インターネット・エクスプローラー(以下IE)の脆弱性についてのニュースが、一昨日あたりから全世界をかけめぐっている(らしい)。
きのうはアメリカのお役所が使用禁止を通達したとかしないとか。
特に全世界に約3億台あるとされる、サポートを終了したばかりのXPユーザーは、
裸でいきなり外へ放り出されたのも同然なところへ持ってきて、なんとも哀しいバッドニュースである。
幸いウチにはXPマシンはもう存在しないのだが、
そのニュースを受けて、
「この機会にブラウザを換えてみようよ」
と社内のグループウェアで呼びかけてみた私。
私が推奨したのは、手頃なところで、
Google Chrome(グーグルクローム)
Fire Fox(ファイアーフォックス)
のメジャーなブラウザふたつ。
ところがこの手の呼びかけに、
正直なところ素早く反応してくれる人は少ない。
マイクロソフトによると、「限定的で的を絞った攻撃」を認識しているらしいので、
その脆弱性に伴う被害が、遠く極東のこの辺境の地まで及ぶのかどうか、
しかとはわからない私なのだが、
皆さんご存知のように、
というか知っている人は皆んな知っているとおり、
インターネットの窓口は全世界に向かって拡げられている。
これが厳然たる事実なのだ。
となれば、こんなことへの対応もまた、Webという世間を生きている私たち土木技術者にとっては必要なスキルだと、私は思う。
「そんなことオマエ、当たり前田のクラッカーやろが」
という人はいいが、
そうでもないのだよ、それが。
さて・・・
ちなみに私は何年も前からグーグルクロームさんのお世話になっている。
コリンズ・テクリスという工事情報登録システムを使うときを除いては。
(これIE限定、ナントカならんかね、まったく (-_-;))