答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

日向の人 ~「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」見聞記(その3)

2016年06月25日 | 三方良しの公共事業

 

「まずは現場ではたらく人たちの満足を高めること」

そこからスタートすることが地域住民や発注者の満足につながり、「三方よし」となる、と彼は言う。

「そうか、そんな考え方もあるんや」と軽い驚きをおぼえるわたし。

いろんな入り口や様々なアプローチがあっていい。教科書を学ぶことはたいせつだが、自らの環境にそれを落とし込んでいこうとするとき、教条的や原理的な態度は弊害を生み出しかねない。本質をつかまえてさえいれば、大いにアレンジすべきだ。

繰り返す。いろんな入り口や様々なアプローチがあっていい。教科書を「翻訳」し、自らの環境に「土着化」させていく。それをすることなしに、単なる「受け売り」の原則や「受け売り」の方法だけをつづけていても、突破口は開けない。「受け売り」を継ぎ接ぎしながら悪戦苦闘七転八倒してきたわたしが言うのだ。(たぶん)間違いない。

 

 

「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」、事例発表の最後は、宮崎県内山建設の金丸さん。

発表前、同じく宮崎からやって来たわが盟友”アミーゴはしべ”がツカツカと近寄り、肩を叩いて放ったひと言。

「カネ、オマエは会社だけの代表じゃない。宮崎の代表だと思ってやれ!」(もちろん、宮崎弁です)

あとで聞けばこの2人、宮崎県産業開発青年隊の同期生だという。いつの時代でも、うるわしきは同期の桜、頼もしきは同じ釜の飯を食った仲間である。

それを受けた金丸さん、九州男児、かつ「現場の人」然としたその風貌と語り口がなんとも好ましい。

「口八丁手八丁のオレなんぞとは、ずいぶん違うな」と苦笑しながら聴くわたしは、ちょうど丸二年前に宮崎県日向市で彼と一献をともにしている。例によって泥臭いやつを一席披露したあとのF2F。たぶん主催者さんが目論んだのだろう、わたしの隣りに座ったのが彼だった。供となる焼酎は「白霧島」。時の経つのを忘れ話し込んだその会話の内容は今でもはっきりと覚えている。

 

小才は縁に逢って縁に気づかず、中才は縁に逢って縁を活かさず、大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす。

 

昨夜、馬路村で開かれた宴席の締めのあいさつのなかに出てきたこの言葉、柳生宗矩だという。聴くなりわたしは、なぜか金丸さんの顔を思い出していた。2年前のあの夜の拙講と白霧島を酌み交わしながらの会話が、どれほどのものを彼に残したかはわからない。現場に賭ける彼の熱い想いから、わたしが学んだことのほうが大きかったような気もする。

2年後の高松で、発表者としてわたしの前に現れた人は、あい変わらず「熱い想い」で満ちあふれていた。

 

「まずは現場ではたらく人たちの満足を高めること」

そこからスタートすることが地域住民や発注者の満足につながり、「三方よし」となる、と彼は言う。

「そうか、そんな考え方もあるんや」と軽い驚きをおぼえるわたし。

 

山と山とは会えないけれど、人と人とはまた会える。袖触れ合うも多少の縁。人生なんだかんだと言いますが、やっぱり縁(えにし)なんでございますよ。(桃知利男)

 

 

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NWB(泣かす笑わすびっくりさせる) ~「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」見聞記(その2)

2016年06月24日 | 三方良しの公共事業

一二三北路坂下さんの「泥臭いICT」が残した余韻が会場内に残るなか、

「ぼくがハードルさげてきます」

と行って席を立った森崎さんの頼もしいこと。

「頼んまっせ」

とわたしが掛けた声は、激励なのか祈りなのか。

たしかに見事ハードルは下がった。だが、寿建設の「凄み」をまざまざと見せつけられたのもまた、たしかな事実だった。


まず第一のキーワードは「言葉の工夫」。

「ほほ~やっぱりそうきたか」

とほくそ笑むわたし。

なんてたってこの人、本を書いている。しかも、いっぱしの「本読み」を自認するわたしが「おもしろい」と認める本をだ。

 

