吉川幸佑 有料記事
北海道新聞2024年5月17日 22:14(5月17日 22:51更新)
鶴や菊の花、アイヌ文様があしらわれた今年のフラワーカーペットのデザイン(実行委提供)
花びらや自然素材を使って地面に大きな絵を描くイベント「サッポロフラワーカーペット2024」(実行委主催)が今年10回目を迎える。節目を飾る作品は、アートディレクター鈴木不二絵さん=札幌市出身=による過去最大の全長30メートルの花のじゅうたんだ。アイヌ文様を交えた力作に向け「アイヌ文化の未来を思う気持ちを込めた」と語る。本番は6月28~30日に札幌市中央区の北3条広場「アカプラ」などで開かれる。
■未来への思い込める
フラワーカーペットは、枠型にバラや菊の花びら、色つきの砂などを並べ、巨大な花絵を作るアートイベント。ベルギーで開かれる祭典を参考に、2014年から開催している。例年、ボランティア約500人が参加し、2日間ほどかけて制作する。
デザインは、商業施設の企画、・・・・・・・
実行委は制作ボランティアを300人募集している。花びらの仕分けや下絵に沿って並べる作業で、6月27、28日に行う。対象は4歳以上(未就学児は保護者同伴)。申し込みは5月31日までにイベントのホームページか札幌市コールセンター、電話011・222・4894へ。