讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

SL冬の湿原号と流氷観光_北海道旅行記2

2013-03-31 20:00:00 | 旅行
 Day2 紋別→知床

 今回の目玉の一つ、流氷観光である。紋別港に接岸されている、ガリンコ号2。し~かし、情報によると、あまり流氷はないそうだ。ただし、全く無いというわけではないらしい。


 それでも、せっかく来たのだから、乗船してみた。沖の方に行くと、流氷のカケラがあった。そこを狙って、ガリンコ号は進む・・・せっかく船首にあるドリルも宝の持ち腐れか。(笑)


 天気が良く、カモメが歓迎してくれた。(と、思う)ま、自然のモノですから、しかたないですね。また来年行きましょう。


 ちょっとがっかりした砕氷船(船にがっかりしたのではない)を後に、網走の天都山、オホーツク流氷館へ。


 流氷展示室は、良い感じで冷えている。南極の氷も展示。んー、自然の流氷ではないが、これで我慢するか。


 ここから知床まで移動して、知床プリンスで宿泊。日が暮れると「オーロラ祭り」が開催されるという。厳寒の中、会場まで歩いていった。わらか何かを燃やして、スモークを炊いている。本物のオーロラが出現するわけもなく、このスモークをスクリーンにして、レーザー光線で光のショーを繰り広げるのである。下の写真は、空中に「クリオネ」を再現したもの。なかなか綺麗だったが、暗くて写真には上手く撮れない。さらに観客はじっとして見ているので、体がしんしんと冷えていく。冬の北海道を満喫出来る祭りが満載だ。

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SL冬の湿原号と流氷観光_北海道旅行記1

2013-03-30 20:00:00 | 旅行
 JTB旅物語のツアーに参加 2005/02/24 Day1

 冬の北海道で雪道を運転するのは若干不安もあったので、旅行会社の流氷ツアーに参加することにした。流氷といえば、学生時代卒業旅行で北海道を放浪したのだが、紋別でいやっというほど見たことがある。近年、流氷も少なくなっているそうで、2004年にも北海道に行ったのだが、流氷に遭遇することはなかった。せっかく接岸しても、風次第であっという間に沖に行ってしまうこともある。

 福岡空港から直行便で千歳空港へ。

 空港からは、地元の三洋観光のバスで道内を移動する。


 札幌から北上し、砂川ハイウェイオアシスで休憩。


 ここでは、有名な北菓楼のシュークリームを購入。クリームたっぷりで美味い。


 
 初日からヘビーな(笑)層雲峡の「氷瀑祭り」へ日が暮れてから行った。日があっても寒いのに、夜間行くとは罰ゲームかと思うのだが、日程上しかたないんだろうな。


 ライトアップされて幻想的なのだが、むちゃくちゃ寒いのである。-10℃以下にはなっていたような気がするが、この景気を見たら、夜間の氷瀑祭りもいいかな、と少し思った。


 一晩ここにいたら絶対凍死すると思う。あまりの寒さに、耳当てとマスクをしてしのいだ。


 唯一良いと思ったのは、トイレも凍りづけになっており、ぼっとん式だがブツが、カチンコチンになっており全くにおわない。春先になってくみ取りをするときは、地獄だろうと思うのだが。

 冷えた体で、ホテルの温泉に入ったときはこの世の楽園かと思った。(笑)
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居酒屋「もり2」福岡市博多区

2013-03-29 20:00:00 | グルメ(食べ物一般)
 歓送迎会の季節である。先日、ライバル会社のS治氏から「お世話になりました」メールが来たので、電話してみた。T京にに転勤(というか戻る)になったとか。同業他社だが、いろいろ協力するところはする、というスタンスでやってきたので、「まぁ、じゃあお元気で。どこかで会うかもです」と当たり障りない挨拶を行ったのである。

