タイムを摘んでBBQ

この間の講演会の時にそれはそれは嬉しい再会がありました

もう十数年前のシエラレオネで仲良くしていた
ギリシャ人と日本人のご夫妻が
今はご隠居されてギリシャに住んでいるということでまさかのアテネで再会！

全然変わらない〜
とてもとても優しくて大好きなご夫婦

それで感激の再会のすぐ後
そのご夫婦のケア島のサマーハウスに週末遊びに行ってきた

綺麗なビーチのすぐ近く



夜ご飯はバルコニーでBBQ したのだけれど
その前にお家の前にそこらじゅう自然に生えている
物凄く良い香りのタイムを積みに行って
ポロポロと緑の部分剥いて
BBQに振りかけて食べました


そこらじゅうに生えてる


こんな風に紫の花つけるなんて初めて知った


緑の部分をポロポロ剥く

素朴だけど、優雅な生活。。
夏の大半はこちらで過ごすそう
こんなご隠居生活、憧れる。。

暑かったけど、素敵なご夫婦の温かさに触れて
心温まる週末でした

移民の先輩たち

アパートのバルコニーの屋根（テント）が摩耗とさらなる強風でビリビリに破けたので、
業者さんを呼んで、直してもらう。

ギリシャ人の気さくなおっちゃんが、
アルバニア人の弟子を連れて来た。

アルバニア人たちは90年代から大勢ギリシャに移民としてやってきた。
この国では地位が低く、
主に重労働とか、農業とか、いわゆるブルーカラーの仕事に良く就いている。

難民移民の職業訓練に思案を巡らせている最近の私は、
アルバニア人たちの職種に注目しているの。

でもギリシャ人ボスは、
温厚なおじさんだと思っていたら、
業務中に乱暴な鬼に豹変していた。
暴力こそ振るわないものの、
アルバニア人弟子に、怒鳴る、怒鳴る。
言っていることは早口でわからないけれど、
理不尽そうな様子はすぐわかる。
アルバニア人もちゃんとギリシャ語できるから、
たまにちゃんと言い返している。

それにしても、弟子に対してこんな怒鳴り方はないよ。。

でも聞いたら、アルバニア人たちは大体こんな扱い方されてるんですって。
ギリシャ人の雇い主達もこれが当たり前だと思ってるんだって。
労働倫理とか皆無で、泣きたくなる。

それでもアルバニア人は淡々と仕事して、
雑だけれどちょっとだけ片付けして、
帰っていった。
帰り際に「この仕事どこで見つけたの」と参考までに聞いたら、
「ネットで見つけた」って。

ふぅん。

やっぱりギリシャ語ができないと、見習いの仕事も就けないよな。

ブラックマーケットで、賃金安いんだろな。

でも、ギリシャではバルコニーのテント修理なんていつでも仕事あるだろうから、
早く一人前になって独立してね。

がんばれ、移民。

ズボラさんの講演会

数週間前になりますが、
アテネ日本人会に呼んで頂き、
講演をさせて頂きました。

さて何を話そうかな、と考えて、
前日にようやくPCに向かって、
内容を書き出したのはいいのですが、
途中ではっと我に返り、
メールを読み返してみたら…

そうそう、ギリシャの難民の話がメインなんだった。

自分の話は二の次だったんですよー。笑
自分の話ばっかり考えてたよ。

あー、気づいて良かった！

で、ま、30分くらいだろうと信じ込んで用意していったら、

会場に着いてから、「えっと、どのくらいまで話すんでしたっけ」と時間見て気がついた。

1時間45分…！

えっ！

長いことよりも、ちゃんと案内を読んでいなかった自分のズボラさに驚いた…。

そんな長く、何話そう…。
多分、今までで最長。

慌てて直前にパワポ資料を編集する私。
でもこういう時に、決して狼狽えない自分に、我ながら感心。笑

ご参加頂いた皆さんに、
① ギリシャの難民の状況
② 過去のJICAとユニセフの仕事
③ スイマーから国連職員になったきっかけ

のどれにご興味がお有りかお尋ねしてみたら、
殆どの方が全部だったので、
3部構成でたっぷりお話させていただきました。

途中途中で質問もいくつも頂いて、
ダラダラ話していたら、
あっと言う間に90分過ぎていて、
でも皆さん本当に真剣に聞いて下さって、
ほんっとに嬉しかったです。

その後の夕食会もいつもは使わない日本語で色んな方と沢山お話できて、
自分のルーツに戻る感覚が楽しくて楽しくて…
日本人と話していると、
そんなに知らない人でも、距離感が近い気がする。
こんな改めて感じる感覚も、いとおかし。
楽しい夕べでした。

