マダム・イン・ニューヨーク
'12:インド
'12:インド
◆原題:ENGLISH VINGLISH
◆監督:ガウリ・シンディー
◆出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、メーディ・ネブー、アミターブ・バッチャン、プリヤ・アーナンド、スジャーター・クマール
◆STORY◆シャシ(シュリデヴィ)は、2人の子どもと多忙なビジネスマンの夫サティシュ(アディル・フセイン)のために尽くすインドのごく普通の主婦。“ラドゥ”というお菓子を贈答用に販売するほど料理上手な彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫からは対等に扱われず、年頃の娘は学校の三者面談に来ることも恥ずかしがる始末。事あるごとに家族にからかわれて傷つき、やり場のない不満を抱えていた。そんな彼女にある日、ニューヨークに暮らす姉のマヌ(スジャーター・クマール)から、姪の結婚式を手伝ってほしいとの連絡が入る。家族より一足先に1人でニューヨークへ行くことになったシャシだったが、英語ができないためにカフェでコーヒーすら注文できず、店内をパニックに陥らせてしまう。打ちひしがれた彼女の目に飛び込んできたのは、“4週間で英語が話せる”という英会話学校の広告だった。家族はもちろん、マヌたちにも内緒で通学する決意を固めるシャシ。学校では、世界中から集まった英語が話せない生徒たちと出会うが、その中には、カフェで失敗した際に助けてくれたフランス人男性ロラン(メーディ・ネブー)もいた。ロランが自分に好意を抱いていることを知ったシャシは、長い間忘れていたときめきに戸惑いながらも、仲間とともに順調に英語を学んでゆく。やがて、夫に頼るだけの専業主婦から1人の人間としてのプライドに目覚めた彼女は、自信を取り戻し始める。家族が遅れてニューヨークにやってきた後も、密かに通学を続けていた。だがある時、授業を受けている間に幼い息子がケガをしてしまう。母親としての自覚や責任感に欠けていると自分を責めたシャシは、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。それでも学校の仲間たちは、彼女を一緒に卒業させようと協力していたが、最終試験の日程が姪の結婚式と重なってしまい……。
英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌です。
ブランチで予告を見たときからぜひ見たいっておもっていたら、
なんと!富山でも放映されることになり見てきました。
こういった映画はみてて元気が湧いてきますね♪大好きな作品になりました。
主人公のシャシは西インドの地方都市に暮らす中産階級の専業主婦です。そして彼女はお菓子つくりはとっても上手!それだけでもすごいのに、英語ができないってだけで夫や娘からばかにされている毎日を過ごす中で、彼女は自分自身何もできない人なんじゃないのかって思ってしまいます。
英語が苦手なNakajiから言わせれば、彼女の気持ちと一緒で、英語できないからって何か?って怒りたくもなってくる(笑)
こういったことって英語だけじゃなくあるよね。自分の存在って何?って思ってしまう。
いろんな言葉に傷つき、自信を失い、自分の居場所がここにはないような気持ちになることってありますよね。
そして彼女がニューヨークのカフェで早口の英語が聞き取れず、言いたいことは言えず、彼女が泣いてしまうシーンなんか見てたら本当に彼女を応援したくなりました。
彼女の思い切り素敵でしたね。英会話学校にいくってことでしたが、
ちょっとした勇気で自身が湧きあがってきます。
またこの学校の先生も生徒も素敵だったよね~!学ぼうってする姿って本当にいいな~って思いました。
自信がでてきた彼女はますます美しかった~
様々なサリーの色合いがとってもきれいでね~うっとりします。
けなげで頑張る姿ってそりゃーーー惚れるわって思ってしまいました(笑)
この奥様役のシュリデヴィ綺麗だったね~体をみると中年女性にみえるんだけど、
顔がわかいから正面から見ると50歳には見えなかったわ~(笑)
シャシをさりげなくサポートする姪っ子ちゃんが気になりました。
素敵な子だったわ~
そして最後のスピーチは泣けました。
ジャッジメンタル;人を、「見た目で判断したり、偏見を持って接したりする」
このことに対してのスピーチだったような気がします。
自分を助けるのは自分自身であり、自分を大切にできれば、止まった日常はまた輝きだす。
そして家族はあなたを決めつけないし、あなたの弱みを笑わない。
相手より劣っていると感じても、対等であると感じられるまで、お互いが助け合う。家族だから・・・
家族だから自分は思ってないのに軽率にどうせって相手を尊厳してない言い方で言ったり、
ちゃんとしなくちゃいけないというか親しき仲にも礼儀ありって改めて思いました。
Nakajiの満足度 ★★★★(5.0) 10/9 劇場鑑賞 82 作
![]() | マダム・イン・ニューヨーク [Blu-ray] |
シュリデヴィ,アディル・フセイン,メーディ・ネブー,アミターブ・バッチャン | |
アミューズソフトエンタテインメント |
![]() | マダム・イン・ニューヨーク [DVD] |
シュリデヴィ,アディル・フセイン,メーディ・ネブー,アミターブ・バッチャン | |
アミューズソフトエンタテインメント |
ぶち当たったアメリカ人は、たまたま不運でしたが、出会いの妙と、一歩踏み出す勇気って、いいなあ~って思いましたよ。
あのお菓子、食べてみたい・・。
最後のスピーチよかったですよね。
妻として親としての役割も自分として大切にしつつ、それ以外にも自分らしさをだしていける生き方をしていきたいという。
たがいに尊重できている家族っていいですよね。
そうそう、一歩踏み出すってすごい勇気いるけど、
本当にいいな~って思いました。
そうそう、あのお菓子おいしそうでしたね。
そうそう、最後のスピーチが本当によかったと思います。
なんか自分らしく生きるってすごいな~って思います。