 その日は、社内の歓送迎会であったので、飯付き(当然会費なのだが)である。博多駅近くの「近代ビル」地下なのだが、一昔前の近代か・・という。
 

 おぉ、鶏鍋だ・・と近づいて撮ったら・・湯気がぁ
 

 離れてズームで撮れ、というアドバイスに従って撮りなおしっと。あ、一応写りました。こんな感じです。


 鶏のたたき、この後鶏の炭火焼きと、鶏三昧。鶏嫌いには地獄やろう。いゃ、自分は問題ないですが。


 さて、I瀬氏が東南アジアの某国に派遣されちゃうそうです。立派な○○人になるんだぞー!っと、贈る言葉をいただいていたようです。ちなみに、プレ調査で宿泊していたホテルでは、シャワーのお湯が出なかったそうです。安ホテルでは無く、一応外国人が出張で使うようなホテルみたいです。常夏の国なので、水だけでも生きていけると言ってました。2~3年もいると、多分立派な○○人になれるでしょう。元気でな~
 
 福岡市博多区博多駅東1-1-33 はかた近代ビル地下 駐車場なし

 
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豚丼「豚気屋」福岡市博多区

2013-03-28 20:00:00 | グルメ(食べ物一般)
 ある日、歩いていたら「開店記念・豚丼680円が500円」の看板を見つけた。生憎、昼を食べ終わっていたので、2回も食えんと思い断念したことがある。

 その日、どうしても気になって行ってみたのである。500円セールは終わっていたが、「本日580円」の看板を見つけた。


 入ってみたら8席であり、なんとか1席空いていた。その後何組か客がきたが、満席のため20分待ちと言われ引き下がっていた。良いタイミングで入ったようだ。

 ここは、スタンダードに、豚丼の並を注文。


 糸島豚のバラ肉を使ったドンブリとのこと。若夫婦(?)が、一生懸命やっている感じが伝わってくる。大将は、肉を網で丁寧に焼いているので若干時間がかかるのはいたしかたない。網焼きなので良い感じで脂が落ちている。

 良くたれに漬け込んだ肉は絶品である。行列が出来るのも頷ける。


 アルコールもあるので、夜は飲み屋兼にもなるのだろう。また行ってみたい店の一つである。

福岡県福岡市博多区上呉服町14ー26 駐車場なし
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うどん「喜八郎」福岡市博多区ヨドバシカメラ

2013-03-27 20:00:00 | うどん・らーめん
 ヨドバシカメラ博多駅店に行ったとき、4Fに行ってみた。ここには飲食店があったが、リニューアルしたようだ。その中に、気になるうどん屋を見つけた。



 普通の博多うどんかと思いきや、冷たいメニューがある。釜玉や、ざるまである。と思ったら、替えうどんという、変わり種も。(笑)


 ざるうどん(480円)を注文したら、なんと、つやつのうどんが出てきた。コシもばっちりある。ネギもシャキシャキ、ワサビもおろし立ての、絶品である。


 家電量販店の、うどん屋となめてました。すんません。ざるは、もうちょっと「しゅるっと」綺麗に盛りつけられていたら、讃岐の一級店なみですが、十分に美味い一品です。次は、釜玉を攻めてみるか。
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2013_J2第5節 アビスパ福岡 vs コンサドーレ札幌 0-1

2013-03-26 20:00:00 | アビスパ福岡
 2013/03/24 福岡-札幌 0-1で、札幌勝利

 少し肌寒い日だったので、白いスタジアムコートを着て博多の森に自転車で向かった。健康保険組合から、体重を落とせという絶対命令があるので、極力歩くか自転車で外出することにしている。自宅から片道30分、山あり谷あり(谷は無いけど)で、開始1時間前にレベルファイブスタジアムに到着した。

 バックスタンド側です。そこそこ入っていますね。


 メインスタンド側です。SAがすべてバックスタンドになったので、お金を多く出さないと、メイン側には入れません。メインゲートも閑古鳥が鳴いてます。アンバランスですね。


