ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

放射性廃棄物の持って行き場がない

2020年12月19日 | 社会

日本は炭素系エネルギー代替として原子力がいいと思っているが、人々は自分の町が放射性廃棄物保管地になることは嫌だと言っています。無責任です。

原発のある町は原発を稼動してくれと言います。町がお金で潤うからです。ところが放射性廃棄物を自分の町で永久保管することについては反対しています。自分の都合のいいところだけ賛成しています。関西電力は、自社の原発がある福井県から、中間貯像施設の県外候補地を年内に示すように求められているそうです。地方自治体は無責任です。

電気事業連合会は原発敷地内に自分が出した放射性廃棄物の保管施設を設けると、敷地が放射性廃棄物でいっぱいになり、原発稼動を続けることができないから青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を共同利用させてほしいと執念深くむつ市と交渉しています。むつ市は、「むつ市は核のごみ捨て場ではない」と言って反対しています。原発保有電力会社は無責任です。

日本は、政府も人々も、原発を再稼動する前に、増え続ける放射性廃棄物をどう処理処分するのか決めるべきではないでしょうか。菅義偉内閣は、炭素系エネルギー代替として原子力を重視すると言っていますが、放射性廃棄物の処理処分問題を子孫に先送りするつもりです。こんな無責任な内閣を黙認していていいのでしょうか。

しっかりと未来を予測し、原発再稼動は無理と判断し、炭素系エネルギーでもない、原子力エネルギーでもない、代替技術開発に全力投入する内閣にしないと、日本は、環境問題が大きいエネルギー技術を使い続け、世界から時代遅れ、迷惑と批判非難され、しょうがないので、乞食のように外国にエネルギーを分けてくださいと乞う情けない国になります。



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