ぶらり日本歩き旅~ウクレレ担いだ渡り鳥
森崎英五朗
連合出版

 

「言葉の工夫」

現場におけるそのひとつの表れとして、「一般のかたたちの目に触れる工事の説明を専門用語でしない」と彼は言う。

「そんなんアタリマエでしょう」というそこのアナタ、本当にそう思っているとしたら勘違いもはなはだしい。少なくともアタリマエではないと、悪戦苦闘の10年を経てなお、ついつい専門用語を使ってしまうわたしは断言できる。

専門性を保ちつつ、伝える言葉は平易なものとする。専門性は高度であればあるほど良い。平易性は簡単であればあるほど良いが、かといって、なんでもかでも平仮名にしてしまうのも、難しい言葉はそのままでルビをふってお茶を濁すのもいただけない。もちろんそれはターゲットたる対象をどこに置くかでも異なってくる。

この試み、そんなこんなを考えだすと、なかなかに高くて深い。だからこそ、その面倒くささと困難さに辟易して投げ出したくもなり、ついつい安易に専門用語を使ってしまう。そこを突破するキーワードとしてわたしは、「地域の建設業は訛っていることこそが最大の武器である」なんてことを口走りもするが、それにしてもなかなか・・・生半なことではない。

いやいやわたしのことは置いておこう。

寿建設さんの例である。

「耐震補強」→「地震に強い」

「長寿命化」→「橋を長持ちさせる」

「これが市民の目線」だと森崎さんは言う。

 

 

 

つづいて「LINEもどき」の工事説明。 

 

 

 

どれもこれもグッジョブだ。

だが、わたしが感じた「凄み」がそこだというわけではない。それらは端的に表出した具体例ではあっても本質ではない。

本質はここにある(たぶん)。

 

 

NWB。

三文字目をAに変えればナショナル・レスリング・アライアンス。かの名門NWA(全米レスリング同盟)だ。もしやプロレス者?しかも全日系?などと、ついついいらぬ妄想をこのオジさんにさせてしまったそのNWBとは、

「泣かす笑かすびっくりさせる」の頭文字らしい。

森崎さんいわく、

発注者や住民のみなさんを「喜ばせる」という考え方が結果的に「三方良し」につながる。

わたしは、この言葉に「凄み」を感じたのだ。

そしてその社内展開としては、たとえば毎月実施する幹部パトロールで現場の取り組みを喜んであげる、それをイントラネット上の掲示板にアップして社内で共有する、その繰り返しが習慣となり訓練となり、「発注者や住民のみなさんを喜ばせる発想を養う」。

 

もちろんそういうわたしとて、

 

 

こんなふうなことを繰り返し言ってきた。

だがこれはあくまでも、本業であるモノづくりを通じて「たくさんの人に喜んでもらう」であって、「泣かす笑かすびっくりさせる」挙句に「喜んでもらう」などという発想は毛の先ほどもない(毛もない)。

 

ご本人はそのキャラクターそのままに、笑みを浮かべながらひょうひょうとそれを語るが、聴いているわたしは背筋にぞくぞくっという感覚が走るのを感じていた。

 

この感覚をなんと表現したらいいか。

うん、「凄み」だな。

やっぱり「凄み」がピタリと当てはまる。

とかナントカ考えながら、聴き手としてのこちらもニコニコしながら、あとにつづく具体的な事例を見聴きしている。

なんとも楽しいプレゼンテーションが終わったあと、ふと考えた。

 

うん?ハードルは下がったのか?