 試合開始45分前です。ピッチに散水してます。今年は選手が良く滑ってますが、これの影響もあるのかな。


 札幌のコンサドーレを迎えての一戦です。福岡は2勝の後の、2連敗中です。


 遠く、札幌からもサポーターが来ています。お疲れ様です。


 前半は福岡が押してましたが、取れるうちに点を取れないと、後がキツくなります。札幌はイエロー2枚を貰って一人退場となりましたが、福岡は追いつけませんでした。

 まさかの、3連敗となりました。スタートダッシュは良かったので、今年は期待が持てるかなと思いましたが、失速しました。

 試合開始前は、プシュニク監督がバックスタンドに来ており、子供達とハイタッチをしていました。いい監督ですね。立て直してもらいたいと思います。
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お菓子「バーバクラブのかりんとう」宮崎県五ヶ瀬町特産品

2013-03-25 20:00:00 | グルメ(食べ物一般)
 ある日、A4の封筒が届いた。中を開けてみたら、かりんとうが入っていた。そうだ、五ヶ瀬町のファンクラブに入ったので、会報が来たのである。それに今回は、会員数300人突破記念ということで、地元の特産品同梱となったようだ。

 

 五ヶ瀬町桑野内馬場地区のおばあちゃん達手作りの「かりんとう」らしい。今では生産が追いつかないとか。

 どれどれと、食べてみたら「めちゃ馬」、いゃ「めちゃ美味」なのである。これは、お世辞抜きだわ。柔らかくて、普通のかりんとうとは、一線を画している。やめられない、とまらないっと。サンプルなので、すぐになくなってしまった。

 五ヶ瀬に行ったら、探してみよう。

 ちなみに、ファンクラブは五ヶ瀬町のHPから入会できます。町がやっているので、会費等は無料です。

 しかし、バーバクラブちゅう、ネーミングがいいね。(笑) 工場見学したいものだ。やはり、バーバだらけなのか?

 ちなみに五ヶ瀬町には九州最大のスキー場があります。ゲレンデにボーダーが増えてから、もう何年も行っていないけど。
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アルインコのスイッチング電源「DM-330MV」故障

2013-03-24 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 アルインコのスイッチング電源が、ある日突然壊れた。POWER_LEDが点灯しておらず、当然出力もない。つまり、ウンともスントも言わない状態である。トランスドロッパ式の電源なら、部品点数も少なく修理は容易だが、スイッチング式は難しい。

 買って6~7年くらいたつかなぁ。保証はないし、修理は見て貰うだけでも、3,000円はかかるとのこと。ネットで調べたら、どうやら同じ症状で故障が多発しているらしいことがわかった。

 これが、DM330MVです。定格32Aとなってますが、どうでしょうね。20A程度までは使用してますが、そこまでは問題はありません。


 前面と背面の黒いネジを、計8本外します。底盤は堅いので力を入れてスライドさせます。ゴム足のネジは取らなくてもいいのですが、スライドして外すときにネジの出っ張り部分がひっかかるので注意します。


 基板の銀色のネジをすべて外します。穴があるところにある黒いネジも取り外します。これは、Trの放熱板を取り付けているネジです。


 さて、故障箇所ですが、スイッチング用Tr(Q9)2SC5353のベースにつながっているR27、390KΩの抵抗です。片側を浮かしてみたら、無限大でした。1/8Wが使われてますが、手に入らなかったので、1/4Wの抵抗を立てて取り付けました。回路図はアルインコが公開しています。検索すると出てくるでしょう。


 基板とケース間をつないでいる部品が1点あるので要注意です。それを破壊しないように、少しだけずらして部品交換しました。半田付けがなれていないと難しいかもしれません。

 SW-ONで、全く反応なし・・と思ったら、内部電源SWのコードが外れていました。コネクタ式なので、力が加わって外れたのでしょう。


 完全復活しました。部品代390K,1/4W抵抗器1個 21円でした。部品代は安いけど、交換は大変です。

 組み立て時に、前面パネルにLED3個が顔を出すように注意します。ウンともスントも言わないときは、ここを疑うといいでしょう。ただし、自己責任でお願いします。
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2013_J2第4節_ギラヴァンツ北九州 vs ヴェルディ東京

