無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

1/4λアンテナはバカに出来ない

2018年11月08日 | アンテナ
無線通信に必須なアイテムと言えば、用途に応じた無線機を用意するのはもちろんのこと、アンテナが無いと始まらないのはご存じの通り。
趣味のアマチュア無線の世界で考えてみても、複数のアンテナメーカーが存在し、運用する周波数帯域に応じたアンテナがたくさん販売されているから、無線設備と同様にアンテナの世界も奥が深い。
無線通信はアンテナに始まりアンテナで終わると言っても過言では無いだろう。
しかしアンテナは可能な限り高い性能を持ったものを使えば良いか?となると、そこは人それぞれいろんな考え方があって、長いの短いのだけでなくて大きいのや小さいの、目立つのと目立たないのという用途などなど、好みも分かれる面白い世界でもある。無いものは作ってしまえぃ~という人もいれば、いま手元にある物を流用してどうにかしてみよう~という人も当然いるワケで。

んで、今回は「いま手元にある物を流用してどうにかしてみよう~」というテーマでアンテナに関するウンチクを語ってみることにした。
今回ここで取り上げるのは、プロ用、業務用と呼ばれるアンテナを、いかに自分好みにするか?という部分にスポットを当てて簡単な実験をし、地味に活用するネタにするものだ。
きっかけとなったのも、某所よりVHF帯業務用無線局用のアンテナエレメントを大量に頂戴したというのが始まりで、同じような特性のものをたくさん持ってても使い道が限られるので、何本かを用途に応じたものに作り替えてしまえぃ~という感じ。


特性不明なアンテナもあるが、150MHz帯1/4λのアンテナがいっぱい(笑)

これを簡単な計算式に当てはめ、デジタル簡易無線(登録局)用に改造してしまうのだ。
まず、アンテナ長を決めるに当たり、使いたい周波数の波長を求める必要があることから、電波の波長を求める公式を使用。

波長= 1秒間に電波が進む速さ ÷ 周波数 という基本式に当てはめ、電波が1秒間に進む速さ= 299,792,458 メートル ÷ 周波数(Hz)だから、
計算しやすい値で丸めると、波長(m) = 300 ÷ 周波数(MHz) で求める。(細かい理屈はググるなりして)

いま自分が欲しい周波数のアンテナは、デジタル簡易無線(登録局)用のアンテナだから、周波数は351MHz(小数点以下は気にしない)、すなわち300÷351で1波長が求められる計算。
ただし、大したことを考えなくても出来るアンテナは、1/4λ型のものという前提のため、単純に当てはめると、1波長= 300÷351 = 0.8547 m となり、それを4で割ると0.2136m≒ 214 mm となる。
しかし、空気中の伝搬と同軸ケーブルを通した伝搬とでは、使用しているケーブルの材質により伝搬速度と減衰率が変わってくるので、このまま波長をアンテナの長さとして当てはめるわけにはいかず、波長に一定の係数を掛けなければならない。(アマチュア無線で言うところの「同軸短縮率」、一般的には「波長短縮率」「速度係数」とか「伝搬速度減衰率」をググって)

ここで使用する係数は、同軸ケーブルの波長短縮率としては一般的な数値である「80%~90%」とするものの、一旦エレメントを短く切ってしまうと後の祭になるので「とりあえず単純に波長に 0.9 を掛けてみっか」ということでウヤムヤにしてしまいます(笑)。
よって、 300 ÷ 351 × 0.9 = 0.7692 m の1/4、0.7692 ÷ 4 = 0.1923 ≒ 200 mm 、すなわち20cmのアンテナを作ることにした。


エレメント、ブツッ!
はい、全長20cmのアンテナ出来た~





これが出来たアンテナエレメントを、業務用アンテナでおなじみな日本アンテナ製の吸盤っぽいマグネット基台に取り付けてクルマの屋根に乗っけてアンテナアナライザーで測ってみた結果。
某オクで千円程度で買えるアンテナを適当にちょん切って得られる結果としては上出来である(笑)
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エーオーアール(AOR)製のアンテナ A505F の特性を見てみる

2018年10月09日 | アンテナ
かねてより、エーオーアール製の A505Fという、消防救急デジタル無線受令機 AR-F100 , AR-F400 用のオプションとして販売しているアンテナが気になっていた。
気になっていた点は、150MHz帯,270MHz帯,351MHz帯,466MHz帯というマニアにとってはかなり美味しい(笑)周波数帯をカバーしているというところ。(ただし受信専用)
エーオーアールダイレクトという AOR 直販サイトでも売っていたので、「これはちょっと試してみなくてはいかんだろう」という衝動に駆られて、イタズラしてみることにした。


