毎年行っている「三方良しの公共事業推進カンファレンス」を、今年は宮崎市で5月16日に開催する。
題して『選ばれる地域建設企業とは何か』。『誰もが働きやすく、地域に必要とされる企業になるために』という副題がつけられている。メニューは以下のとおりだ。
まずはじめに、「ふるさと納税日本一」に輝く都城市の池田市長による特別講演。
それにつづいて事例発表が3つ。最初が九州地方整備局大分河川国道事務所の取り組み、つづいて宮崎大学工学部の取り組み、3つめが地元で人気のスナックSUNの発表で、それらを受けたメニューの最後は、宮崎日日新聞社の編集局長を進行役に建設業若手経営者3人が語り合う座談会だ。
そんななか、この企画にいっちょかんできたぼくでさえ興味津々なのが、都城市長の講演とスナックSUNの加藤ママによる発表だ。
なんだ建設業に関係がないではないか、と思うなかれ。
とはいえ現実にこのふたつは、CPDSの対象として申請を行った際に、そういう趣旨のもとで、それにかかる時間がユニット数から差っ引かれて承認されているし、そのように捉える向きがあるだろうことは想像ができる。そしてそれに対して理解ができないこともない。
だとしても、そのような受け取り方が適切なのかどうかはまた別の話だ。少なくともぼくは、そのように捉えるのがよいことだとは思わない。「餅は餅屋」だとはいえ、餅屋からのみの情報に頼りきっている餅屋と、まったくの異業種からも広く情報を取得する餅屋のどちらにより多くの学びが起動し、それを自らの商売に活かすことができるかというと、圧倒的に後者の方に分があると考えるからだ。そしてそれは、今という時代の建設業界で生きるものならばなおさらだ。
だから皆さんに強くオススメしたい。
「三方良しの公共事業推進カンファレンス2024宮崎」
5月16日13時から MRT micc(宮崎市)で。
定員は先着200名さま。
もちろん、オンライン生中継もあるので是非。