地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

至福のボクシング・デー

2010年12月28日 | caribbean

ふらっとサント・ドミンゴの週末

最高に思い出深い旅になりました

やはり良い旅っていうのは

現地の人たちの温もりと

良いカンパニー(旅トモ)と

そして予期せぬ出来事と

運 によってできあがるのだよね

しっかり計画立てたからといって良い旅になるとは限らない(←威張って言うな)

 

クリスマスの翌日のボクシング・デー(26日)は

ドミニカ人の同僚がドライブがてら

すっごく素敵な海辺のレストランに案内してくれて

その場所の素晴らしいことと言ったら!

蒼いカリブ海に突き出るピアが美しくて

ぷりんぷりんのシーフードも

ついつい踊りたくなるドミニカの音楽も

満点のサービスも

すべての喜びのツボをそこらじゅう押してくれて

それはもう最高にテンションあがりましたわ

こういう幸せ もうずいぶん味わってないわ~

あまりにテンションあがっていたのでめずらしくお料理の写真など撮ってみました↓

日本人ぽい。笑

 

 

おまけにトイレ・フェチの私のツボをぐいぐい刺激する

素敵なトイレ~

超快適~

お料理の写真はあまりとらないけれど

トイレの写真をよく撮る私

このトイレ ドアの代わりにカーテンになっていて

誰にでも覗かれちゃいそうなんだけれど

別に気にならないから不思議

↑ユニセフに言われたから手を洗っているのではありません

エラい

 

さらにこのかわいすぎるシャワー

 

何かとストレスの溜まりまくっているポルトープランスの住民たちは

普段見たこともないようなスマイルを絶やしませんでした

 

後ろ髪引かれながらその場を後にし

街に帰ってもまだホテルに帰りたくなかった私たちは

旧植民地街をぷらぷら。。。

そして突然現れた野外コンサート(入場無料)

サルサとメレンゲの生演奏と

素晴らしい歌声にのって

現地の人と一緒に踊って

その雰囲気に酔いしれる

こういう雰囲気って

文章や写真じゃ伝わらない。。。

 

さらにその後ホテルまでの道に少し迷って

狂気とも言える謎のキリスト教のサービスに遭遇したり

現地の人たちの屋外バーに幾度となく誘われたりしながら

最後にホテルの隣の広場でポスト・クリスマスの日曜日のゆる~いお祭り

もうこれ以上飲めも食べれもしない一日中ホロ酔いでお腹いっぱいの私たちは

夢みたいな日に感謝して

ライトアップされたクリスマスツリーを眺めていたのでした

 


Feliz Navidad

2010年12月26日 | caribbean

いつもは援助関係者でうじゃうじゃのポルトープランス

クリスマスで一挙に閑古鳥泣いています

私はボスが帰ってきてからお休み取るのだけれど

クリスマス3連休に閉じこもって居られるかっ!

ってことで

飛行機に乗ること、、、

50分足らずで着いちゃった

またサント・ドミンゴに来ました~(2回目)

 

また大好きなホテル Hostel Nicholas Ovando

 

長~いランチして

ホロ酔いで旧植民地街をお散歩し

 

馬車に乗り(友達が足をくじいたので。汗)

そして圧巻の大聖堂のクリスマスのミサ

 

普段できないことしよ!

それは

ジムで鈍った体を動かし

ゆっくりバスタブに浸かり

本読んで

テレビでニュース見て

街を歩く

クリスマスの夜

お洒落な若者たちを人間ウォッチング

当たり前のことが超幸せ!

 

今年は誰が亡くなった?

大きなニュースは何?

ニュースの特集見て

知らなくてびっくりすることあるかな。。。

 


年忘れたい会

2010年12月23日 | haïti
スリランカから一緒の

時代遅れの日本人たちで忘年会。

この業界の人たちの、時代遅れというか、”日本離れ”にもほどがある!っていう場合があって、

この間「○ー大柴がハイチに来る!」って言ったら、

「それ誰?」って言ってた人いましたけど。

長○まさみさん知らない人もいますし。

 

3人で集まるのは実は初めて。

だって職場と家が遠いし、

最近行動規制ばかりだし、

交通手段がまたややこしいし、

最近のガソリン危機、、、

 

Tさん「”今日の魚”は何ですか?」

店員「white fish」

一同「・・・えっ。」

 

スリランカはええ国やったなぁと述懐して、一同黙る。

 

みんないろいろと苦労している模様。

ハイチはものすごく住みにくい国で、煩わしさは増すばかり。

 

 

私がクリスマス・プレゼントで欲しいものは。

 

大家さんに洗濯機を修理してもらいたい。

いい加減。

 

いろいろと2010年の回想をして余韻に浸りたいのだけれど

テレビもつながってないし。

 

とりあえず面倒くさがらずにお鍋をつくろう。

ガスコンロとかどこかに売っているのかな。

 


久々の外出

2010年12月12日 | haïti

昨日から徐々に行動規制が解除され(8時半から18時)

オフィスへ出て仕事する人たちもちらほら

私は食料の買い出しに

おっかなびっくり外に出た(もちろん車でね)