これがその美味しい周波数帯いいとこ取りの A505F アンテナの勇姿である。
ぱっと見は何の変哲も無いアマチュア無線用のアンテナって感じだ。

で、イタズラするにあたり、本来なら車上なり通常使用の状態でやるべき所なのだが、与えられた条件が良くなく、木製の手すりに載せた日本アンテナ製のマグネット基台に当該アンテナを取り付けた状態のまま計測することに。
なお、使用したアンテナアナライザーは、Rigexpert製 AA1000 である。
本来ならクルマのボディアースが効いているという前提なのだが、今回の評価はその辺をさっ引いて性能を妄想していただこう。



左からセンター周波数が154MHz、274MHz、351MHz、466MHzという順である。
私の経験上、「VSWRが2.0以下は実用の範囲内である」という判断の下に表示された特性を考えてみると、受信用アンテナとして使うには合格点を与えることが出来る。もちろん、カタログ上の謳い文句から考えても合格範囲のようだ。
メインが消防救急デジタル無線を受信するためのアンテナというだけあって、273-275MHz帯の特性はさすが専用!というお見事なもの。
アースが効いていないこの状態で使うと、144/430MHz帯のアマチュア無線用、デジタル簡易無線登録局用にバッチリ使えそうじゃん?!という妄想が膨らむところだが、この A505F というアンテナはあくまでも受信用として売られているものであるため、今回の検証はここまで。
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送信技術に賭けた30年「ラジオのチカラ」(5月8日(火)放送 JOQR 文化放送 大竹まことゴールデンラジオ)

2018年05月09日 | ラジオ
「ラジオをテーマにした番組コーナーの取材を受けたよ、RCC 中国放送の話が文化放送ラジオに出るよ」という情報を当の本人(笑)からいただいたので、ラジコ(Radiko)を使ってJOQR 文化放送を聴取した。
氏は私の共通の知人から紹介を受けて、東日本大震災による津波浸水被災地における電磁環境調査の実施、仙台高専広瀬キャンパスにおける「ラジオで学ぶ電波の世界」という中学生向けの公開講座でも(LFのM氏と一緒に)講師をしたという経緯がある、ラジオや電波の業界において後進を育成することに熱い想いを持っているお方なのである。氏の永きにわたるラジオに傾ける情熱を勝手に記念して、番組内のナレーションをテキストに書き起こしてみた。


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2018年5月8日(火) 14時頃からの JOQR 文化放送、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」内、「大竹発見伝 ~ザ・ゴールデンヒストリー~」(提供:積水ハウス)

日々、黄金の歴史あり、ザ・ゴールデンヒストリー。
今週は、「ラジオのチカラ」というテーマでお送りしています。

(ナレーション:大竹まこと)
広島県にある放送局、RCC 中国放送。近藤寿志さんは59歳。放送機材を扱う技術部一筋で勤めてきました。近藤さんは、地元広島の生まれ。電力関連の仕事をしていた父親の影響で、小学生の頃から機械いじりが大好きでした。特に、思い出に残っているのは、ラジオを作ろうという科学雑誌の特集です。完成させ、音が出たときは、たまらなくうれしかったと言います。中学時代は深夜ラジオ、高校時代はアマチュア無線に夢中だった近藤さん、将来の仕事として、放送業界を意識するようになります。工学系の大学を卒業し、22歳の時、地元のRCC中国放送に入社。憧れだった世界で働き始めました。入社から4年間はラジオの現場、その後、3年間はテレビの現場に配属され、下積みを経験します。スタッフの人数が少ない中で、テレビカメラを一から勉強し、担当したこともありました。30歳の時、電波管理の担当となり、40代に入ると、送信所の移転事業に携わります。近藤さんが採用したのが、広島県内に電波のエネルギーを集中させるという技術。これにより、聴くこえ方は大きく改善、さらに、聴取エリアも拡大されました。当時、ラジオリスナーの間では、「RCCの音が変わった」、「こんなところでも受信出来た」など、広く話題になったといいます。「うれしいですよね、反応があると、まだまだラジオ、聴いてもらってるんだ、って思います。しっかり作っていただいた番組をしっかり届けるのが、私の仕事。やり甲斐があります。」他にもパソコンで電波の届き方の実験が出来るソフトの開発や、ワイドFMのスタートなど、放送環境の整備に努めてきた近藤さん、以下にたくさんの人に、より良い環境で電波を届けるか、それだけを考え続けた30年でした。