2013-03-23 20:00:00 | ギラヴァンツ北九州
 2013/03/20(水)祝日 午前中は生憎の雨だった。午後から曇りになり、よし行くぞとばかりに、福北ゆたか線に飛び乗った。折尾駅で若松行きに乗り換えた。1時間に2本くらいしかないので、待つこと30分である。

 本城駅からは徒歩で20分くらいかかる。折尾駅からシャトルバスに乗ってもいいのだが、健康のために歩くことにした。

 橋本食品マッチデーということで、橋本食品さんが「小倉牛の丸焼き」を出していました。すぐに売り切れたそうで、ご覧の通りです。


 スタジアムDJの方が、ピッチ近くにこられてました。


 去年の仲間は今年の敵です。主力をごっそり引き抜かれました。こんな中で負ける訳にはいきませんな。


 ハーフタイムには、スプラッシュのダンスがあります。入場者数は4509人。開幕戦より2000人も多かった。


 前半は押してましたが、1点のみ。取れるところで取らないと後が苦しくなりますね。前半のウチに1点返されゲームは振り出しに。


 結果1-1で、ドロー


 負けられない試合で負けなかったのはいいですがチャンスをものにできなかったですね。次節は3/24(日)13:00~本城でモンテディオ山形を迎えます。
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釜揚げうどん「戸隠」福岡市博多区

2013-03-22 20:00:00 | うどん・らーめん
おはようN村くん、数日前に我々は次のようなチラシを手に入れた。これは偶然中州川端商店街を調査しているときに発見したものである。

 戸隠と言えば「蕎麦」というのが常識だが、「うどん」を提供するという。また、宮崎では「釜揚げうどん」の有名店であることがわかった。そこで君の使命だが、開店当日に当該店に潜入し、どのような「うどん」を提供するのか調べることにある。例によって、君もしくは君のメンバーが行列に巻き込まれ、時間内に帰還出来なくなっても、当局は一切関知しないのでそのつもりで。この情報は、ブログがある限り保存される。それでは、成功を祈る。

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 ミッション開始

 3/5(金)新規開店



 12:15到着 すでに、10人くらい並んでいる。最後尾に並ぶと、すぐに後ろに数人並んだ。列はなかなか進まない。待つこと10分ほどで、どやどやと客が出てきた。

客A「やめた方がいいで」(おっと、どうしたんや)
N村「なんで?」
客A「11時半に入って、出てきたのが40分後や」

 行列に童謡が、いゃ動揺が走り、何人か列から脱落した。ちょっと考えた。30分待たされたら、時間内に会社に戻れん。ま、とりあえず入って、様子を見るか。

 席に着いたら、7分後に釜揚げが出てきた。(はやっ)しかし、ドンブリの着地に失敗して、お湯がこぼれた。



ねえ「あ、すいません、すぐに拭きますから」
N村「あ、はい」

 拭いてくれたが、テーブルにあるメニューの下は、ビショビショであった。恐らく着地を何回か失敗したのだろう。オペーレーションがこなれていないのは、しかたないか。

 3分で完食。

 麺は極細で、柔らかい。お湯はドンブリの中で泡立っている。出汁は濃い色をしていて、ゆずが強力に効いている。揚げ玉とネギは、最初から入っている。
 
 宮崎では有名店らしい。宮崎放送の「花輪」があった。CMを流しているのだろうか。
 

 入店から10分で退店したが、行列は無くなっていた。客をさばくスピードが上がったのだろう。11時半ころから入った客が、一番大変だったみたい。ま、だんだんとオペレーションもこなれてくるでしょう。

 釜揚げの並だけだと、なんか小腹が空いたので、近くで100円サンドを買って食べた。LBTと書いていた。レタス+ベーコン+トマトだろう。
 
 
 福岡市博多区上川端4-233 中須川端商店街 駐車場なし
 11:30-14:30 17:30-26:30
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エジプト旅行記7