 

街は

ぐちゃぐちゃ

汚い。。。

うちの近くの道路は焼け跡で黒ずんでいるし

ポスターや看板はぼこぼこに壊されているし

壁はスプレーのいたずら書きだらけ

『マーテリー(候補者の名前)か死か 』

なんておぞましい。。。

破壊の残骸が街の至る所に。。。

 

それでも

街は物を売る人たちや車で溢れている

この3日間ほどの騒動はどこ吹く風とばかりに

野菜や果物や絵や洋服を売っている

この国の人口の半分以上の人たちが一日1ドル以下で暮らしているんだから

暴動があろうが

仕事しないと「明日の米がない」人たち

 

そして

暴動のおかげで私たちは仕事ができず

病院へ行くこともできず

人々が死んでいる


こんなにたくさん外国人が集まって

ものすごいお金がつぎ込まれているというのに

太刀打ちできない現実

 

もうすぐクリスマス

ずっと走り続けてきた援助関係者たちは

せめてクリスマスくらい家族のもとに会いに行く

そしてまた活動はスローダウン・・・

 

なんかいつもいつも振り出しに戻っているというより

どんどん状況が悪くなっているようで

どよーん

 

ところで

まった関係ないけど

読んでいた雑誌の

バナナ・リパブリックの広告

ナイナイの矢部サンにそっくり↓

 


私たちもフラストレーション溜まってるんですが!

2010年12月10日 | haïti

外から抗議デモの音が聞こえてくる

街では死者も出てて 荒れております

先の選挙の結果は無効として

再投票されるみたい

落ち着くのかな?

私たちの自宅軟禁はいつまで続くのでしょうか?

ご飯いっぱい買い置きしておいて良かったな。。。

異様に寒いので(セーター着てる)

今夜は鶏ガラスープで煮物でもしよかいな

 

何が不満かって

コレラで死者が出ているというのに

学校でも生徒が犠牲になっているというのに

誰も動けない

倉庫も他の援助団体もみんなシャットダウン

おまけにWFPの地方の倉庫は襲われた

grrrrrr

 

ご飯でも作ろう

 


大地さんタンザニア報告会のご案内

2010年12月09日 | development
お知らせです。
鈴木大地さんがタンザニアに行ってきた報告会です。
大地さん、ご協力ありがとうございます!

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いつもアゲンスト・マラリア基金の活動に対する温かいご理解・ご支援を頂き、
誠にありがとうございます。

水泳を通じてマラリアと闘うチャリティ「ワールド・スイム・アゲンスト・マラリア」の活動を
御紹介するセミナーを開催いたします。

チャリティを通じて寄せられた募金で、実際に蚊帳の配布に御参加頂いた、
ソウル五輪100m背泳金メダリストの鈴木大地氏による現地での活動の報告会となっております。
詳細は、以下の案内文をご覧ください。

皆様のご参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


【御案内】

「泳ぐことで救える命がある~アフリカで泳いだ金メダリスト鈴木大地さんが語る
アフリカの水、ひと、可能性」

日時: 2010年12月9日(木)20時~21時
場所: JICA地球ひろばのセミナールーム(「202号室(利用申請中)」)
アクセス: http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html 

「ワールド・スイム・アゲンスト・マラリア(WSM)」は、
「泳ぐことによってマラリアと闘うチャリティー」です。
マラリアは世界三大感染症の一つ。
ハマダラ蚊によって媒介される主に熱帯で発生する伝染病です。
毎年100万人が亡くなるといわれ、30秒に1人がマラリアで命を落としています。
ワクチンが未開発であるため、マラリア予防にもっとも効果的なのは蚊帳(かや)です。
WSMは、水泳を通して募金を集め、マラリア予防に効果的な蚊帳(かや)を
マラリア発生地域に無償配布する取り組みです。

2005年からWSMの活動を支援して下さっている競泳金メダリストの鈴木大地さんが
今年11月、WSMのアフリカでの蚊帳の現地配布に参加してくださいました。
2010年のWSMを通じて日本から寄せられた募金で購入した蚊帳を
東アフリカ、タンザニアの公立病院(バガモヨ区立病院)に届け、
タンザニアの海やプールで現地の子どもたちのために水泳教室を開きました。
蚊帳配布、マラリア患者や遺族へのインタビュー、水泳教室を通じて感じたことなど、
臨場感あふれる現地報告会を予定しています。
アフリカ系スイマーの育成をライフワークの一つにされている鈴木大地さんが、
アフリカの子どもたちや代表選手に水泳を教えた実感や手ごたえ、
アスリートとしての可能性についても熱く語ってくださることでしょう。

20:00~20:10 「スポーツを通じた国際協力—ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアの
実績と可能性について」
アゲンスト・マラリア基金事務局
20:10~20:40 「タンザニア蚊帳現地配布の活動報告」、鈴木大地氏
20:40~21:00 質疑応答