RCC 中国放送では、5年前から小学生が夏休みの時期に、ラジオを作る体験教室を開催しています。作っているのは高い建物の多い地域でも、良い音で聴ける感度の良いラジオ。これには近藤さんの想いがありました。その日だけの工作体験では無く、子どもたちに、放送を聴いて好きになってもらいたいのです。そのためには、ずっと使える良いラジオが必要でした。「音が出たとき、みんな良い顔するんです。いやぁ、好きになって欲しいなぁ」ラジオを作った子ども達が、いつの日か、自分のように放送にかかわる仕事に就く、そんな未来を近藤さんは描いています。

~松任谷由実「翳りゆく部屋」~

(ナレーション:はるな愛)
近藤さんが中心となって開発された、パソコン上で電波の流れをシミュレーションすることが出来るソフト、「エリアかくべえ」は全国の放送局、国の機関でも使われています。お休みの日の午前中は、今もラジオを聴いているという近藤さん。何かしながら楽しめるのもラジオの魅力だとおっしゃっていました。今日お掛けしたのは近藤さんの大好きなアーチスト、ユーミンで「翳りゆく部屋」でした。

ザ・ゴールデンヒストリー、今週はラジオのチカラというテーマでお送りしています。
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ネットが繋がったスマホがあれば音声や映像に関してもいろんな事が出来るこの時代ではあるけれど、テレビや動画配信などではなく、敢えて、電波を直接送って受ける方式の音声だけの放送、「ラジオ」の重要性は今後も変わらないのだ。(願望を含む)


この、文化放送の大竹まことゴールデンラジオ内の「ザ・ゴールデンヒストリー」というコーナーは、北海道のSTVラジオでやっていた「日高晤郎ショー」でいうところの「北の出会い」のようなもんか。(分かりにくい例えw
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「351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の移動範囲に「日本周辺海域」が追加(追記)」の追記

2018年04月13日 | 無線機器
私は無線局免許関連の手続きを行う際、基本は電子申請で行っているのだけど、住基カード(電子認証のカード)が新しくなったついでに、過去に書いた記事の 351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の移動範囲に「日本周辺海域」が追加(追記) について、移動範囲の変更登録申請をやってみた。
前回の記事に書いたのだが、総合通信局管内というのは陸上であるという前提だということなので、自分の登録状のままでは海上で簡易無線局を運用すると電波法違反に問われるからだ。
この電子申請の入力フォーマットには、アマチュア無線の申請様式のように陸上・海上・上空という部分が無いので、いちいち入力しなければならない。

では今回の要点として、移動範囲を「○○総合通信局管内の陸上及び日本周辺海域」にするための入力のコツである。


移動範囲を変更するので移動範囲をチェック


当該総合通信局の部分の備考欄に「管内の陸上及び日本周辺海域」

※関東から沖縄までの総合通信局の項目全部!に入力をしなければなりません!



変更申請(届出)をする理由を簡潔に入力する。ここでは「個人的用務の遂行にあたり、陸上だけでなく日本沿岸及び日本周辺海域においても簡易無線局の使用を予定しているため」と記載した。(ただし予定は未定である(笑))

これで登録されれば晴れて海上での運用が可能となるわけだ。

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2018/04/17 追記

変更申請(届)審査完了。
4/13に入力して週明け4/17に審査完了。
電子申請のPC環境を作る最初はちょっと面倒くさいけど、電子申請はやっぱり仕事早い!
日々、無線関係を適法・合法的に運用する人は住基カードを使ったほうの申請は是非ともやるべき。(総務省の回し者状態w)

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スズキ アドレスV125G のヘッドライト球交換

2018年04月11日 | 旅行
近所のお買い物用とたまの通勤用に使っているスズキのアドレスV125Gスクーター(CF4EA)がある。
ある日、エンジンを掛けた直後にヘッドライトのロービーム側が切れやがったので備忘録としてまとめておく。

1.ミラーを外す
2.左右ハンドルグリップ直近の+ネジ2つを外す
3.正面のライト下にある+ネジを外す
4.ライトのカバーをパカッ!と引っぱって外す(ツメをやっつけないようにビビりながらやる)
5.電球のソケットを押しながら左に回して電球を抜く(カプラは引っこかなくて良い)



コイツはググるとあちこちのアフィリエイトに引っかかるので検索するのはなかなかのクセモノである。
丁寧に調べていくと、この電球は、口金の規格が P15d-25-3 とかいうやつで、この規格に合う電球は主に下記の三種類であった。

いずれも12V 40/40W の電球で、
・スタンレー製の品番 14-0348 カタログ番号 NO.124 箱にはT15と記載(参考:Yカメラ通販で定価2,376円が1,130円で売ってた)
・RAYBRIG レイブリッグ(スタンレー) 品番 RR98
・エムアンドエイチ マツシマ 品名 PH12 品番 102 (参考:N海部品で 2,000円ぐらいしやがる)
・小糸製作所 koito 種別 MH6 品番 0741(ワット数は下がるが 0412 でもいけそう?)

