学生は夏休み中だが、私はそういうわけにはいかない。日中は予定がびっしりだし、決済に関わることも山のようにある。
それに部活との関わりもある。部に問題が起きれば、部と部員を守るために時間が必要になる。それも、結構頻繁にあるので当事者でなければ分からない苦労もある。
大学の部活は中高のような特別教育活動ではなく、基本的に学生の自治的活動でなので、その指導はボランティア的な性格なもの。したがって、どんなに指導に時間を使っても当然給料の適用範囲外。しかも、大学院本務となれば、「もっと院生の研究指導に力を入れよ」、との声も聞こえて来るのも事実。
しかし、大学院は学部の上に成り立っているのだから、ボランティア的であっても学部生の指導をおろそかにすることはできないのでは、というのが信念に近い考え。
まあ、こんなそんなで日中にトレーニングできることはないので、その時間は朝に求めるしかないというのが現実。しかし、週末に部のレースや研究活動でもあれば、数週間にわたって日曜日なし、なんていうこともしばしばあるから、早朝トレの継続にはそれなりの強い動機付けが必要。どこまで、続けられるものやら。
だがこんな生活も、もうすぐやってくるリタイヤともに一変することになる。今はその日が来るのを1日千秋の思いで待っている、というと大袈裟か。
なにはともあれ、元気に自転車に乗ってられるのもせいぜいあと10年程度だと思うので、走れるうちに楽しんでおきたいと言う気持ちが、朝練に駆り立てるのかも知れない。
明日も1日中予定がギッシリ。朝しか時間がないぞ。こんな日々の繰り返しなのである。