2013-03-21 20:00:00 | 旅行
 Day7 カイロ市内

 カイロ市内のエジプト考古学博物館へ 。入館料は500ポンド=約1,000円。こういった観光地の料金は、日本の物価に直すとこんなもんかなぁ、と思うが地元の物価から考えると、相当高いと思われる。世界中から観光客が訪れるので、かなりの収入源になっているものと思われる。


 入場チケット。アラビアインド数字が書かれている。


 館内は撮影が一切出来ない。しかし展示の規模と内容から考えたら、多分一日中いても飽きないくらいである。ツアーだと決められた時間しかいられないのが少し残念だった。ミイラ室は別格になっており、ここの入るのには別途100ポンド必要になる。もうエジプトに来ることはないと思うので、入ってみた。館内でチケットを買うのだけれど、行列になっている。ミイラ室は、さらに冷房が効いており、快適であった。ミイラにとっても快適なのだろう。(笑) 実際のミイラは、あまり気持ちのいいものではなかったが、本物を見られたのは良かった。

 ツタンカーメンの黄金のマスクも別室に展示されていたが、ここは別料金を払うことなく見学できた。

 次は、市内観光へ。キリスト教会を見学。


 礼拝所なので、静かに見学。


 昼間の市内観光を終了し、帰国の途につく。MS962便18:15発(現地時間)で関空に向かう。

 カイロ空港出発ロビーにて、ツアーのメンバー(大分から参加の女子大生+母親と参加)が言うのである。

ねえ「あれ、知ってる人がいる。多分高校の時の担任」
N村「えぇ、こんな所で?偶然?」
ねえ「全くの偶然」

先生「おっ、こんな所で会うなんて。ご家族の方ですか?」
N村「いやいや、私は偶然同じツアーで来ただけなんです」
先生「そうですか、そちらはお母さんですか?」
はは「そうです、娘がお世話になりました」

 という、ここは大分駅の待合所かという会話が展開されたのである。

 ま、そんなことは、どうでもいいのであるが、エジプト航空機は定刻通りに出発した。


 じきに機内食が出てきた。


 関空で、北海道組と九州組が分かれて、それぞれの国内便で帰路についた。

 編集後記

 エジプトで政変が起こる前の、比較的安定した時期に行けたのはラッキーでした。過去、テロ事件もあったので、観光警察は観光客保護のため、武装して主たる観光地を警備していました。この国の特色として、富める者は貧しい者に施すことはあたりまえ。施しをあたえると、自分も徳を積んだことになるので、喜んで他人に与えるという考えがあります。その延長線上に「バクシーシ」があり、積極的に施しを求めてきます。

 これは、一般人も役人もすべて同一で、観光客=富める者=たかってもいい。という考えに繋がります。したがって臆面もなく、金をくれ、物をくれと言ってきます。自己防衛が大切で、小額紙幣を小分けして持ち歩く、多色ボールペンを何本も小分けにして持っておくと危機を乗り切ることができます。また、親切そうに近づいてくるエジプト人には警戒することです。バクシーシと言われ、お金を払っても写真を撮りたい人は、そうすればいいでしょう。トイレも基本は有料です。空港だからといっても、人が立っていたら利用料を要求されます。

 エジプトには魅力的な遺跡や遺産がたくさんあり、死ぬまでには一度行きたいと思っていたので、その夢が叶ったといえるでしょう。北のアレキサンドリアから、南のアブシンデルまで行けたので非常に満足できた旅でした。強行軍の日程で、きつかったけれど。

 もう一度行きたいか?と言われたら、同じ旅行代金を出すなら別のところに行く。と言うでしょう。地元のガイドは別にして、あまりエジプト人に対していい印象がないからです。バクシーシの件もあり、いつも気が抜けない状況でした。ただ、警備が厳重だったせいもあり、危険なめにはあいませんでした。

 一度行ったらもういいかな、と思います。でも、一生に一度は行ってみたらいい国とも思います。政権交代後、エジプト国内の治安は悪化しているようで、私たちが普通に歩いていたカイロ市内でも注意しなければならないようです。まして、郊外に行くとどうなっているか分かりませんが、また安定した国に戻り治安が回復すればいいなと思っております。

