ヒューゴの不思議な発明
'11:米
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◆原題:HUGO
◆監督:マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」「シャッターアイランド」
◆出演:エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングズレー、ジュード・ロウ、レイ・ウィンストン、クリストファー・リー、ヘレン・マクロリー
◆STORY◆ひとりぼっちの少年ヒューゴは、時計のネジを巻きながらモンパルナス駅に隠れ住んでいた。彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに見つかってしまう。ジョルジュは、ヒューゴのポケットの中にあった手帳を見つけ取り上げた。父の遺品であるその手帳には、父が見つけてきた不思議な機械人形の修理法についての研究結果が書かれていた!手帳を取り返すため、ヒューゴはジョルジュの養女・イザベルに協力を頼む
マーティン・スコセッシ監督が初めて3Dでの撮影に挑んだ本格ファンタジーです。
世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの小説を原作に、
父親が残した機械人形に隠された秘密を探る少年の冒険を描かれています。
Nakajiは3Dが苦手なんだけどさあ、これは3Dでみなくてはと思い、
3D久々にいってきました!!
いやーーーこの映画好きでした!!
とにかく冒頭から映像が本当にきれいだったな~
1930年代のパリ。時計台に隠れ住む少年。
んーーー映像からすっかりこの世界に引き込まれてしまいました。
自分の居場所を求める少年は、父が遺した機械人形の秘密を通して過去を探るんだよ。
その中で心を閉ざした孤高の老人との出会いを通し、
少年は秘密の鍵を握る少女と出会う。
少年が主人公なんだけど、繊細でまた孤独な感じがせつないんだよね~~
エイサ・バターフィールドくんがまたさあ、めっちゃかわいかったから、
もっと感情移入してしまっているし自分がいる。。。
で、少年は少女と、幻想特撮の始祖ジョルジュ・メリエスって人の、
不遇な人生を知ることになるだよね~
科学の発明品から摩訶不思議な映像を生み出し、
時代にぽいっと見捨てられた魔術師メリエスって、
スコセッシ監督はこのメリエスに自分を重ねていたのかな~って思ってしまいました。
今の時代の3Dでこういった映画をみるのも考え深いところがあるな~
少年はメリエスから、光り輝いている人生からどん底の人生をしり、
最後にはちょっと大人顔になったような気がしました。
栄光と挫折。。。そして未来をみつめていきていくって感じだよね~
でも本当に、この映画見てるとなんかスコセッシ監督の映画にかける愛情とか、
映像からあふれんばかりに感じられるよね~
しかし本当にめずらしく3Dで見てメガネが邪魔にならなかったというか、
気にならないくらい没頭できました。
映画が大好きですってほこらしくなったな~!!
Nakajiの満足度 ★★★★(4.5) 劇場鑑賞13作品目
ユゴーの不思議な発明 | |
金原 瑞人 | |
アスペクト |
Hugo | |
Howe Records | |
Howe Records |
黎明期の映画人へのオマージュにあふれる映画でした。
スコセッシの気持ちは、充分に伝わりましたね。
映画愛に溢れた内容や極彩色仕様の煌びやかな風景などは、ホント3Dで観るべきっと思わせてくれる作品だったと思いますね。それに自分は史実のメリエスも知らなかったので、映画の歴史を交えながら「ほうほう♪」と頷きながら観てた感じで、イチ映画好きとしては勉強になったかも?^^;
一応キッズムービーの類でもありますから、本作を観て映画好きになる子供とか増えてくれればいいですよねー。
記憶がなくなるかと思った場面もありましたね~(笑)
もうちっとテンポとか考えてほしかったな~
でも、彼の映画に対する気持ちが伝わってくる映画でしたね。
ありがとうございます。
風景とか本当にきれいで3Dでみて感動しちゃいました!!そうそうメリエスとかって全然知らなかったので、勉強になりました。
なんか切なくてまたキューンとくるところもあり、かなり好きな映画でした。
この映画は観る予定ではなかったのですが、観た人がジョルジュ・メリエスの企画上映に参加出来るので、そっち目当てで観ました。
なので内容は…特に、鉄道公安官の陰険さに頭にきました。
最後においしい目に会うのも許せません。
個人的には、視覚効果以外のアカデミーが空振りだったのが納得の出来でした。
私は結構好きな映画でした!
確かに、保安官はね~