西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

家森幸男公開講座で話を聞く

2006-09-26 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
今日、高槻で平安女学院大学客員教授(京大名誉教授)の家森幸男(やもり・ゆきお)先生の生活福祉学部開設記念の公開講座講演があり、聞きに言った。場所は高槻市役所隣りの「生涯教育センター」の300人収容の会場で満員だった。やや高齢者、それもご婦人が多いのはやむをえない。家森先生は1937年生まれで69歳、京大医学部卒、私より4歳年上である。お母さんが昔の平安女学院のご出身も縁で客員教授になっていただいた。
今日は、健康な食生活について、の講演で、高槻市民、高槻で栄養指導等にあたっている人達、平安女学院大学の学生、教職員が聴衆だった。先生は例の「カスピ海ヨーグルト」導入者として知られている。大変分かりやすく、明日からでも食生活改善の指針となる。いくつかのポイントを言うと、とにかく食塩摂取を減らしなさい、現在の12g/日を7g/日まで落とせば殆ど高血圧はなくなると言う。次に大豆のイソフラボンの効果を強調された。全体として分かりやすく「まごは(わ)やさしいヨ」と覚えれば良いと言う。

ま・・豆、大豆製品、豆腐、納豆、煮豆、黄な粉等々
ご・・胡麻、「まご」で胡麻豆腐もあり
は(わ)・・若布、海草類(海苔、昆布、ひじき、モズク等)
や・・野菜、野菜具の多い味噌汁は良い、黄緑野菜
さ・・魚、(肉よりコレストロールの点で良い)
し・・椎茸、他の茸でも良い
い・・芋、根菜類
ヨ・・カスピ海ヨーグルト

なあるほど、これなら明日から実践できる。皆さんもどうぞ。
講演の後の懇談で、私は、グルジアから家森先生が持ち帰ったヨーグルトを何故「カスピ海ヨーグルト」と言うのか、と突っ込んだ。グルジアは黒海に面しているかもしれないがカスピ海とは離れているからである。家森先生は、実は自然発生的に誰かが命名し広がった、まあ黒海ヨーグルトと言うよりカスピ海ヨーグルトと言うほうが綺麗だし・・と言われた。家森先生自身のカスピ海ヨーグルトの食べ方をお聞きすると、昼、晩はどういう食事をするか相手次第、だから朝食を重視、カスピ海ヨーグルトも朝に食べる。大豆の黄な粉を一寸かけ、場合によって縮緬山椒もかけて・・と言われた。美味しそうだな、一度試してみよう。
(写真は何時もにこやかな家森先生)

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