 
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エジプト旅行記6

2013-03-20 20:00:00 | 旅行
 Day6 カイロ→アレキサンドリア→カイロ

 エジプト最北部、地中海に面したアレキサンドリアの街へ列車の旅。カイロ駅から乗車。年代物の機動車がホームに入ってきた。
 

 一等車で指定だった。座席の番号は、チケット・列車の座席共にアラビアインド数字が使われているので、独特の数字が読めないと、自分の座席も分からない。幸いガイド付きなので、席を教えて貰った。座席指定なのだが、適当に座っている人がいるみたいで、後から来た人と座っている人とが何やら話しており、席を替わったりしている。車内は恐ろしく冷房が効いており、寒いくらいだ。何か羽織るものがないと、ちょっと厳しいかも。


 最終目的地、アレキサンドリア駅に到着。


 街の武装警官。こそっと、後ろ姿を撮影。
 

 アレキサンドリアでは、専用の小型バスを使用したが、背広姿の警官が一人乗り込んできた。背広の中のホルスターには、拳銃が入っている。備えあれば憂いなしか。

 ポンペイの柱。ローマ皇帝、ディオクレティアヌス帝が建てた、図書館の柱の一部が残っている。図書館跡といったところか。地中海沿岸の都市だが、夏なのでかなり暑い。北に来たからといっても、アフリカ大陸は侮れない。
 

 国立博物館へ。30ポンド=約600円。海底で見つかった遺跡もある。


 ここは展示物の写真撮影可能。制限は全くない。


 その後、キリスト教徒が隠れて礼拝したという、カタコンベへ。円筒形の井戸のような穴があって、階段があり、地下へ下りていける。底の方が墓になっている。入り口には、ゴーゴンの彫り物があり、死者を守っている。丸い井戸状になっているのは、棺をつるして死者を墓まで連れていくため。写真撮影禁止。ちなみに、ゴーゴンさんとは、目を合わせない方がいいと思うが、うっかり合わせてしまっても、許してもらえそうだ。石になった人は、近年いないらしい。

 地中海を見て、また列車でカイロまで戻った。やっぱり、列車内は寒かった。


 暑い地方に行くと、寒いくらい冷房が効いているのがおもてなし、みたいなところがある。外は40℃を簡単に越える暑さだけど、建物内は20℃以下なんていうところもあるので、一枚着るものは持って行こう。
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エジプト旅行記5

2013-03-19 20:00:00 | 旅行
 Day5 ギザのピラミッド群

 カイロからギザまで、車で30分くらいである。ちょっと郊外に行くと、ピラミッドがそこここにある。クフ王のピラミッドの中に入ってみた。ちなみに入場制限があり、午前中150人、午後150人の合計300人で打ち止め。入場料は100ポンド=約2,000円 我々はツアーなので、予約していたのだろう。写真の中に「浴衣を着た、日本人のお姉さん」が写っている。砂漠に浴衣も独特だけど、この格好でピラミッド内部を歩くのは、さぞ大変だったろうにと思った。
 
 内部の通路は狭い。このでかいピラミッドの中は、こんなに狭いのかと思うぐらいである。途中、かがんで歩かなければならないところもあるが、大回廊に出た時いきなり天井が高くなった。現実に自分の足で歩いてみると、感激する。そして最上階の玄室にたどり着いたら、内部は思いの外狭かった。玄室では声がこだまして、不思議な感覚だ。次々に人が入ってくるので、一通り見たら退室する。これを見に、わざわざここまで来た。

 隣の、カフラー王のピラミッド。昔は登頂可能だったみたいだが、現在ピラミッドの外壁を登ることは禁じられている。ここにも武装警官が沢山いる。一緒に写真を撮ると、バクシーシですわ。
 

 ピラミッド近くにある、お土産屋。カイロ市内より、高いらしい。フリーで売りに来るお土産売りの兄ちゃんもいるが、ルール違反みたいだ。警察に見つかると、文句を言われていたように見えた。
 

