無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

ギボシ端子から出世してみる (Powerwerx Anderson Powerpoles)

2010年10月25日 | 自作
自宅にしろクルマにしろ、電源部から使いたい各機器への配電には結構気を遣うところである。
今までは脱着も工作も容易なギボシ端子を多用していたが、ギボシ端子のメーカーによっては太さや引っかかりに差があり、接触不良になったり、熱を持ったりして大電流には向かない。

次に目を付けたのがモービル機でよく使われているT型のコネクタであるが、こちらの場合、コネクタ自体の単価もそう高くはなく、接点もがっちりしていて気分が良い。しかし、電源を分配するのには難点があるのと、少々サイズが大きくなってしまう。そこで今回目を付けたのが、Powerwerxというサイトで販売しているAnderson Powerpoleである。



円高ドル安という背景も後押しして、試しに本家サイトの通販でいくつかの種類をとりまとめて調達してみた。端子に入る電源線の太さは電流ごとに異なっているが、15A・30A・45Aまでは赤黒コネクタの大きさは同じである。コネクタは連結して組み合わせることができるほか、この端子の便利なところは、分配用の端子台、タップのようなものの種類が豊富で、この端子を電源供給側で統一した場合、混乱せずにある程度自在な配電が出来るのである。例えば、バッテリーから直接引っ張った電源線にこのPowerpoleコネクタを付けておけば、その場で分配や、延長してから分配などと、使う先で融通が利く。



電源から太い電源線を使ってPowerpoleの端子台で分配し、その後にHF用の4Pや6Pコネクタ、モービル機用のT型へと最短経路で配線すれば、スッキリ電源供給が出来る訳だ。この端子のカシコイところは、赤黒の端子は物理的に逆接できないようになっているところ。プラスとマイナスを逆さまに繋ごうにも噛み合わないため挿せないのだ。


こんな感じ↑で加工して


分配器にさくさく繋いでみる。

楽しくなってまいりました~

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パワーポール使っています (JO1KVS)
2010-10-30 15:35:32
こんにちは。
当局も無線関係の電源はほぼすべてパワーポールを導入しています。
これ、FBですよね。
専用の工具もあるととても楽ちんですのでお勧めです。

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