答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

とにかくメシを食え

2017年07月26日 | ちょっと考えたこと

少食である。

慢性胃炎経由の萎縮性胃炎というやつになってから、あまり食えなくなった。

~ちなみに、この胃弱という癖、いつなったのかよくわからない。自覚症状がなかったかといわれれば、そりゃあったに決まっているのだが、それが病気だとは思わなかった。打たれ弱いが痛みにゃ強い。~

と同時に、日常的に身体を使った仕事をすることが少なくなったこともあり、自覚的に食を減らした。結果、当然のことながら少食になった。

~ちなみに、相反するようだが酒は呑む。これについては今さらことさら語ることでもないだろうが、とりあえず、「でもねアンタ」と言われる前に書いておく。~

近ごろではそのうえ、意識して少ししか食べないことがある。意識して「抜く」ことだってたまにある。そのたいていは、前夜の深酒でストレスフルになっている胃に休息を与えてやろうとしていることだが、実行するについては、けっこうな意識改革が必要だった。なぜならば、ずっとわたしは、「つらいときほどメシを食え」「とにかくメシを食え」「何がなんでもメシを食え」という思想の信奉者だったからである。

そういえば、20歳になる少し前、後輩を昼メシに誘ったことがある。すると、「食いたくないんです」「食えないんです」などと言う。聞くと、失恋したのだという。心の底から「ダメやなコイツ」と思ったことを覚えている。

なぜ唐突にこんなことを書いているのか。

近ごろつづけざまに、「メシが食えない」とか「あいつメシを食えてなかった」とか、若い人たちの行状を聞き及んだからだ。

贈る言葉はただひとつ。

「とにかくメシを食え」

古来、「腹が減ってはいくさはできぬ」と言う。使い古された陳腐な表現とはいえ、相当な部分で的を射ている。

メシはチカラの源だ。身体のみならず、頭にとってもエネルギー源だ。身体的にダメージを受けているからといって、また、精神的なダメージを負ってしまったからといって、メシを食わないようでは反転攻勢には出られない。だいいち、それでメシが食えなくなるようでは、渡る世間を生き抜いていく「あしたのため」には、心もとないことこのうえない。

「(つらいが)とにかくメシを食う」「(しんどいケド)とにかくメシを食う」「(なにがなんでも)とにかくメシを食う」という行為は、身体にチカラを与えると同時に、心に喝を入れる意味としても有用だ。

とにかくメシを食え。

四の五の言わずにメシを食え。

男も女もメシを食え。

若い人には断固としてそう薦めるわたしはしかし、「すべからく、食は腹八分目をもってよしとするべし」という思想の持ち主でもある。なぜならば、食を調整するという行為は、セルフコントロールのなかで重要な位置を占めていると信じているからだ。だから近ごろのわたしは、あまり「食わない」し、ときとしてまったく「食わない」。

だが、そんなわたしでもここイチバンという局面では、無理矢理にでも「食う」。

なんとなれば、「腹が減ってはいくさはできぬ」からである。


以上、「とにかくメシを食え」のススメ。


酒?

う~ん・・・

ありゃまた別だ。


おあとがよろしいようで (^_-)



 

 

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正解へのアプローチ

2017年07月25日 | ちょっと考えたこと

『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』(中田亨)に載っていたある算数問題と、それに対する3つの解法例。

 

ヒューマンエラーを防ぐ知恵 ミスはなくなるか (朝日文庫)
中田亨
朝日新聞出版

 

問題:105-7=?

【手続き主義的な教え方】

引かれる数の一の位が、引く数より小さい。そこで十の位から10を借りることにする。十の位は0なので、百の位から90と10を借りる。90はそのまま残す。10は一の位の5と足して15にする。そして15-7を計算して、一の位は8だとわかった。残しておいた90と足して、答えは98。

【難しいことを避けるやり方】

ぱっと見て、簡単には引き算できない。とりあえず簡単な範囲だけをすます。一の位の5を精算してみよう。すると問題は100-2=?となる。ここまでくれば、あとは簡単。100より2小さいのは98。だから答えは98。

【電卓の動作方法】

1000を法とする。7の補数は993である。105に993を足して1098、法の1000を除去して98が答え。

(P.216~217)

 

一般的な解き方は、もちろん最初の「手続き主義的な考え方」。3番目が少しわかりにくいかもしれないので、筆者の補足を引用する。

 

電卓は「引き算を全廃する」という革命的発想でつくられています。みなさんが電卓に引き算をさせているつもりでも、電卓が実際にやっていることは、”補数の足し算と、その前後のちょっとした手間”の作業です。(P.218)

 

知らなかった。

が、この際そのことは置いておく。

この例にかぎらず、ひとつの正解にたどり着くプロセスが一種類しかないということは、まずあり得ない。それなのに人は、自分が教わったり会得したりして採用している方法を唯一無二のものとして勘違いしがちである。

~ いや、不特定多数の”人”という呼称を使うのはひきょうだな。ここは明確に”わたし”という一人称を使おう ~

もとい。それなのにわたしは、自分が教わったり会得したりして採用している方法を唯一無二のものとして勘違いしがちである。

今さら他の方法を考えるのは面倒くさい、ということもあろう。だが、百歩譲ってそれは良しとするとして、他人が提示した方法が自分が採用している方法と別のものだったとき、頭ごなしに否定する態度をとるべきではない。

「ほほ~、そんなアプローチもあるのネ」

でき得れば、そんな余裕をかましてみたいものだ。

そのうえで、どちらが良い方法なのかを示すことができれば、なんてことを思う。

もちろん、生の現場では、そんな悠長で回りくどいことをしている場合ではないことも多い。

しかし、少なくとも基本的な心の持ちようと姿勢はそうであったほうがいい。何より、若い人が相手だったときは、断然そっちのほうがいい。そちらのほうが、「正しいオジさん」的には圧倒的に正しい。

なんてことを思いつつ、『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』を読了。

結局、内容はよく頭に入らなかったが(これはわたしの頭の構造と近ごろのわたしが置かれている状況のせいなんでしょうね、たぶん)、最後の最後、『学びとヒューマンエラー』という章でビビっと来たので、上記紹介しておくことにした。




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生まれ変わっても「土木」を選びますか?

