地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ガーナ料理特集!

2006年05月29日 | ghana
ガーナの元青年海外協力隊員の集まりがあり
帰国早々なのに
ガーナ料理レストラン ママ・アフリカ に行ってきちゃいました


でも 実は アタシ

アフリカのご飯 あんま好きじゃない。

        これだけアフリカ住んどいて・・・

アフリカの料理と言っても
国によってそれぞれ 色々で
でもどれもそんなに好きじゃない

でも 自炊するし イタリアンとかインディアンとかで外食するし
食に関してあまり執着心のない私は
アフリカでも十分生き延びられるのである

「あれが食べたい!食べなきゃ死んじゃう!」
「行列でラーメンくってきたよ~」的な 食にうるさい方は
残念ながらちょっとアフリカは厳しいでしょう

え 残念じゃないって。。。  イイモン


以下 隊員のみなさんたちが「おお~」と歓声を上げた
ガーナ料理たちをご紹介!

まず 泣く子も黙る定番 フーフー

食感ふわふわ キャッサバから作られる
杵と臼でお餅のようにつくの
朝も昼も夕方もいつも餅つきの光景があちこちで見られる

手でちぎって 手のひらでニギニギしてちょうど良い柔らかさにしてから
スープにつけて食べる
最初はこれが抵抗あったのよ。。。

スープは、、、何だっけな
ヤギとか鶏とかが入ってて 肉の量によって値段が変わる
肉は高級品ですから

スープはすごく辛いときがある ガーナの人は激辛好き!
そして辛いのダメな私は またガーナ料理から一歩遠ざかる 

っていうか なぜか器がラーメンどんぶりなんですけど。。。

次。

見た目一緒やんか!
しかしこれは米
スープはグランナッツ(ピーナッツ)スープ

お次。

また一緒やん!!!
しかし この白いもの(バンクゥ)は硬くて
発酵させてあるから 酸っぱい!

嫌い。
    わざわざ宣伝して悪口言って、「ママ・アフリカ」の人、ごめん

でもこれは個人的な好みの問題で
他の日本人(元隊員)は懐かしそうにバクバクいってましたから!

でもこのオクロソースは(見た目はかなりやばいけど)おいしい!

アフリカにはオクラを使った料理が多くて
どれもこれも まいう~

ヤギだけじゃなくて 魚も食べる


しかしこのティラピアは沼魚で
内陸国のルワンダにはこれしかなくて
今は見たくもありません  

      ・・・だからごめんってばあ!

まあ ガーナ料理 基本こんな感じ
あと数品あるけど
レパートリーはこれだけ

ハイ、栄養偏ってます!

しかし食材も限られているから仕方ない

ママ・アフリカはどうやって日本でティラピアとかヤギとかキャッサバを入手しているのかな?
聞きそびれたわ


こんなモノをガーナではたまにお昼に食べていました

良く行ったのは
「木下食堂」と「川越食堂」で

前者は 木の下にあるレストラン
後者は 川を越えたところにあるレストラン

繁盛しておりましたが
レジ打ちは速くないどころか
レジはありませんでした


でもやはり 「食」というのは一番生活に密接していて
ガーナ人の温和な顔と愛しい思い出を思い出して
懐かしさに 心が癒されました


それはそうと 隊員さんのうち 2組もケッコンしてたのは驚いたよ~
多いみたいだけどさ~

ガーナの結婚式

2005年05月11日 | ghana
最近 結婚話が非常に多い
身内から友達から芸能人から・・・
私ももしかして適齢期とかなのかしら

・・・というわけで
(どういうわけだ!)
今日はガーナの結婚式について 昔(2004年1月頃)書いたメールをアップ

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結婚するというその友達のお姉さんにはその当日まで会ったことがなかった。
でも「みんな同じ生地でドレスを作る」と聞いて、最近、洋服作りに凝っている私は参加決定。その生地の柄を見たときは一瞬考え直そうかと思ったけど…。

ガーナの女性はお金がないくせに洋服とヘアにありったけのお金をつぎ込むようです。
服は生地を買って、仕立て屋に持っていき、それぞれ気に入った型に作ってもらいます。
大体700~800円くらいしますから、彼女たちには大した額です。
そしてガーナにはヘアサロンが多いこと!その数は異常です。みんな、しょっちゅうヅラが変わります。

さて、私のドレスの型は友達が勝手に決めてくれました。
おかげで一人で着るのは勇気がいるけど、みんなで着たら怖くない、というモノに仕上がりました(添付写真参照)。約50人くらいは皆お揃いの生地で、各々好きな型に仕上げて着ました。

さて、結婚式では何をするんだろう?
ウェディングドレスはどんなの?
とワクワクしていましたが、新婦のドレスは。。。どっかーん。とにかく派手!