ちなみに口金規格の P15d-25-3 というのは、口金形式がP、口金胴の外形が15(mm)、接点の数がd(dダブル=2極)、ツバの外形25(mm)とか言うらしい。(小糸製作所カタログより)
(最後の3ってのは照射角度かなにかかな?) 



スクーターの電球の規格を探している人の参考にされる方は、くれぐれもご自分の車種と品番を確認の上、自己責任で調達してください。
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コミュニティFMマニアに便利なネット接続ラジオ端末(MZK-WDPR-R01)

2018年02月15日 | ラジオ
友人から「これ、安く売ってたから欲しいだろなと思ってアナタの分も買ったった!(要約)」という知らせを受け、拒否する理由は全くないので当然のように譲渡してもらった。このような人の好みを知り尽くしてくれて、プッシュ型(笑)のレア物(or アレな物)の物資調達はホントにありがたいことである。

今回調達してもらったアイテムは、プラネックスコミュニケーションズ製 IoTインターネットラジオ MZK-WDPR-R01 である。


このネット接続ラジオ端末の良いところは、Wi-Fi環境でネットに接続すれば、ほぼ全国のコミュニティFM放送局のネット放送と世界中のネットラジオが(設定次第で)ガンガン楽しめることだ。しかもコレ単体で、である。あらかじめ設定してある局をタッチ画面で選択するだけでネットラジオが聞こえるようになるのだが、さらに、メーカーサイトから局情報を編集するツールをダウンロードして、初期設定以外でストリーミング放送を行っているサイト情報を追加設定することも可能だ。
※ただし、ラジコ radiko.jp は設定出来ない


局選択画面


ネットラジオ聴取中の画面


常時、時計表示にしておくことも出来る(画面のオンオフも出来る)

これがあれば、スマホがネットラジオアプリに占領されずに済むし、いちいちパソコンを立ち上げてサイトに行って接続しにいかなくても良くなる訳だ。
(SIM挿さないWi-Fi専用にした適当なスマホがあれば解決するけど)
個人的に難点かな?というところを挙げるとするならば、Wi-Fiのキーを1個しか覚えてくれないので、Wi-Fi環境が変わるといちいち接続設定をし直さなければならないことと、電源を抜くと時間を忘れること。それと、有線接続用のコネクタが付いているのに有線接続は出来ないという謎仕様、イヤホン端子が無いという部分か。
そうは言っても、「いつもココあたりしか聴かないしぃ~」という、コミュニティFM放送局が好きなコアな人にとってはまさにもってこい!のネットラジオ端末であることには違いない。
その他、簡単なメールも送れるし、本体に動画や音楽ファイルを突っ込めば動画・MP3プレーヤーにもなるし、外から本機に画像メールを送ると画像をスライドショーしてくれるという機能も付いている。(使うか?)


無線脳的な考えで使おうとするならば、航空無線のストリーミングであったり、(海外の)警察や消防無線のストリーミングを設定してウッシッシ(^m^)するという手もある。闇なストリーミングサイトを探すのも楽しくなることだろう。
コイツは市場で安かったり、某○ードオフとかで目が合ったりしたら、買い!である。
しっかし、なんでこんな形なんだろなぁ、この形には萌えない。


2018/6/18 追記
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編集用ソフトを使って、LIVE ATC サイトのストリーミングURLを入力したら、難なく配信されている音が出てくれた。
これは楽しい。


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自分用雑メモ(随時更新)

2017年10月02日 | 無線系全般
自分用メモ。


559375 M M T
646875 K H B
796875 T B C
846875 N H K

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Dell Latitude10のWindows10化でWiFiが効かない時の設定変更

プロパティの詳細設定のタブで以下を調整
[40MHz Intolerant]の[Disabled]を[Enable]に変更。
[802.11n Preamble]の[Auto]を[Mixed Mode]に変更。
[Afterburner]の[Disabled]を[Enable]に変更。

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仙台市内一円で受信出来る351.25625MHz(10ch)と351.35000MHz(25ch)の連続波が邪魔だなぁと思っていた。
この10chの連続波について、「なんちゃって俺様デューラス(笑)」による独自の調査によると、名取市閖上地区の土地を嵩上げしているエリアあたりから出ていることが分かった。

2017/7/9 追記
上の記事の、仙台地域で幅広く受信出来るデジタル簡易無線のデータ通信用と思しき連続波のうち、351.25625MHz(10ch)の発信元が判明。やはり名取市閖上地区の嵩上げ工事に伴う「RTK-GPS測量」用の補正データ送出に使用しているものであった。
その機器が設置してある建物の屋上には、独立して電力を確保するための太陽電池パネル複数枚が設置され、機材箱のほか、測量用GPSアンテナ、デジ簡の白い送信アンテナ、監視用のカメラまでもが装備されている。周辺に何も無い場所からそこそこの地上高で電波出したらそれなりに飛ぶよなぁ

RTK-GPS測量とやらで何でそんな連続送信する無線なんぞを使うのさ?と疑問を持つだろうが、いちいち造成する度に一箇所ずつ基準点測量なんぞ効率悪くてやっていられないので、あらかじめ分かっている場所の基準点測量の位置情報(既知点)と、その基準点と同じ位置に設置したGPS測量情報の観測精度誤差の差分データを送信すれば、新たなGPS測量観測点でも高精度の位置情報が得られる、というものである。

RTK-GPS測量の技術的な内容は、適当に単語をググっていただければ図解入りの説明がたくさん転がっているのでそちらを参照のこと。同じような理屈でDGPSというものもあるが、このRTK-GPSとは似てるようでもちょっと理屈が違うので、その辺も話のネタとしてついでにお調べいただければと思う。

このデジ簡10chの連続送信は、名取市閖上地区の嵩上げと造成工事が終わったら撤去されるであろう、と勝手に思っている。(まさか、県道亘理塩釜線(通称:浜街道)の嵩上げ道路工事にも使ってはいないだろうとは思うが)

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仙台周辺で飛び交う5桁の数字(随時更新)
00870 01345 02151 18881 03500 03540 04680 06276

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消防車や救急車に装着されている日本アンテナ製のデジタル無線用アンテナ(MG-260A-09とかWH-260A-09相当)のエレメントを、業者さんからお借りして長さを計測。


カタログに掲載されている図面には、長さは1/4λ相当としか書いてないけど、難しいことは何も考慮せずに波長を計算してみると 300÷275×0.9÷4=0.246 でだいたい実寸。
25cmの長さのアンテナは、高い確率で防災行政無線とか消防救急デジタル無線用と判断していい。(地デジテレビ用にも使えそう)

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仙台うみの杜水族館の業務通信はデジ簡登録局と免許局を使用。
駐車場入出場、館内、裏方でチャンネルを使い分け。
秘話無し。
免許局7ch・登録局3chがお気に入りらしい。
108 490

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EBAYで調達したプログラミングケーブル
6 in 1 USB Program Programming Cable Adapter for Motorola HYT ICOM BAOFENG PUXIN

単純にUSBシリアル変換ケーブルが欲しかったのだけど、たくさんオマケが(笑)
USBドライバだけではなく、海外の業務用無線機の書き換えソフトまで付いてきたw
決済時の価格、日本円で850円、送料込み。
いったいいくらで出来てるんだコレ。

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中継局(判明・推定分、本部・所署除く)

仙台:権現森山・大年寺山・八木山・大八山・芋峠
塩釜:番ヶ森山
名取:相互台公民館
仙南:雨塚山・大萩山・離森・支倉・太陽の村
大崎:鬼首・岩渕・薬莱・箟岳
石巻:上品山・大草山・日和山・石峰山・前山
気仙沼:石割・津谷舘岡・十二曲

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海外通販で、KNB-26N互換のニッケル水素電池パック(7.2V,2000mAh 注:自称)を1個購入。
純正の乾電池ケースKBP-5と単3ニッケル水素の組み合わせを調達するコストを考えたらお安いものなのだが、互換品なので当たり外れのリスクを考え、とりあえず1個、お試しで使ってみる。


無線機に装着してみると、ずっしり重い。
その重さ441g、無線機本体よりも重い。
純正のリチウムイオン電池KNB-62L(7.4V, 1100mAh)は85g、軽い。KNB-57L (7.4V, 1800mAh)は持ってないので不明。
その互換電池の重さは何と228gもあったのだが、価格が安い分、許してやるとするか。
そこそこ使えそうなので、あと何個か買っておこう。

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ケンウッド TCP-D201,D203,D143,D243,D343,D503などのユニバーサルコネクタ



1 SSW
2 SP+
3 SP-
4 MSW
5 EMC
6 ME
7 PTT
8 PF
9 OPT
10 GND
11 +5v
12 TXD
13 RXD
14 NC

ケーブル KPG-36
ニッケル水素電池 KNB-26N
ニッカド電池 KNB-25A
Li-Ion Battery KNB-35L KNB-62L
乾電池ケース KBP-5

