ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

林文子横浜市長は娯楽産業大好き人間

2021年06月01日 | Weblog
彼女は社会の一面で成功してきた人のようで、視野が狭く横浜全体をよく見ていないと思います。しかし、娯楽産業が儲かる時代は過ぎ、事業家も用心深くなっており、娯楽産業に投資しなくなってきました。

JR桜木町駅前と運河パークを結ぶロープウェイ”YOKOHAMA AIR CABIN"は泉陽興業(大阪市)が約80億円をかけて建設し、開業しましたが、距離は約630m、乗っている時間は5分、料金は片道1000円だそうです。しかし、この間は海の中の散歩道である「汽車道」が整備され、この道を散歩しながら新港に行くのが新港観光の売りです。夜は視野が狭くなるので、ちょっと高いところから夜景を楽しむのにロープウェイはいいのですが、1000円も出すなら、桜木町の高層ビルの夜景のよく見える喫茶店でコーヒーを飲みながら夜景を楽しむ方が気持ちがいいので、このロープウェイ人気は長く続かないかもしれません。

山下ふ頭のカジノですが、カジノ事業家がカジノの収益性を見通せず、投資を断念する方向です。

横浜市瀬谷区と旭区にまたがるアメリカ軍上瀬谷通信施設跡地(約242ヘクタール)も、超大型テーマパークを検討していた相鉄ホールディングスが検討を断念したそうです。やはり、収益性の見通しが立たないことが理由になっています。

林市長が夢見た観光産業振興による横浜経済の発展は夢だけで終わりそうです。

横浜市長選が8月に迫っていますが、林氏は立候補するかまだはっきりしません。観光産業で横浜の経済を発展させるという彼女の考えは色あせました。

次の市長の大きな課題は、望ましい横浜の産業に関する長期計画づくりだと思います。市の沿岸部を高度技術開発と生産の場として再構築できると、輸出品の生産もでき、本牧ふ頭は本来の港として復活するかもしれません。産業が発達すると商業・金融も発達すると思います。

内陸部の広大なアメリカ軍の跡地などは、住環境を重視した理想の町づくりに活用した方がいいのではないでしょうか。都筑区以上の緑地帯と住宅地と商業地が調和した美しい町づくりに挑戦するといいと思います。