2017年07月24日 | 土木の仕事

5月


6月

 

ほぼ毎日更新、という宣言が、有名無実となり果てかけていた今日このごろ。

 

7月

 

ずらっと並んだ更新済みの証に気をよくしていたが、よんどころない事情があり、きのうは書けず。

また新たに仕切り直しだ、と気を引きしめる朝。

なぜだか、

「生まれ変わっても土木を選びますか?」

というフレーズが、頭のなかを行ったり来たりしていた。

出所は、とある女性土木技術者たちの勉強会(だと思う、たぶん)の一場面を切り取った画像。

わたしが目にしたその画像では15対24。「土木を選ぶ」が若干劣勢ではあるものの、大健闘、といってもいいとわたしは思う。

「へ~、けっこういるんだ」

と感心しきりなわたしだった。

ひるがえって、われと我が身に置き換えて考えてみる。

同じ問いをされたらどう答えるか。

年齢、経験、置かれている立場、そのときの気分、などなどで人それぞれの答えは変わるのだろうが、たぶんわたしは、いついかなる場面でも同じ回答をするはずだ。

答えは、「選ばない」。

「え、そうなの?」

と目を丸くしたそこのアナタ、どうかがっかりしないでほしい。言わずもがなのこと、わたしはけっして「土木という仕事」が嫌なわけではない。

ではなぜか。

理由はシンプル。

せっかく生まれ変わることができるんだもの、別の職種にチャレンジしてみたいじゃあ~りませんか、ネエ、という至極単純な理由に過ぎない。

であるのだから、「土木」という今を精一杯生きる。

あと何年やるのか具体的に決めてはいないが、来し方よりも行く末のほうが短いことだけははっきりしている。

ストレートに「土木という仕事」について書くことは少ないかもしれないが、しかも技術屋日記と銘打ちながら(狭義の)土木技術について書くことがめったにない(書ける技術を持ち合わせてない、というウワサもある)このブログだが、今生でわたしが「土木」をまっとうするための一助となればつづけてきた甲斐もあるってものよと、たった一日休んだだけなのに、なんだか大げさに考えてしまう朝だった。

 

 

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夏空に白い睡蓮咲く ~ モネの庭から(その296)

2017年07月22日 | 北川村モネの庭マルモッタン

 

 

夏の空を映す水鏡には白い睡蓮が似合う。

北川村モネの庭マルモッタンの7~8月は、開園時間が1時間繰り上がって午前9時から。

この光と影のバランスは、その時間でなければなかなかお目にかかることはできず、しかも「生」ではなく、切り撮った画像のなかでしか味わえない。

なんて講釈を、ちょうど通りかかったヒゲさんに向かってひとしきり垂れたあと、

「知らんかったやろ?」

と得意顔。

「まるでプロみたいですねえ」

と笑われたが、

「カメラはプロじゃないけど、モネの庭に関してはネ」

と、彼の揶揄にはかまわず言い放つ。

同行していた娘がすかさず笑いながらかぶせた言葉は、

「マニアやね、マニア」。

うん、そうとも。

誰も呼んでくれないから自分から言うが(そして何年言いつづけても誰もそう呼んでくれはしないが)、

オジさん、こう見えても、「日本一のモネの庭ウォッチャー」なのである。

 

下のサムネイル画像をクリックすると、大きなサイズで見ることができます。

 ↓↓

 

 

 

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盗んだ下着をコンビニのゴミ箱に捨てた巡査に怒る

2017年07月21日 | ちょっと考えたこと

オジさんは朝っぱらから怒っている。

何にって、このニュースにだ。

 

警察官舎に侵入し同僚の女性警察官の下着を盗んだとして、徳島県警は20日、同県鳴門市撫養町南浜、鳴門署地域課巡査の高島京太郎容疑者(23)を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。高島容疑者は「下着を盗んだことに間違いない」と話し、容疑を認めているという。

 捜査1課によると、高島容疑者は18日午前7時40分から19日午前10時半ごろの間、自分が住む官舎と同じ敷地にある別棟に侵入し、同じ交番で勤務する同僚の女性警察官の部屋から女性用下着4点(2千円相当)を盗んだ疑いが持たれている。ベランダの窓ガラスを割って入ったという。

 帰宅した女性が被害を申告。捜査員が聞き込み中に、高島容疑者の挙動が不審だったとして事情を聴いたところ容疑を認めたという。供述通り、近くのコンビニエンスストアのごみ箱から下着とドライバー、軍手が見つかったという。

(朝日新聞デジタル、2017.7.20より)

 

盗んだ下着をコンビニのゴミ箱に捨てた?

何より捨てるというその行為が、その女性とその下着に申しわけないではないか。

(そっちかよ)

(そっちだよ、もちろん)


と、朝っぱらから青筋を立てるオジさんなのである。



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