以前にも書いていますが私が小学生のころ
祖父母が飼っていた白ネコの話です。
(名前は「とく」)
真っ白で賢く運動能力も優れていました。
ネズミもよく獲っていたようです。
昔は飼猫のお仕事でしたからね。
「家にいるだけで鼠が寄らない」と
可愛がられていたようです。
喧嘩も強かったのでしょう、傷ひとつなし。
時折、家出をしていました。
最長半年。
諦めていた頃ふらりとご帰還でした。
○
ある時コタツで寝ていた祖父の足を齧った話も
書きましたよね。
以来両者は犬猿の仲。
代わって私がペットにしていました。
どこをどう触れば喜ぶか勉強になりましたね。
猫族との長い付き合いの初めです。
○
で、とくの奇妙な癖。
餅搗きが大好きだったのです。
年末、石臼でぺったん始めると、喜んで
気も狂わぬばかりでした。
杵つきの人にも危ないし、出来た餅を並べた
もろ蓋にも跳び込みかねません。
可哀そうですがその日は首にひもをつけ
暴れないようにしていました。
年に一度のもち米の匂いがたまらなく嬉しい
ものだったのでしょう。
ネコには言葉が存在しない分、幼い記憶が
どっとよみがえり「何だか分からないがサイコー」
きっと目も見えない頃米のとぎ汁を与えられていた
のです。
今思っても涙が出るほど可愛かったですね。
人間よりネコでしょ。
祖父母が飼っていた白ネコの話です。
(名前は「とく」)
真っ白で賢く運動能力も優れていました。
ネズミもよく獲っていたようです。
昔は飼猫のお仕事でしたからね。
「家にいるだけで鼠が寄らない」と
可愛がられていたようです。
喧嘩も強かったのでしょう、傷ひとつなし。
時折、家出をしていました。
最長半年。
諦めていた頃ふらりとご帰還でした。
○
ある時コタツで寝ていた祖父の足を齧った話も
書きましたよね。
以来両者は犬猿の仲。
代わって私がペットにしていました。
どこをどう触れば喜ぶか勉強になりましたね。
猫族との長い付き合いの初めです。
○
で、とくの奇妙な癖。
餅搗きが大好きだったのです。
年末、石臼でぺったん始めると、喜んで
気も狂わぬばかりでした。
杵つきの人にも危ないし、出来た餅を並べた
もろ蓋にも跳び込みかねません。
可哀そうですがその日は首にひもをつけ
暴れないようにしていました。
年に一度のもち米の匂いがたまらなく嬉しい
ものだったのでしょう。
ネコには言葉が存在しない分、幼い記憶が
どっとよみがえり「何だか分からないがサイコー」
きっと目も見えない頃米のとぎ汁を与えられていた
のです。
今思っても涙が出るほど可愛かったですね。
人間よりネコでしょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます