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学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

チャレンジ国語教室 10月~11月

2012年11月08日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)

運動会のころは、やはり子どもたちが疲れ切っていて

集中力もいつもよりも低かったのですが

ようやく普段のペースが出てきました。

 

教室に着くと、まずガウディア(国語教材)の先週の宿題を提出して、

今週の課題をもらいます。

そのとき必ず、宿題についてのコメント、

それにつなげて、今週はこれをやってみようね、

と言いながら渡しています。

 

ガウディアのプリントの良さは、

ステップが細かく、それぞれのターゲットが明確で、

先生が「この子はここが苦手だな」ということがわかりやすいことだなあ、と

最近つくづく、国語シロウトの私は感じています。

これまで、こういう添削教材は使ったことがなかったのですが、

使ってみると、個別にレベルが合わせられるだけでなく、

自宅でゆっくりコメントしたり、次の課題にあらかじめコメントつけたりなど、

なんとも面白いものだなあと思っています。

そして、チャレンジの子どもたちは、みんな

「ガウディアは好き」と言っています。

不思議です。

 

 

最近の失敗点は・・・「がばいばあちゃん」を読んでいるのですが

先日、音読させてみました。

これは夏休みにやったときは、結構すらすらとみんな読んでいた記憶があったので

気にせず当ててしまったのですが

今回は「み、みんな、どうしたんだ!」というくらい

どたどた・・・たどたど・・・ええっと、どこよんでたっけ・・。

生徒はみんなマックスに集中してくれているのに、

読めてないし。

ああ、これはあんまりだ。

 

みんなどこ読んでるかわかってるのかな?

慌てて、ものさしの代わりに紙を折ったものを読んでいる箇所に当てるようにしたり、

指さししながら読むようにしたり、と

応急処置をしながらの音読。

これ、絶対に頭になんか入ってない。

失敗したな・・・・とがっくり。

 

「がばいばあちゃん」は、大人用の単行本と、
小学生向けのひらがなが多い版と出ていて、

選ばせているのだけれど、

「音読するから家で読んできてね」と言っておけば良かった。

ぶっつけ本番だと、ああなるのね、の一コマでした。

 

 

漢字指導は、それこそ全員バラバラですが

この半年間ひとりひとりに

「自分はどんな覚え方が合っているのか」を

一緒に探してきました。

 

使っている教材は同じですが、

どう取り組むのかはみんな違います。

あとは、なるべく私が口を挟まなくても

自分で問題に取り組んでもらえるよう、今は見ています。

 

 

チャレンジ国語教室は、「教える」のではなくて、

まずは自分で「気づく」「自分で考える」のが大切、といつも思っています。

わからなかったら、先生はヒントを出す。

 

あんまり安易に教えることは、

子どもの考える力を奪ってしまうなあとも感じます。

英語よりも、国語は子どもの学力レベルがはっきりわかって、

これも楽しいです。


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