定員30名
(先着順。ご都合により出席できなくなった場合には必ず事前にご連絡下さる様お願い致します。) 
参加を希望される方は、アゲンスト・マラリア基金事務局コーディネーター金子まで
1.ご氏名、2.ご所属、3.Emailを明記の上、ご連絡下さい。
Email: nahokokaneko@againstmalaria.com、または電話:050-5534-3385 
*マスコミ関係者の取材や撮影はご遠慮下さるようお願い致します。

鈴木大地氏プロフィール:
小学校2年生で水泳を始め、高校進学後、個人メドレーから背泳に転向。
記憶に残るソウル五輪では、得意の「バサロスタート」を駆使し、100M背泳で金メダルを獲得。
当時、日本競泳界では16年ぶりの金メダル獲得の快挙となり、
日本の水泳を一気にメジャースポーツに引き上げた。
現在は、順天堂大学准教授としてスポーツ医科学の研究に取り組む傍ら、
同大学水泳部監督として後進の指導・オリンピックや世界水泳選手権などの
ニュース・スポーツ番組に出演。
また日本水泳連盟競泳理事や世界アンチ・ドーピング機構のアスリート委員会委員なども務める。

ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアについて:
2005年と2008年の世界的なWSMを通じて、550万ドル(約4億7千万円)を募り、
120万張の蚊帳を無料配布しました。
財団法人日本水泳連盟、社団法人日本スイミングクラブ協会などのご協力を得て、
本年12月末まで全国のプールでWSMが開催されています。
日本では、井本直歩子氏(アトランタ五輪競泳日本代表)が2005年に
ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアの発起人となり、
故・木原光知子さんの全面的なご支援を得て活動を展開しました。
WSMのオフィシャル・サポーターとしてご活躍頂いているのは、岩崎恭子氏、柴田亜衣氏、
田中雅美氏、中村真衣氏、萩原智子氏、源純夏氏、森隆弘氏です。




特定非営利活動法人 アゲンスト・マラリア基金
担当:金子

泳ぐことで救える命がある
http://www.WorldSwimAgainstMalaria.com
http://wsmjapan.blog46.fc2.com/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3018384
http://www.AgainstMalaria.com

抗議デモとパンケーキと海老蔵の話

2010年12月09日 | haïti

28日の大統領選挙結果 昨日発表になり

現政権の選挙不正を訴えて多くの人が暴れている模様のハイチより

昨日は午後2時にオフィスから撤退 自宅待機

今日は朝 目が覚めたら外から銃声が聞こえた

町は抗議デモですごい騒ぎになっているらしい

ロイター

これぞハイチ名物 大統領選挙!

まったくこの国は治安悪化と災害の繰り返しで

休まるときがない

常に最低3日分の水と食糧を家に常備することが

いつの間にか習慣になっている

 

↑ 問題になっている候補者とワタシ

 

ふとYahoo!ニュースを覗くと

市川海老蔵夫妻謝罪の話

どれだけ平和なのというありきたりなコメントはさておき

なぜボコボコに殴られた被害者が謝罪するのかわからないのは私だけでしょうか?

「お騒がせして申し訳ありません」って

騒ぐ方は好きで騒いでいるのだから放っておけばいいのに

 

銃声とメインロードからのデモ行進の声を聞きながら

バルコニーで

同居人のオーストラリア人のラモン君が作ってくれた朝ご飯のパンケーキを

熟したマンゴーと一緒に美味しくいただきました

 


たまには週末シンデレラ

2010年12月06日 | haïti

週末は同僚の結婚式

自宅のアパートでカジュアル、形式だけの質素な civil wedding

花嫁さんは若いイケイケ(←オヤジか)ハイチ人のネイリスト&マッサージセラピストの彼女

でもなんか、最後の方で契約書みたいのが出てきて

どうやら外国人の新郎がハイチ人の花嫁を迎えるに当たり

財産などの相続のことなどがちょろっと書いてあるっぽくて

花嫁がサインする前に席を立ち

この期に及んでちょっと奥の部屋で揉めていたかも。。。笑

そういう話は結婚式の前にしておけば良いのに。。。

先行きが不安だ

 

皆の衣装はちょっとだけよそゆきでこんな感じ

みんな生粋の人道支援やさんたちで

契約期間も短期で来ていて

きちんとしたお洋服持っていないということで

黒いドレス以外はアクセサリーもヒールもマニキュアまですべて私の私物:-)

スリランカと日本に置いてある家具と日本の冬服を除いては

人生ほぼ丸ごとここハイチにある2年契約の私は

よそゆきのお洋服の揃えもまあ豊富な方でして(笑)

こんな私がいつの間にかスタイリストさんと化していました

このあとフォーマルのパーティもあって

私の結婚式用のドレスなども同僚に無料レンタルされていきました

 

普段の仕事着が団体のロゴ入りTシャツにジーンズ

いつもすっぴん 汗だくで泥んこ

かわいいお洋服やさんなどない国に住む私たち

着せ替えごっこして

見慣れないお化粧してドレスアップ

実際中にはビューラーの使い方を知らない子もいたりして驚きでしたが(汗)

ぎゃーお洒落ってなんて楽しい!

シンデレラたちは踊りまくって

慣れないヒールに疲れて自分から靴を放棄したけれど

王子様に拾われることなく

忘れずに持ち帰ってきました