地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

巨匠から逆インタビュー

2019年10月21日 | japan

一週間の束の間の日本滞在。

目的は友人の結婚式だったのだけれど、

彼女の祝福だけじゃなくてそこで色んな人に再会できるし、と思って。

そしたらおまけで、ラグビーもテレビで熱く観戦できたし、

別件でお祝い事や嬉しい再会もあったし、

姪っ子のダンスの発表会も見れたし、

お腹いっぱいな一週間で、ムフフって写真眺めながら、今ドーハで乗り継ぎ。

でも、時差六時間で一週間滞在は、キツイよ。。。

美容院とフェイシャルとメイクでもごまかせないよ。。。

やっと本調子になったと思ったらもうリターン。

 

たった一週間だったけれど、何と言っても、日本での人と人との繋がりは、私にとって本当にかけがえのないものだと思い出させられて、とても幸せ。

全然日本にいなくて、全然連絡も取っていなくて、普段は「全然友達いない」「誰も私がどうしてるかなんて知らない」なんて孤独な気分になるのに、

日本の20年来の知人とは、ずっと会っていなくても、会うと絆が薄れていないのが不思議。

 

今回最高に嬉しかったのは、ある雑誌の取材で、19年くらい前にとってもお世話になっていた、尊敬するライターさんの吉井妙子さんに再会できたばかりでなく、なんとその吉井さんに取材してもらっちゃったこと!

吉井さんと言えば、あらゆるトップアスリートを取材して記事や本を書いていらっしゃる、超大御所ライターさん。

ライターさんなだけでなく、アスリート達が慕って、ありとあらゆる相談もしてくる超人格者。

私はその当時、政治家秘書兼スポーツマネジメントの会社に勤めていて、選手を取材されている吉井さんと会うことが多くなり、さらに駆け出しのスポーツライターとして、吉井さんの文章は私のお手本だった。

そんな巨匠が私なんかを書いてくださるなんて。。。

写真で言ったら、篠山紀信とかに撮ってもらうくらいの衝撃ですよ。

どんなことを聞かれるんだろう?と思ったら、

巨匠は私の人生をすべて調べ上げられていて、

ポイントをついた質問をポンポンしてくる。

普段、取材してくださる記者さんと「感覚が近い」「ポイント付いてくる」と感じることは滅多にないのだけれど、

吉井さんの質問は、マッサージで一番痛いところをほぐしてもらう、そんな感覚だった。

これこれ、この感覚。

自分がスポーツライターとして書いていた時も、

それが自分の武器だと思っていたことを思い出した。

そんなインタビューの感覚が半分で、

それプラス、書く技術が残り半分。もしくはそれ以上。

これに関しては吉井さんは誰よりもストレートな文章を書かれるから、

もうとにかく、記事が出来上がるのが楽しみで仕方ないのです。

掲載になったらまた当ブログでお知らせしますね。

 

インタビューの後は、共通の知人とともに、薬膳火鍋をつつきました。

18-19年前の懐かしい話に花が咲いて、

あの頃の自分が、こういう人たちに囲まれて、好奇心と向上心に溢れていたことを思い出した。

そんな時代があって、今の自分があります。


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