 観光用のラクダがいて、値段は乗る前に交渉する。しかし、ぼったくられる事も多いそうだ。今回は地元のガイドが交渉してくれて、無事乗ることができた。引き馬ならぬ、引きラクダ。立ち上がると思ったより高くて、よく揺れる。


 ギザの3大ピラミッド近くにいる、スフィンクス。


 後ろ姿の写真は、なかなか無いでしょう。(笑)


 ギザから、バスで南へ移動。

 ダハシュールの屈折ピラミッド。途中で石積みの角度が変わってしまっている。このまま行くと、多分ダメやろうと思って急遽設計変更したのか、現地合わせで適当に作ってしまったのか。


 サッカラの階段ピラミッド。やっぱり、ちょっと変。
 

 ピラミッドを堪能し、カイロに戻ってきた。ここは、バスターミナル。エジプト各地への長距離バスも発着する。数字は、独特なアラビアインド数字なので、それが読めなければバスにも乗れず、列車の指定席も分からない。1から0まで覚えればいいので、2~3日いればだいたい覚える。


 毎日が非常に濃い、エジプト旅行だ。
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エジプト旅行記4

2013-03-18 20:00:00 | 旅行
 Day4 アスワン→アブシンベル→カイロ

 アスワンからエジプト航空MS-247便で、アブシンベルへ移動。ここはエジプトの南の端、すぐそこはもうスーダンの国境がある。荷物は飛行機に積みっぱなしでいいとのこと。この飛行機がMS250便となり、カイロに向かう。

 空港を出ると、神殿行きのツアーバスが沢山いる。というか、ここはアブシンベル神殿しか見るものはないので、神殿を往復すれば十分なのである。無料のようなので、どのバスに乗ってもいいようだ。アスワンハイダムが建造されたとき、この場所は水没する運命にあったが、ユネスコによって移設された。こんなでかいもの、よく移設したなぁと思うくらいでかい。内部はたしか、撮影禁止だったよう思う。写真がありません。


 入り口には管理人がいて、大きな天国への鍵(レプリカ)を持っている。観光客が来ると、鍵を渡して写真を撮れというが、返す時には「バクシーシ」と言われる。でた~、まぁ、お約束ということで。人が沢山いるときはいいけど、だんだん人もまばらになってくると注意したほうがいいようだ。特に女性の一人旅は要注意。地元民が痴漢に早変わり、ということもあると聞く。

 昼はランチボックスが配られた。


 ツアーバスで空港に戻り、空路カイロに向かう。ペットボトルの水は原則持ち込み禁止なんだろうけど、係官は特に何も言わなかった。ほとんど、フリーパス。眼下にナイル川を見ながら一気に北上する。コンボイを組んで走ってきた道を、ひとっ飛びである。空路の方がはるかに安全だな。


 カイロ市内の、ハンハリーリ市場へ。巨大な市場で迷路のようになっているので、路地に入らないようにと注意があった。方向を失うと戻ってこられないぞ。ここで、子供が塾の先生に頼まれたという「水パイプ」を購入。価格は書いていないので、事前にガイドさんから相場を聞いて交渉した。


 その日の夕食は、ナイル川でのクルーズ船にて。アスワンのナイル川は暗くて冷たくて神秘的な綺麗さがあったが、カイロ市内まで来ると、普通の広い川になったような気がした。ナイル川に手を突っ込むんだたら、上流が絶対にお勧めです。
 

 これは前日の夕食ですが、ビールもあります。イスラム国家なので、地元民はほとんど飲まないそうですが、外国人が宿泊するホテルでは取り扱っている。
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エジプト旅行記3

2013-03-17 20:00:00 | 旅行
 Day3 ルクソール→エドフ→コムオンボ→アスワン

 エジプト到着初日から、濃いツアーが続いている。3日目は夜明け前に起床して、日の出と共に南部のエドフに小型バスで向かう。

 荷物はバスの上に乗せて出発


 さて、この時期治安は悪化していなかったが、南部に向かうには警察の車両と共に、コンボイ(車列)を組まないと危険であるとのこと。バスは集合場所に向かう。すでにツアーバスや一般車が列を作っている。先頭は銃座が付いた装甲車で、最後尾も警察車両がつく。当然武装している。観光客は、その間に入って走ることになる。ちなみに、軍や警察関係は写真撮影不可である。

