小野寺の弟・小野寺の姉
'14:日本
'14:日本
◆監督:西田征史
◆出演:向井理、片桐はいり、山本美月、ムロツヨシ、寿美菜子、木場勝己、麻生久美子、大森南朋、及川光博
◆STORY◆小野寺進と姉のより子は、早くに両親を亡くし、それ以来ずっと二人で一緒に一軒家に住んでいる。33歳になった進(向井理)は真面目ながら寝癖をつけたままにしておくようなズボラな面がある。恋には奥手で、より子(片桐はいり)からは過去の恋を引きずっていると指摘されることがある。40歳になるより子は髪型に強いこだわりを持っており、きっちりしている。特に仲がいい訳ではないが、笑いあい、不器用ながらも互いを大切に思い暮らしていた。ある日家に誤配達の郵便が届いたことから、二人に転機が訪れる……。
テレビドラマ「実験刑事トトリ」シリーズや『アフロ田中』などに携った脚本家・西田征史が、
初監督に挑んで放つコメディードラマです。
この物語って2013年に上演された舞台版ってあったんですね。
引っ込み思案で恋に奥手な弟と生命力の強い姉。不器用ながらも平穏に暮らす姉弟の姿を描いています。
Nakajiはこういった人情映画大好きです。
もーーーこの向井理&片桐はいりの姉弟が本当に愛くるしかったです。
不器用全開の二人で、それも二人でずっと長い間暮らしているから、
いい年して二人ででかけるなんてとっても痛い姉弟って思いながらみてたら、
お互いがお互いを思いやっての不器用な姉弟がとってもいとおいしくなりました。
とにかく弟は同棲していた彼女に振られ、姉は会社に出入りする業者の方に片思いなんだよね。
姉ちゃんのラストはなんか泣けてしまいました。
そりゃーーーやっちゃだめだよって思っちゃった。
Nakajiが一番泣けたのは先生とのシーンかな~
どうせ私がとかどうせっていうお姉ちゃんに、お前はいつでもかわいい教え子だよってシーンは、
なんかジーンときて泣けました。この映画のテーマは、相手のためを思ってしたことが、
すべて相手に喜んでもらえる訳じゃないということを言っているんだけど、
歯のこととか、彼女と別れたこととか、結果的には相手に喜んでもらえることじゃないんだよね。
お互いがお互いを思ってのことなんだけど、なんだかこの不器用さがとってもジーンってしました。
なんか二人が住んでいる家とか間取りとか洋服とかかな?
生活感が出ているんですよね~。
向井くんなんてシミがついているようなスエットで、ぼさぼさの髪がまたかわいかったです。
片桐さんのデートでのコートとか服すっごくきれいだった~
なんかスタイルめっちゃいいんだな~ってギャップにドキってしちゃったわ。
また片桐さんのつくる料理がおいしそうでね~
そして三原葉子さん はな豆のオーナーですってね。本当においしそうだった~
普通の食卓なんだけどラーメンとかもおいしそうに見えたりしてすっごいおなかすきました(笑)
「小野寺家の食卓コース」っていうのができてたな~食べたい・・・(笑)
しかし片桐はいりってすごいね。
なんかあの間といい本当にすごいな~って思いました。
彼女がいうと普通の会話でも笑ってしまいました。姉弟の会話面白かった。
この映画、なんか見た後はほっこりしました。
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 11/2 劇場鑑賞 88 作
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絶対にむりだろ~って感じのキャスティングがまたよかったような気がします。
そうそう、簡単につくるお姉ちゃんの料理がまたおいしそうだった~
なんかほっこりしたし、笑ったし、泣けたし・・
そうそうお互いがとっても優しすぎるんですよね。
それがまた切なくてね~泣けました。
お姉ちゃんみたいな優しい人はいい人が現れないと、罰があたりますよ!!
それよりも私も向井君のお姉ちゃんになってあげるわ~
って思いましたわ(笑)
先生の妙なギャグもよかった。
安っぽいハッピーエンドじゃなかったとこも、ぐっとキマした。
お姉ちゃんが、ちゃちゃっと作る料理、おいしそうでしたね。
クスッと笑えるシーンがいっぱいあったのに
結局えらい泣いてもたな~という記憶。
・・・お姉ちゃんも弟も良かれと思っての思いやりが
空回りしてて、
ほんとあたしが代わりにいうたろかって思うくらい。(爆)
見ながらほんとこのふたりにはもっとええひとが現れて
絶対幸せになってほしいと思いましたわん・・(^-^)/