★★★(3.5)劇場2本目


ヒマラヤ 運命の山【DVD】
フロリアン・シュテッター,アンドレアス・トビアス,カール・マルコヴィクス,シュテファン・シュローダー,レーナ・シュトルツェ
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

裸の山 ナンガ・パルバート
平井吉夫
山と渓谷社


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