 注意が与えられた。「走り始めたら、何があっても止まるな。車列を崩すな」ということ。信号が赤であっても止まってはいけない。ルクソール市内は信号があるが交差点には警察官がいて、コンボイを最優先で走らせてくれる。一般道を80~100Kmで疾走することになった。バスや乗用車は、その車の性能やドライバーのテクニックによって、早い車とそうでない車が混じって走るので、お互い抜きつ抜かれつはいいようだ。ただし、最後尾から脱落してはいけない。止まるということは、重大なアクシデントを意味する。最初は一団となって走っていたが、だんだん車列が伸びはじめた。また、南部に行くに従って、道ばたで警護をしていると思われる制服警官の姿が民兵のように変わっていくのは、少なからず不安を感じた。砂漠の民のような格好で、銃を肩からかけている。ほんとに警護(こっちの味方かぁ)なのかと思ったりするのである。

 一台の脱落車も、銃撃も受けずエドフに無事到着した。ふー、ここは紛争地帯か。・・・と


 2時間弱走って、ホルス神殿へ 40ポンド=約800円


 巨大な石造りの城壁に圧倒される。


 これは、ナイロメーター。水路によりナイル川と繋がっており、階段の部分で水位を測っている。古代エジプトでは、ナイル川がたびたび氾濫し、上流の肥沃な土が下流に運ばれ、ナイル川流域は豊富な作物を作ることができた。ナイル川の水位によって、作物の収穫に大きな差が出来るので、納税の基準として使われたとのこと。
 

 次は「コムオンボ神殿」25ポンド=約500円。ここは、こじんまりとした感じ。人もあまりおらず、ワニのミイラが飾られていた。何でもミイラにしちゃうのね。


 これが、ナイル川だ。深く暗い色で、手を突っ込んだら意外と水は冷たい。流れはゆったりしていた。


 ファルーカというエジプトの帆掛け船で、ナイル川クルーズを行った。


 浮きフロートに乗った子供が何人かいる。観光客が乗ったファルーカを見つけると、寄ってきて船の側壁にとりつき、歌を歌い出す。つまり、チップ頂戴ということ。一人がとりつくと、他の人は寄ってこない。一船一人と、取り決めがあるのだろう。1米ドル渡した。

 さて、クルーズも終わり頃、船頭さんがお店を拡げはじめた。お土産を甲板にずらっと並べて、良かったら買ってくれ・・と。ペーパーナイフをお買い上げ。ここまで南部に来ると、明らかに北部と人種が異なると分かるほど、肌の色が黒くなる。エジプトの南はスーダンなので、アフリカ系の血が濃くなるのだろう。

 ツアーお約束の、香水瓶のお店へ。ガラス細工の実演を見せていただいた。
 

 ここが有名な、アスワンハイダムの堤防。軍の関係者と思われる数人が警護していたが、木陰でうだ~っとしていた。そりゃ、暑いですからね。気温は、40℃を簡単に超えている。


 オベリスクの石切場。これは、切りかけで放置されたもの。切り出し中に岩が割れて、失敗したものと思われる。気温は50℃近くになっていた。もう、暑いというよりは、熱風であぶられているような感覚だ。さすがの地元民も、日なたには出てこない。みんな日陰で涼んでいる。こんな中、歩き回っているのは観光客だけだな。日焼け止めは必須です。やけどします。


 ホテルにチェックイン後、そこで夕食になった。なんと、誕生ケーキが出てきた。あれ、ツアーの中に誕生日の人がいたのか?と思ったら、自分の誕生日だった。そういえば、自分の誕生日なんて、長らく祝ってなかったから忘れていたよ。ツアーの参加者みんなに祝われて、何か得した感じがした。しかし、阪急交通社も粋なことをする。それとも添乗員さんの機転かな?
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