 

いや、どこかへ飛んでいってしまったのだ。違う表現をすれば、ハードルうんぬんという次元ではなくなった。

寿建設の三方良し、これからの展開に目が離せない。

 

 

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土木のチカラ ~ 「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」見聞記(その1)

2016年06月23日 | 三方良しの公共事業

「ぼくらの前にやるのスゴイですよ (*_*)」

「あんな事例のあと、ハードル高すぎてデキマセン (・.・;)」

と泣きを入れてきた2名に対し、

「まあまあ」となだめ、

「オレらは”それ以上でもそれ以下でもない”ありのままを見せればいいのよ」

「そこから何かを感じとる人もいれば、な~んだ大したことないじゃんか、っていう人もいる」

「けどオレは悪くないと思うよ、アンタらの発表」

なんて大人ぶったことを言ったわたしは、まだその「スゴイ」実物を見ていない。本番まではまだまだ先、のん気に昼めしを食っていた。


だが、始まってみるとぶっ飛んだ。

ぶっ飛びすぎて途中まで写真を撮るのも忘れていたほどだ。

思わず、

「たしかに・・・こりゃハードル高いわ・・・」

と独りごちる。

 

6月10日、「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」第二部、事例発表のトップバッターは北の大地の一二三北路株式会社(「ひふみきたみち」と呼びます)。2年連続の発表である。

(じつはこの前に新潟県の取り組みについてちょっとした発表がありました。それについてはこの「見聞記」シリーズの最後に記す予定です。よろしく。)

お題は『”全てを可視化した”三方良し 建設ICTのモノづくりのあるべき姿』。発表者の坂下さんいわく、「趣味はモータースポーツと”会社の仲間と呑むこと”」だという。今どき、「会社の仲間と呑むこと」が趣味だと広言できるなんて。なんといういい人だ。なんといういい会社だ。のっけから少しうるうるしかけるオジさんなのである。

「オマエが呑んべだからなだけだろうよ」という謗りは受けつけない。

「それがどうした文句があるか」てなもんである。

いやそれはいい。

事例だ。

説明を聴くと、なかなかの難工事。

それを突破する武器として「ICTの有効活用を検討」、

すなわち「ICTを導入することで今まで見えなかったモノを可視化する」、

つまり、「違った目線で現場を”捉える”」ことを考えたのだという。


というプロローグから始まり、現場で取り組んだ事例を一つひとつ説明する坂下さん。まずは「スケッチアップで現場を可視化」。スケッチアップで描いた現場の3Dモデルを動画として動かす。

ぶっ飛んだのはそのつづき。3Dメガネ型VR(ヴァーチャルリアリティ)で、オペレーターの眼、とび職人の眼で現場をみる。運転しながらみる。鉄骨の上を歩きながらみる。桁から真下にある深い渓谷へ落ちてみる。落ちたあと空を見あげる。青い空にぽっかり浮かぶ白い雲。

すごい。

だが、真骨頂はその次だ。

ナント、架設前検討会を開いて、各経験各年齢層のすべての工事関係者にそのVRを体験してもらい、意見を交換したのだという。

流された動画は、とび職人さんが実際にVRを体験しているもの。

たとえば経験26年目のベテランは、

「こんな感じか」

「思ったより高くないな・・・」

「いいねスゴイね、これリアルだわ」

経験4年目の若手は、

「景色は雪になるんだよね」

 最後に経験年数42年の大ベテラン。

ヴァーチャルな鉄骨の桁をヴァーチャルな自分が歩きながら、

「氷はってんだよな」とポツリ。

う~ん、「42年」が吐く「氷はってんだよな」は重い。

仮想現実からの想像だとはいえ、彼の脳内にはしっかりと氷がはっている足下の鉄骨がリアルなものとしてあるはずだ。

「42年の”とび”」とICTのハイブリッドに、ぞくぞくっと来てしまったわたし。

乏しい体験から言わせてもらえば、この手のものは技術者の独りよがりになりがちだ。イメージを共有するとは言いつつも、本当に共有するのはなかなかに難しい。

「ふ~」

とため息をひとつ。

「すごいな」

もう一度独りごちる。

何より「皆にみてもらう」そして「皆に仮想現実を体験して何かを感じてもらう」というのがすごい。

 

そのあと事例発表は、現場見学会を何度開いたかとか色んなメディアに紹介されただとか、しばし「きれい」な話がつづいていたが、おもむろに発表者が取り出した安全旗ひとつ。

 

 

 

 

現場の皆による寄せ書きだという。

「そうだそうだよ、そうなんだよ」

と思わず内心で拍手するわたし。

発表者さんのことは、当ブログで取り上げたことがある。

昨年の暮れのことだ。

こんなふうに書いた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

北の大地から便りが届く。礼を言いたいのだという。

なんでも、

ここで見せろっ!!!土木の力っ!!!