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興味本位で、NEC製のWiMAXの端末、Aterm WM3600 を開けてみる。

 

裏面のYネジを3つ外して、ちょっと強めに引っかかっている中央2カ所のツメから蓋を外し、パカッと開きに。
おや、中身は意外にシンプル。パッキンやシールは無いので、防水性能はまず期待できないですな。
アンテナが蓋側に付いていたのはちょっとした発見かも。



で、気になるのは電池。
基板と電池の間にあるシールドフィルムをめくると、リチウムポリマー充電池が出てくる。
ジャンク品の電池でも出回っていれば、交換も出来そうな気もするけれど、まず無いだろうなぁ。
電池にはこう書いてあった。

Li-ion Polymer Battry
OUTPUT:2500mAh 3.7V(9.3Wh)
AL1-002523-002

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パイオニア製のカーナビ(エアナビ)AVIC-T77の端子にセロハンテープとかシールを貼っておくと、何かと便利。



ポイントは端っこ。
走りながらテレビ見たりとかナビの操作設定なんかやっちゃだめですよ。

パイオニア製のメモリーナビ(エアナビ)AVIC-T77の内蔵電池



充電式電池パック(リチウムイオン)
商品コード: BP-N265-12/920 MX
発売元:パイオニア株式会社
定格: 3.7V 1840mAh
P/N: 338937010206

とは言え、交換用の電池はパイオニアのサービスに注文しない限り、世の中には出てこないでしょうな。

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東京国際空港(羽田) 航空無線 周波数
(AIP RJTT AD 2.18 ATS COMMUNICATION FACILITIES より)

APP
Tokyo Approach
119.1MHz(1) 119.4MHz 119.7MHz 124.4MHz 125.8MHz 127.7MHz 261.2MHz
121.5MHz(E) 243.0MHz(E)
H24
(1)Primary

ASR
Tokyo Radar
126.5MHz 236.8MHz 261.2MHz
121.5MHz(E) 243.0MHz(E)
120.2MHz 362.3MHz
H24

DEP
Tokyo Departure
126.0MHz(1) 120.8MHz 127.6MHz
121.5MHz(E) 243.0MHz(E)
124.2MHz 119.6MHz 120.6MHz 125.525MHz
H24

TCA
Tokyo TCA
124.75MHz 256.1MHz 2300 - 1200
119.45MHz 246.1MHz 2300 - 1030

TWR
Tokyo Tower
118.1MHz(1) 118.575MHz 118.725MHz 124.35MHz 118.8MHz
126.2MHz 236.8MHz
121.5MHz(E) 243.0MHz(E)
H24

GND
Tokyo Ground
121.7MHz 118.225MHz 121.625MHz 121.975MHz
H24
See RJTT AD2.20.1.2 (14)“GROUND CONTROL Frequency”


DLVRY
Tokyo Delivery
121.825MHz(1) 121.875MHz
H24

ATIS
Tokyo INTL Airport
128.8MHz
H24

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IC-S25/IC-S35の電池類のオプションで、単三乾電池ケースのBP-226とリチウムイオンBP-227は、IC-D50やIC-DPR5,IC-DPR6,IC-VH35/UH35/VH37/UH37などの業務用機器でも使えちゃう。(ってことは、BP-221とBP-226の違いは値段だけ?!)
もちろん、使うときは自己責任で。


写真は単三電池ケース BP-226 とリチウムイオン電池 BP-220L の参考比較。
BP-227は防水らしいが。
違いがわからねー

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アイコム ユニバーサルコネクター MP6 ピンの配線

OPC-966,EM-80,EM-89,AD-52,HS-93
ただし、このピン配列は海外仕向機器の場合。

日本国内業務仕様だと

右端が1番、左端が9番で、このコネクタの場合の端子は3,4,6番が存在している状態。
そのうち、クローンで使うのは上側の4,6番ピンで、RXDとTXDをMIXさせて使うということになる。

1 AF MUTE
2 EXT MIC
3 NC
4 CLONE
5 M5V
6 GND
7 EXTS
8 RCS
9 EXT SP

安易に海外の安い互換モノ持ってきてもオイソレとは使えない仕様。
IC-VH35,UH37,UH35,UH37とかIC-D50,IC-D60あたりで使うには、Rを追加したり若干の改造が必要。
IC-DPR系も同じかな?という感じ。


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パナソニック製 ETC 車載器 CY-ET909D (909KD,809D)の配線

