胃カメラ

健康診断で　初・胃カメラ
JICAではアフリカへ長期で行く前に義務づけられているそうで

まず「胃をキレイにする」薬

その次「のど麻酔」
液の麻酔なんですね
これがまずい
ずっと呑みこまずに喉にとっておかなくてはいけない

まっずぅ

そして診察室へ
ベッドに寝て、横向き
「唾液たくさん出ますから
気にしないでここに垂らしてくださいねぇー」
と看護婦が枕元へ容器を置く

ドクターが手に持っているのは
黒いチューブみたいなヤツ
太さは1cmくらいかしら　いやもっとかな
先っちょにカメラがついている

あっという間に口に入れられて
「はい　ごっくん」

そこからが悪夢のようでした

うげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

ずっと目をつぶっていた
「目は開いてていいですよぉー」
目を開けたら
涙がボロボロ零れた

目の前の棚のガラスに
モニターが反射していたけど
自分の胃の中も見てみたい、、、なんて
それどころじゃなかった

気持ち悪くて
気持ち悪くて

二日酔いにちょっと似ているけど
全然違う
胃の中を何かが動いている
っていうかカメラなんだけど

「はい、食道へ行きますねぇー」

ちょっと待て
もうギブアップ
やめて下さい
と言いたかったけど
声を発するのが怖かった
目に涙を溜めてこらえた

ようやくドクターが管を引き始めた
そうするとまた胃が痛い

おえっ
やっと吐き出した
口の中にあった物体は
線香花火みたいにチカチカ光ってた
拷問から解放された。。。

「胃の中きれいでしたよぉー」
もはやそんなことはどうでもいいことだ

今度からこれをやらなきゃアフリカに行けないと言われたら
ちょっと考えちゃうな