『ダイナコン2006』 （１）

　10月28日夕方から日進市五色園で開催されたＳＦコンベンション“ダイナコン”に長男と二人で行ってきました。

　午後２時くらいまで小学校の用事を片付け、校長先生としっかりお話ししてから車で出発。途中、和合のブックオフに寄り道して夕方４時頃には会場到着。
　受付して、部屋を確認しようとしたら部屋リストも案内もなく、慌てて受付に戻って確認したら「今回は寝部屋がありません」と聞かされ大慌て。いや、徹夜のイベントは慣れているけれど、いきなり言われても装備変更できません。せめてデイパックくらいは持ってきたかったな……。
　とりあえず駐車場の車をベースキャンプに（結局一晩に何度も往復して荷物の積み卸しをした）展開することに。

　さて、一コマ目は「初心者の部屋」。
　初心者にガイダンスする部屋……といいつつ、初心者がぜんぜんいないのがお約束。集まるのはスタッフ経験ばかりで一般参加では初心者ですとか、初心者何年目ですとかいうメンツばかり。いつ始まったということもなく、大和真也さんと神北さんを中心に車座になって、あれこれ四方山話のうちに時間終了。当然、真の初心者である長男に入り込む余地があるはずもなく、暇を持てあまして轟沈。まあ、深夜企画メインだからと寝られるうちは寝かせておくことに。

　５時からは開会式。熟睡の長男、起こしても起きず。まあ、ゲスト紹介と企画紹介だけなので、寝られるうちは……（以下同文）。
　ゲストは小川一水さんとか環望さんとか都築由浩さんとかぞろぞろと。ただ、ゲスト常連の笹本祐一さんは今回お休みとのこと。残念。
　企画紹介もゲスト紹介もとにかく数が多いので、１件１分でも１時間は軽く経過。終了間際に長男も目覚めて、いよいよ開幕。

　開会式が終わるとぞろぞろと夕食会場へ。
　ここは下手な会席もどきを出さないので、普通に美味しく食べられるのが嬉しいです。
　メニューはローストビーフ、マグロの刺身、鰤の照り焼き、エビフライ、漬け物に吸い物に酢の物……と食べ応えがあってそこそこ美味しい。長男は「ブリの照り焼きが美味い」とご満悦。

　真っ先に夕食会場に飛び込み、食うだけ食うとご馳走さましてＰＸへ移動。
　1000円払って権利を獲得すると、あとは酒でもつまみでも飲み放題・食べ放題のシステム。他にもディラーズ・ルームも兼ねているので、重要な拠点……というか、人によってはここでイベントが終わってしまう人も。
　とりあえず、バロウズの金星シリーズ全５巻を相場の1/3の600円で確保。最近トラベラーＲＰＧに凝っている嫁さんへのお土産に、トラベラーのモトネタともいわれているデュマレスト・サーガのうち３冊を150円で、おまけにバイオレンスノベル・ポーカーを900円で。それからファーマーの階層宇宙シリーズを見つけたけれど、何巻を買ったか忘れたので全４巻を600円で買い直し。
　続いて都築由浩さんとこのブースで「出張はラビリンス」と蓬莱学園百科事典を定価で購入。百科は４部くらいしか残部がなかったので、セーフ。それから世界に１～３個しかないといわれるマグカップを４つ1200円で（試作品。イラストはナイショ）。あとはクレージー関係とかムーアとかちょこちょこ買い込んでは長男に持たせる。文句言いつつ、きちんとカバンにしまうところがかわいい。
　隣では小川一水さんがウェスタン武芸帖の３冊セットを格安で確保できてご満悦だったようです。