一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1801   蕗の薹首を伸ばして水脈送る   薪

2017年03月02日 | 

 

「水脈」とは、 地層中の、地下水の流れる道筋。(すいみゃく)
船舶の航行した後にできる道筋。ふなみち。(水尾・みお)
川,海,湖沼の底に、水流によってできる細長い溝で小型船の航行に適する(澪・みお)

さて、よくよくこの句を考察してみると、「水脈送る」の主語は、蕗の薹か作者か、という問題にぶち当たる。どちらともとれるから構わないが、それによって意味が全く変わって来る。

 私は,見送ったのは作者で、水脈に関しては、地上又は地下水脈①を選んだが、作者に聞くと、海を行く船舶の水尾➁で、見送ったのは蕗の薹だそうである。

ヒマラヤユキノシタ、でした。

清枝さん、教えてくれて有難うございます


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