 
5ピンのコネクタのうち、[・・・・・]の右から、

黄色「バッテリーからの電源(常時来ている)」
黒色「車体へアース」
赤色「アクセサリ電源(キーでオフになる)」
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K-COSMOSからK-LAMBDA (K-λ) への移行

2017年06月21日 | 無線機器
国土交通省の持つ移動通信システムで、Kensetsu Communication System for Mobile Station、略称 K-COSMOS という装置があった。一言で言えば、無線を使った国土交通省内の内線電話のようなものである。
このK-COSMOSは、平時からNTTの有線電話回線に頼らず、旧建設省の頃から脈々と運用されているマイクロ回線や多重無線回線を活用しながら、全国津々浦々、国土交通省の役所内インフラで通信が自己完結でき、音声通信が主体のものはマルチチャンネルアクセス(MCA)方式を用いた無線通話を行っていた。割当周波数のある390MHz帯では常に制御信号の電波がギャース!ギャース!って鳴っていたものだ。

このK-COSMOSは平成4~5年頃から運用が始まり既に20年が経過し、メーカー側からしたら積極的に保守・維持管理をしたがらない段階に来ている訳で、しかもそこらの中高生ですらネットを使って画像や映像伝送が出来るようになった今の時代、普段はさほど使いもしない大層なシステムを維持する意味が無くなってきた・・・というところにあったのだが、そんなシステムが脚光を浴びたのが平成23年に発生した東日本大震災であった。震災の被災地が複数の県かつ広範囲にわたり、太平洋沿岸部では電源を喪失し有線回線も断絶、バタバタと使えなくなっていく地上の携帯電話の基地局がゴミと化していく中、国土交通省が非常用に配備していた衛星携帯電話と共に活躍したのが、山上と、堅牢な河川・国道事務所などの自立鉄塔に基地局機能を設置したK-COSMOSだった、という訳である。
高い周波数を使うことが技術的にも難しく、あっても高価で故障も多かった昭和40年代、役所が使う連絡用の無線は回路が簡単な60MHz帯が多く用いられていたが、昭和50年代ともなると半導体技術がどんどん良くなり安定してきたため、移動局の無線設備は150MHz帯が主役に。平成も30年となろうとしているこのご時世、使い勝手の良い150MHz帯の無線をあまり大がかりにせずデジタル化して再整備してしまおう、という流れになった。K-COSMOSがモシモシハイハイの1対1の内線電話式であることに対し、K-LAMBDAは基本的には1対nの通信、ということである。(これ、あくまでも私の見てきた無線業界感であり私見です)
それが「国土交通省デジタル陸上移動通信システム Kokudokoutsuu LAnd Mobile system By Digital Access K-LAMBDA(K-λ)」である。

総務省の公表している技術基準適合証明を受けた特定無線設備の型式の情報を拾ってみると、K-LAMBDAの仕様は

 電波型式  5K80 F1D,F1E (4値FSK ARIB STD-T102準拠)
 割当周波数 146.34375MHz ~ 146.37500MHz (6.25kHz間隔6波), 146.76875MHz ~ 146.78125MHz (6.25kHz間隔3波) , 150.85625MHz
 送信出力  移動局5W~10W , 基地局20W
 アクセス方式 SCPC

というもの。
「この規格、最近よく見かけるなぁ、白いアレを使ったらどうにかなるんじゃないかなぁ」と思った人は勘の良い人です。
「おや?こんな所に白いアレがあるー」という人、ぜひお試しあれ。
(※裏の声:長押し不要)

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AR-DV1雑感その2 1702Dファームアップその後ほか

2017年04月28日 | 無線機器
2016年のアマチュア無線のイベント「ハムフェア」で華々しく登場し、無線(受信)マニアらの間でずいぶん話題になったのがアイコムの IC-R8600 デジタル対応広帯域受信機である。
年が明け2017年の春になり、満を持しての販売開始とともに好調な滑り出しを・・・と思いきや、「そんな程度だったら現状はAR-DV1で良くね?」という評価になっている。(2017年4月28日時点)

