伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/02/03

2018-02-03 13:55:13 | 一日一章・聖書通読日記
イザヤ書 15:1-3
「モアブについての託宣。アルは一夜のうちに荒されて、モアブは滅びうせ、キルは一夜のうちに荒されて、モアブは滅びうせた。 デボンの娘は高き所にのぼって泣き、モアブはネボとメデバの上で嘆き叫ぶ。おのおのその頭をかぶろにし、そのひげをことごとくそった。 彼らはそのちまたで荒布をまとい、その屋根または広場で、みな泣き叫び、涙に浸る。」

モアブは死海の東側を領地としていた民族で、イスラエル12部族の父祖ヤコブの兄であるエドムと呼ばれたエサウの子孫であり、またダビデの曾祖母にあたるルツもまたモアブ人でした。神様はイスラエル民族だけでなく、イスラエルと関係のある人々をも御心に留められ、預言の言葉を託されました。たといそれが良い出来事ではなくとも、神に近い人々が滅びに向かうことを神様は嘆き悲しみ、警告の言葉として預言されたのです。イスラエル民族とは血縁関係のない私たち日本人も同じく、神様に心を寄せる者、近しい人々を、神様は決してないがしろにはなさいません。

http://bible.com/81/isa.15.1-3.ja1955

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イザヤ書 15:4-5
「ヘシボンとエレアレとは叫び、その声はヤハズまで聞える。それゆえ、モアブの兵士は声をあげ、その魂はおののく。 わが心はモアブのために叫び呼ばわる。その落人はゾアルおよびエグラテ・シリシヤにのがれ、泣きながらルヒテの坂をのぼり、ホロナイムの道で滅びの叫びをあげる。」

今日の箇所には多くの地名が出てきますが、1節に出てきたアルは北部にあるモアブの首都、キル・モアブは南部の城、そしてルヒテは城に至る坂、ヘシボンはモアブの北側の町、エレアレは南部にある町、ヤハズはその中部にある町です。北から南へと、モアブが徐々にアッシリヤ帝国に攻め落とされてゆく様子が描かれています。アッシリヤ帝国の脅威に近隣諸国と同盟関係を結び、人の力で対抗しようとしたモアブの滅亡は、ヨルダン川をはさんで西側にいるイスラエル人に向けられた、人に頼らずまことの神、主に頼れとの警告です。

http://bible.com/81/isa.15.4-5.ja1955

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イザヤ書 15:6-9
「ニムリムの水はかわき、草は枯れ、苗は消えて、青い物はない。 それゆえ、彼らはその得た富と、そのたくわえた物とを携えて、柳の川をわたる。 その叫びの声はモアブの境をめぐり、その嘆きの声はエグライムにいたり、またその嘆きの声はベエル・エリムにいたる。 デボンの水は血で満ちる。わたしはデボンの上にさらに災を加え、モアブののがれた者とこの地の残った者とに、ししを送る。」

モアブの滅びはアッシリヤ帝国の侵攻だけにとどまらず、川は干上がり、草は枯れ、農作物すら得られなくなるほどの飢饉を伴うものでした。そのためモアブは自ら領地を捨て、家財共々隣国エドムに逃れて難民となる以外にありませんでした。これは単なる政治的な圧力だけでなく、モアブ滅亡の背後には神様の介在があることを意味しています。預言を通して語られる神様の警告に耳を貸さず、背き続ける者の結末を物語っているのではないでしょうか。「きょう御声を聞いたなら、あなたがたの心を頑なにしてはなりません」との御言葉のように、私たちは賢い選択をしなければなりません。

http://bible.com/81/isa.15.6-9.ja1955
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【今日の聖句】 2018/02/03

2018-02-03 08:30:41 | 今日の聖句
ローマ人への手紙 8:35
「だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。」

神様の私たちに対する愛は極めて強固なもので、私たちの外から来るいかなる要因によっても断ち切ることはできません。変わりやすいのは私たちの心、内なる要因です。私たちの側から離れて行かぬよう、御霊の助けによってキリストの愛の内に留まり続けさせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/rom.8.35.ja1955
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