君が生きた証
'15:米
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◆原題:RUDDERLESS
◆監督:ウィリアム・H・メイシー
◆出演:ビリー・クラダップ、アントン・イェルチン、フェリシティ・ハフマン、ジェイミー・チャン、セレーナ・ゴメス、ローレンス・フィッシュバーン、ウィリアム・H・メイシー、マイルズ・ヘイザー、フェリシティ・ハフマン、ドリュー・ポロック
◆STORY◆大きな契約話がまとまったことを祝おうと大学生の息子ジョシュを呼びだしたサム(ビリー・クラダップ)の目に、ジョシュの通う大学で銃乱射事件が起きたことを報じるテレビニュースが飛び込んでくる。ジョシュは事件に巻き込まれ、突然この世を去ってしまった。それから2年、サムは仕事を辞め、すっかり荒んだ生活をしていた。そんな彼のもとに別れた妻が訪ねてきて、音楽好きはサム譲りだと生前ジョシュが作っていた歌の歌詞とデモCDを渡す。ジョシュの曲を聴きながら、彼が何を考えていたのか知らなかったことに思い至るサム。ジョシュの姿を追うように彼の遺したギターで曲を弾くようになり、場末のライブバーで開かれた飛び入りステージで彼の曲を歌う。このステージを見ていたクエンティン(アントン・イェルチン)という若者は事情を知らないままもっと多くの人に聴かせるべきだとサムに力説、一緒にやろうと訴えかける。はじめは乗り気ではなかったものの彼の熱意に押し切られ、サムはクエンティンと『ラダーレス』というバンドを組んだ。メンバーたちと演奏するうちに、サムはジョシュの死と向き合うようになっていく。徐々に支持が広がっていきロックフェスへのオファーが舞い込んでくるが、サムはある理由のためこの話を断ろうとする……。
『ファーゴ』などで独特の存在感を放つ名優ウィリアム・H・メイシーの初監督作です。
銃乱射事件で死んだ息子の遺(のこ)した楽曲を自らが歌っていこうとする父親と、その曲に心打たれたミュージシャン志望の青年が、音楽を通じて再生していくさまを描いています。
映画はランチにいこうって親子の会話をしていた子供の大学で銃の乱射事件があったのをニュースでみるだよね~
で、葬式が行われていたり、彼が有名人だから集まっているかと思っていた報道人、
そして子供の死を受け入れれない父親って感じなのかと思っていたら、
物語の途中から、息子のお墓に中傷書きがあるのをみて、
あっ!被害者じゃなくて加害者側だったんだ・・・って感じでしたね。
この映画自体が違ってみえるような気がします。
はじめは子供を亡くした苦しみから逃れているのかと思ったけど、違うんですよね~
現実に向き合えないというか、信じたくないだけなんですよね。
自分の地位や名声が息子のしでかした事件で失っていく・・・
なんでこんなことしたのか!って子供を責めることしか考えられなかったけど、
でも子供が作った歌を聴いて、自分のおかれている状況と向き合おうと思ったというか、
子供が悩んでいることはわかってきたってことだったろうな~
いろんなことを考えて彼のとっていた行動は子供かよ!っていいたくなるくらいなんだけど(笑)
ここからスタートというように、息子のことを語りそして歌いだす姿は、
がんばれーーーって素直におもったし、すごく響いてくる歌でした。
でもね。。。
なんかこの映画ってシンプルに描いたらもっと深い映画になったんじゃないかな?って勝手に思ってしまいました。
Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 6/12 劇場鑑賞 43 作
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ビリー・クラダップ,アントン・イェルチン,フェリシティ・ハフマン,セレーナ・ゴメス,ローレンス・フィッシュバーン | |
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分かった上でもう一度観たら、また見えてくるものがあるかもしれないですね。
そしたら本当に見方もかわってくるト思いますよね。
なんかどう見たらいいのかって思いました