というのも、デジタル消防無線やデジタル鉄道無線なんかが受信復調してくれないというのは賢明な人なら分かろうものだけど、ごくごく一般的に使われている方式に対応していないのはあまりに謎仕様だ。
 DMR = 非対応
 C4FM = 非対応
DMRは世界中で使われているし、C4FMに至ってはバースタではあるけれどアマチュア無線の規格として使われているものだ。
いくらJARLがICOMと結託してD-STARを推進したからと言って、ライバル会社に対するこの仕打ちはあるまい。
ネット上の意見で多かったのが、デジタル簡易無線・ARIB-STD-B54系の業務用無線で、別途数字の入力が必要な通信に対して、数字を探してくれる機能が無いというのは残念な仕様であり、せっかく高い買い物をする側としては魅力が半減する。
私の近い存在の人で、IC-R8600を買った人の中のうちアイコムのサポートに電話やメールで直撃してみた!という人がやったという会話やメールのやりとりを要約すると「そんな勝手にそっちが期待してただけで、説明書に書いてあることしかできませんからwww」という塩対応をされた、とのことである。(JRCにARIB-STD-B54規格の無線機をOEM供給しといて「その仕様は何ですか知りませんよそんなの」的な)
私はIC-R8600を買ったお客さんじゃないのでこれ以上の辛口意見(笑)は控えるが、せっかくキレイな箱に入れてもらった高級ソフトウェアラジオなのだから、今後のソフトウェア(ファームウェア)アップデートに多少の期待はしておこう。
現状のIC-R8600がソフトウェア黎明期だと考えたら成長の余地は多分にある・・・と思いたい。

さて。
話を戻してAORのAR-DV1の話題である。
前回のAR-DV1のエントリーから時間が経過し、現在まで数回のファームウェア更新を経過した中てずいぶん機能性能がアップしたように思う。
AR-DV1が発表された当時、受信させる内部ソフトウェアの仕上がりがイマイチだったことから考えると、相当オトナになった。
(製品発表時のハムフェアで、AORの説明員は「売るモノが無かったからフライング気味で発表しちゃったぃ」のようなニュアンスを語ってたけど)

先般提供が始まった1702Dファームウェアによって、NXDNタクシー無線やARIB-STD-B54系無線、デジタル地域振興無線をコンプリートし、デジタル簡易無線のユーザーコード(UC)を表示、逆トーン設定やトーン・DCS解析も出来るようになった。海外のサポートページには1702Dの記載は日本の発表から少々遅れて提供されたから、厳しい目を持つ(?)日本のユーザーに対し、メーカーも少々気を遣っているような感じになっている。(と勝手に思っている)
日本で公式にアナウンスはしていないものの、D-STARの復調の際、内部デバイスの個体差により周波数を2kHz程ずらさないと復調しないというのがあったようだが、現行で出荷されているAR-DV1は内部部品の変更対策が行われている。

去年、アイコムでもモックアップのみの展示があったデジタル対応のハンディ型受信機だが、このあたりはまだアイコムからの追加発表は無い。
今の製造技術があれば、基板の集積度を上げて手持ちサイズの筐体に詰め込むことは可能であろうが、ネックは消費電流と電池の問題だと思う。
専用のリチウムイオン電池パックを使っても、せいぜい3時間ぐらい動作させられるぐらいなんだろうな、と予想している。
対するAOR側も、開発コストとの兼ね合いから、どっかの会社の無線機の筐体や電池パックを流用してでも詰め込んでやる!という荒技をしてくるかもという想定(期待)をしている。

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2017/10/3 追記
ハムフェア2017でAORはデジタル対応ハンディ型受信機 AR-DV10 を発表、VS社のFTA-550、FTA-750に良く似てるw
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小心地滑コレクション(随時追加)

2017年01月24日 | 旅行
海外で、人が歩く場所で滑りやすいとされる場所には必ず置いてあるのがこの「小心地滑」や「CAUTION WET FLOOR」の看板。
いろんなバリエーションがあるので、新種を見つける度にメモとして写真を撮っているのだ。
滑りやすいのは分かるが、注意しておきながら既に看板の中ではキャラ(ピクトグラム)が滑っていたり踊っていたりしているのがご愛敬。
そもそも路面が濡れても滑らない構造にすればいいのに、というツッコミは無しで。

たしかコレはシンガポール。


ハワイ・オアフ島ではこんな感じ。

くつろいでるヤツもいれば、最初からコケてるヤツもいる。
それにしても滑りやす過ぎである。


次に出先で見つけたら現地のホームセンターに行って1つ買ってこようかと思う今日この頃。
折りたたみ式なら、きっとスーツケースにも入るだろう。

この「小心地滑」のキャラだけでなく様々な注意書きに目を向けて研究・ネタにして集っている「日本ピクトさん学会」という集団もあるらしい。(詳細はググって)
日本ピクトさん学会の説明によると、

ピクトさんとは、
いつも酷い目に遭っている。
転んだり、頭を打ったり、転落したり、はさまれたり。
自らの体を犠牲にして道ゆく人に危険を知らせてくださっているのである。
我々はその痛々しいメッセージを、敬意を持って受け止めなければならない。


うむ、納得。
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