式の前に私が新婦の隣に座っていたら、参加者が次々に挨拶にきて、お札を包まずに渡す。くちゃくしゃのお札を・・・笑。
大体10,000セディ、130円くらい。
洋服用の生地をプレゼントする人もいました。

他にも変わったことが沢山ありました。
(ていうかすべてが変わっていた)
式が始まってビックリしたのは、
新婦がいない!花嫁のパパもいない!
それどころか、女性・子どもが300人くらいいて、式に男性が一人もいない!
男性陣はなんと家の前、式が行われていた広場の隅っこで集まってカードゲームを楽しんでいた。新婦はボルガタンガより南に100kmくらいのタマレという街に住んでいて、翌日に新婦がそちらに引っ越すとのこと。そこでホンモノの式があるそうです。
というわけで今回は新婦とその女友達の式なのでした。

女性だけ集まって何をするかというと、基本的に1日中踊っているだけです。
その間新婦は何回もお色直しをするのですが…。
ちゃんとDJがいて、彼が曲をかけると何人かが真ん中に出てきて踊ります。
それを周りの人は見ているか、踊っている人のおでこに硬貨をくっつけに出て行きます。(グッドラックとかなのかな?)

みんな、ただ一人の外国人の私を踊らせたくて仕方なかったようで、DJにまでマイクで「オブロニ(外国人)に踊ってもらおう」と場内アナウンスされる始末。
「ガーナの音楽はいやだ、踊れない」と駄々をこねていたらちゃんとヒップホップの曲がかかってしまったので、仕方なく真ん中に出て踊りました。

他に友達2人も出てきてくれたのですが、私のおでこにコイン(お札も出てきた)をつけに来る人が集中して、それを拾うガキが足元にまとわりついて、あまり踊れなかったし、ちょっと汗ばんでいたのでおでこにコインをつけっぱなしで、人にまみれて(しかもへんなドレス着て)踊らなきゃいけないという滑稽な私でした。

ちなみに式の最初の方から新婦とそのお姉さんたちは良く泣いていました。
もうこれからたまにしか会えなくなるからでしょうね。
やっと見慣れた、理解できる風景を見たのでホッとしました。

だけど、何人かに「ガーナ人と結婚したら私たちみんなでこういう風にお祝いしてあげるからね」と言われた時は、新婦の着ているウエディングドレスを見て「イヤだ!」と心の中で叫んだ私でした。

ガーナの名前

2005年04月03日 | ghana
エイプリル・フールのブログで
「クワメ」という名前まででっちあげて
タチの悪い私だったのですが

クワメというのはガーナの中でも
「アシャンティ族」が使う「アカン」という言葉の名前です
ガーナ人は生まれた曜日ごとに名前をつけることがとても多い
つまり、男女各7種類、計14の名前ばっかり

たとえばアカンの名前は
       男       女
日曜日  クウェジ   エシ、アコスア
月曜日  クウォドォ  アドゥウォア
火曜日  コベナ    アベナ
水曜日  クウェク   エクア
木曜日  ヤウ     ヤー
金曜日  コフィ    エフア
土曜日  クワメ    アマ

つまり「クワメ」は土曜日生まれ
現在の国連事務総長コフィ・アナンはガーナ人ですが(知ってました?)
金曜日生まれというわけ

私は調べてもらったら木曜日だったので
「ヤー」でした
何かかわいくない。。。

ところがこの名前 すごくいいんだとか

これらの名前には意味があって
まぁ生まれた曜日ごとにその人の特徴を表すんだそうです
(7種類ずつしかないが)

たとえば日曜日は
「大人しい」「物静か」「いざというときに熟練した技を見せる」
月曜日は
「あたたかい」「優しい」

では木曜日の「ヤー」は。。。

「戦い好き」 「勇敢」 「人を巧みに操る」

…私ってやはり
そういう宿命なのか


曜日と特徴を調べて欲しい方は
生年月日を私に教えて下さい

ガーナ・チョコレート

2005年03月28日 | ghana
ガーナと言えばやはり
「チョコレート」
これしか思い浮かばない人も結構いるのでは…

ロッテ社のおかげで
ガーナという西アフリカの国の知名度は定着していますが
しかし!
ガーナではカカオは沢山とれますが
チョコレートを作る生産能力は非常に低い

唯一のガーナ産チョコレートがこの写真です
GOLDEN TREE社のもの
もちろんベルギー産とかスイス産とか
そういうチョコとは比べられませんが
慣れれば結構美味しくて
ちょっと懐かしい味
ただ現地でも結構なお値段がするので
一般のガーナ人にはちょっと高い

しかしこのチョコレート
30度以上の熱帯でも溶けないように作られているため
日本に持ってきたら
カチンコチンになった・・・

ポットの上などに少し置いてから食べたら
味が戻った

寒さに耐えられない
ガーナチョコレートです