 

 

http://www.kotobuki-c.net/topics/fukumoto.html

 

をダウンロードして現場に掲示し、雨の日も風の日も雪の日も現場でこの画像に励まされている、その「お礼」だという。

しかし、「本当にありがとうございます!」と言ってくださるのは、わたしとしても誠にもってありがたいのだが、本来その「お礼」はダウンロード元のサイトの主さんたる寿建設さんに向かって述べられるものであって、この場合のわたしは単なる媒介役もしくは紹介者に過ぎない。

とはいえわたしとて、そんなダイレクトメッセージをいただいた日には、うれしくてうれしくてたまらないのも事実である。

ということで、メールの主さんの承諾を得て現場の画像を掲載させていただくことにした。


ここで見せろっ!!!土木の力っ!!!

 

 

 

 

 

北の大地、北海道は札幌市定山渓。

深い渓谷の上に水管橋を架けるという過酷な工事に立ち向かう

一二三北路株式会社豊平川水管橋作業所の面々。

熱い情熱でモノづくりをする彼らに、

はるか南国、土佐の高知よりエールを贈る。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

『”全てを可視化した”三方良し 建設ICTのモノづくりのあるべき姿』は、「42年」が見て感じるヴァーチャルリアリティにあり、かつ安全旗に書いた寄せ書きにある。

いや少々言葉が足らないな。

かつて桃知さんは、

「情報発信はアナログとデジタルの両方で行わなければならない」

とわたしに教えてくれた。

「先端技術」と「泥臭さ」。

「先端技術」を操る者の底には「泥臭さ」がなければならない、あるいは、「先端技術」と「泥臭さ」のハイブリッド。それこそが「土木のチカラ」なのだろうと、余人はいざ知らず、少なくともわたしはそう思う。

北の大地から四国高松まで、わざわざ現場人たちの寄せ書きが入った安全旗を持ってやって来た彼の人を見ながら、そう思ったのだ。

 

 

以上、『「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」見聞記(その1)』。あの日からほぼ2週間が経ってなお、「その2」が明日だとは保障できない見聞記。

悪しからず。

 

 

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雨あがりの睡蓮

2016年06月22日 | ちょっと考えたこと

書く書くと言ってなかなかものにならない『「三方良しの公共事業カンファレンス2016四国」見聞録』。

今日も書けない。

明日もたぶんダメである。

「楽しみにしてた」という奇特な人がもしいれば、

お蔵入り、なんてことにはならないので期待をせずに待っていてほしい。

 

 

 

 

雨あがりに会社の庭で睡蓮みっけ。

睡蓮を見ると心がなごむ。

昨今流行りの言葉でいうと、癒される。

ふっと息をぬくことができる。

ぬけるんだな、これが。

 

 

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「××××(自分の名前)(のあとに絵文字) is this your video?(のあとにリンク)」というスパムメッセージが届いたこと

2016年06月21日 | PCのトラブル(とか)

 

朝、PCを開きフェイスブックを見ると、ダイレクトメッセージの受信箱に「とあるかた」から届いた英文のメッセージ。

わたしのファーストネームのうしろに絵文字、そのあとに”is this your video?"、つづいてリンクが貼られている。

「お、◯◯さんから。珍しいな。"your video?" 。なんだろう」

どう見ても怪しい匂いプンプンなのだが、信頼する「とあるかた」だったからだろうか、思わずリンクをクリックしてしまった。

と、女性の臀部を大写しにした動画が飛び込んでくる。

思わず、「ヤバイ」(踏んでもうたか?)。

すぐさま閉じたがときすでに遅し。

今度はわたしがスパムを拡散する側に回ってしまった。

わたしからの汚染されたダイレクトメッセージは次々とFB友達に飛び回り、わたしのタイムラインには怪しげな動画が次々とシェアされ、削除、あるいはせめて皆さんに警告を、と思うのだが、フェイスブックを操作しようとするとすぐに操作が消されてしまう。