Oh hello, Summer

いよいよギリシャは夏本番。
一気に来た。
今日なんて35度。
ちょっと早すぎとちゃいますのん。

今週末は世間は三連休なので、
アテネは閑古鳥泣いています。
ギリシャ人たちは皆一斉にビーチや島に行ってる。

写真は5月下旬に行った、アギストリ 島。
一枚目は実はヌーディスト・ビーチ笑。
じっくり見ないように！笑

40歳の誕生日の過ごし方

島シーズン開始！

ギリシャ中ウキウキしてる
浮ついてる
冬眠してたギリシャ人たちが
待ってましたと動き出す

乾杯の言葉は
いつもの「私たちのために」とか「健康に」ではなくて
「良い夏を！」

5月から言ってるから
どんだけ夏の到来早いねん
先乗りしすぎやろと思うけど…
みんな待ちくたびれて島に繰り出す

私の今年の島デビューは
5月中旬
まずケア島！
アテネから近い島で
大好きなイギリス人のお友達の40歳のパーティがありました

欧米の人達って
40歳のお誕生日の機会に
親しい人集めて盛大にパーティする人が結構いて
独身の人の場合は
それが結婚式の代わりみたいに
海外からの人も集めて
盛大になったり

今回の彼はアテネ在住のイギリス人の同業者で
家族や友人がイギリスとかレバノンとかアルゼンチンとか色んなところから来て
それはそれは盛大だけれど(35人くらい)
intimate (親密な)会となりました

彼は何部屋もあるまさにセレブみたいな
素敵なヴィラを借りきって
さらに敷地に軍隊用のテントを張り
みんな同じ所に泊まった







夜は美味しいバーベキューしたり
歌手の妹さんの素晴らしいライブがあったり
とにかく彼を愛する人たちが集まって
それはそれはほっこりする週末になりました

私はこういうのしなさそうだけど…
でも愛する人たちに囲まれるって本当にいいね
ロジ が大変そうだけど

ポッドキャスト出演 fairly_fm

昔からの知り合いのユニセフの高橋さんのポッドキャスト
fairly.fmに出演させていただきました

開発援助に関わる人、目指す人向けの話ですが
そうでない人にも楽しんで聴いて頂けるような
軽い内容になっていると思います

普段何も発信していないツイッターもこれからちょっとずつ始めていこうかな
宜しければフォローお願いします♡
@naokoimo

バイバイ、モスクワ

気を取り直し
帰り道

通りにずーーっと
こんな綺麗なライトアップがされていた




ちょこっとしか見ていないけれど
ロシアってなんだか
想像を絶するなぁ
世界一おっきい国なんだから
国全体だったら
またまた全然想像しない発見がいっぱいあるんだろうなぁ

またうっとりする地下鉄に乗り
やっぱりテンション上がる


おまけ
飛行機で出てきたチョコレート

怖い…

赤の広場に入れない

圧巻の地下鉄を上がると
そこにはまた
想像していなかったモスクワの街が待っていたのです



サンセットまでにあまり時間もないので
足早に赤の広場に行こうといたら

なんか道が閉鎖されている…
検問みたいなのができていて
みんなチケットとパスポート持って
スルスルと入っていく

広場で何があるんだ？

聞いてみると
（英語は全然通じないのだけれど、なんとなく雰囲気で）
パレードがあるんですって

そ、そんな…涙

仕方なく赤の広場の隣のショッピングモールから
広場を、覗くことに…(涙)
ここまで来たのに…

しかしモールの中もゴージャス


レストランに入り、柵の合間から赤の広場を覗く

向こうがクレムリン

すごい数の兵隊さんたち


どうやら5月9日の大きな軍事パレードのリハーサルらしい

聖ワシリイ大聖堂
近くで見たかったよ…(涙)


一緒に居たギリシャ人は大満足していた
ギリシャも軍隊への敬い方は同じようなものがある
日本人には理解できない…

私は不貞腐れながら
初めてボルシチ食べた

普通やん…
ますます虚しい