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マダム・フローレンス! 夢見るふたり

2016-12-29 21:45:27 | CINEMA(ま)
マダム・フローレンス! 夢見るふたり
'16;イギリス


「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」


◆原題:FLORENCE FOSTER JENKINS
◆監督:スティーヴン・フリアーズ「あなたを抱きしめる日まで」「クィーン」
◆主演:メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグ、レベッカ・フェルグソン、ニナ・アリアンダ

◆STORY◆世界が憧れる音楽の殿堂“カーネギーホール”。そこで1944年に開催されたフローレンス・フォスター・ジェンキンスの公演は、今なお伝説として語り継がれている……。ニューヨーク社交界のトップ、マダム・フローレンス(メリル・ストリープ)の尽きない愛と財産は、夫のシンクレア(ヒュー・グラント)と音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだったが、彼女は自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気付いていない。だが愛する妻に夢を見続けさせるため、シンクレアはマスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど忙しく献身的に立ち回っていた。ところがある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い始める。持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦にシンクレアも一緒に夢をみることを決意。やがて、笑いと涙に包まれた奇跡の公演の幕が上がる……

ニューヨーク社交界の顔にしてソプラノ歌手でもあった実在の女性、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにしたドラマです。

絶望的な音痴であるにもかかわらずソプラノ歌手になる夢を追う彼女と、それをかなえようと奮闘する夫の姿を描居ています。

なんかフランス映画かな?この題材あったはずでは・・・って思いながら見ておりました。
あっ「偉大なるマルグリット」か・・・

無類の音痴でありながらカーネギーホールでリサイタルを行ったフローレンス・フォスター・ジェンキンスの実話です。内縁の夫のシンクレアは、英国貴族の庶子という胡散臭い触れ込みの男をヒューグランドが演じているんだけど、
本当にぴったり(笑)でも、ちゃんと盾となり彼女を守るところは、この人もフローレンスをいとしく思っていたんだろうな~って思いました。

メリル・ストリープはさすがだったね。歌がうまいはずなのにとっても音痴!
すごいわ~どうやって外してたんだろう・・・・
そしてなぜかかわいい感じもあるんだよね~世間知らずのおばちゃん。
世間知らずっていうよりは、すごく純粋で可愛らしいんだよね。
病気もちでつらい過去があるから、夫の浮気というか他に女つくっても文句も言わない。。。
でもさみしいって。。。ってかわいいな~って思ってしまったよ。

ちょうどこの人がリサイタル行ったのって第二次世界大戦中なんだよね。
だからってわけじゃないけど、彼女の歌声って癒しになっていたのかね~
しかしあのリサイタルが本当にやってよかったのか・・・・
音痴であることを自分だけが知らない「裸の王様」のままでなくなっていくんじゃなく、
ちゃんと知ったうえでそれでも歌ってよかたって思う人生であっててほしかったな~

Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 12/9  劇場鑑賞 89 作
「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
ユニバーサル ミュージック
ユニバーサル ミュージック

フローレンス・フォスター・ジェンキンス 騒音の歌姫
Darryl W. Bullock,篠儀 直子
キネマ旬報社


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