「これ、ホントにヤバイ?」

しばし考えていたが手をこまねいているわけにはいかない。試しにタブレットでFBにアクセスしてみると、お、コメントを入力できるではないか。

とりあえず、「なんかヤバイ、ブロックしてください」と打ち込んで警告を発した。

それに対するコメントが次々と届く。

「ブロックしました」

「開いちゃった」

「なんかきた?」

そのうちの一人からこんな助け舟。

「あいかわらずスパムが投稿されてます。絶対にクリックをしないように。宮内さんはパソコンのブラウザの拡張機能を確認してみてください」

貼られていたリンクがここ。

http://goo.gl/LEB134

読売オンラインの2014年11月7日の記事だ。

 

Facebookでスパム=迷惑メッセージが大量に出回っている。新しいパターンとして、ブラウザーのChrome(クロム)の不正プラグインを使ったものがあるので注意が必要だ。

 

というリードのあとを読むと、

 

筆者の友人のところに、左のようなFacebookメッセージが届いた。「あなたが映っているビデオを見てください(Watch the video by clicking on the picture which belongs to you)」というメッセージと、友人の顔写真=Facebookのアイコンが付いた動画のリンクがある。

「自分が映っている動画ってなんだ?」と思ってクリック。するとYouTubeそっくりのサイトが表示された。

ここで「動画を再生するには、このエクステンション=拡張プログラムを入れてください」と表示された。友人は動画再生に必要なものと思ってクリックしたところ、万事休す。不正な拡張機能(Chromeの不正プラグイン)が入ってしまったのだ。

 

と書いてある。

わたしの場合メッセージのリンクをクリックしただけでスパムが巻き散らかされたわけで、どうやら進化系のようだが、これにすがってみるしかない。

とりあえずそれ以上の拡散を防ぐためにフェイスブックのアカウントをいったん止めて、わらをもつかむ思いで乗ってみることにした。

まず、Google Chromeの右上隅にある設定ボタンをクリック。

 

 

 

 

ところが、左上にある「拡張機能」を何度クリックしても操作がそれ以上進まない。

「手強いな」

そこで次なる一手。

 

 

Googleのアカウントを切断。

「履歴、ブックマーク、設定、このデバイスに保存されているその他のChromeデータも消去する」にチェックを入れて実行。

 

 

Googleにログインしなおして「拡張機能」を見てみると、リセットされたのだろうか、それらしいアプリケーションは見当たらない。

フェイスブックにもログインしなおして操作をしてみると、お、できる。

さっそく助け舟を出してくれたくだんのFB友達にお礼のメッセージを送ると、「これ以上の被害を増やさないためにメッセージやシェアを削除せよ」との指示。

「はは、仰せのとおりに」と大量のスパムメッセージと、あいかわらず女性の臀部を大写しにしてタイムラインを占拠しているシェアを次から次へと削除。なかには削除できない人もいるが、「たぶんブロックしてくれてるんだろう」と賢明な措置に感謝しつつ、できるかぎりの処置を終え、なお様子を見ていたがどうやら終息。結局のところコヤツは、Chromeユーザーだけを対象としたスパムだったようだ。

この間、どれぐらいの時間が過ぎただろうか。

きのうの朝のことである。

 

この10年、「広くて薄い紐帯」のつながりは、わたしにさまざまな恩恵をもたらしてくれた。

だが、その「広くて薄い紐帯」のつながりは、ときとしてこんな目に合わせてくれたりもする怖さもある。

まったくもってクワバラクワバラな話だが、だからといって止めるという選択肢はとりあえずのところはない。

ぼちぼちと、つづけてみよう。


以上、備忘録的に記してみた。

 

 

 

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