地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

鬼門のL

2017年12月06日 | Weblog
もう20年以上外国語を話しているのに
いつまで経っても
Lの発音に弱い
しっかり意識していないと
Lの発音がRになっちゃったり
ギリシャ語の単語書くのに
LなのにR書いちゃう

他の発音は最初からスラスラと発音できているから
RとLをたまに間違えて発音して
「そういえば日本人だったね」
と笑われる
その度に自分が一番ゲラゲラ笑ってしまう

最近 仕事上
言語学やバイリンガルの言語能力などを勉強していて
ああ そういうことかと膝を打った

脳科学の話

言葉の能力というのは
小さい頃から
音が脳に届いて
脳細胞が刺激されて発達して
その音を認識できるようになり
その音を発音したり
言葉の意味を認識して
いちいち考えなくても
自動的に 瞬時に使えるようになる
(だいたい左脳で行われるんだって)

私の場合
L以外の音の殆どは
多分自然と脳細胞の中に組み込まれて発達したんだけれど
Lは多分なかなかその脳細胞が開拓されなくて
後の人生で学んで
脳にインプットされはしたんだけれど
自動的な解読には至ってないんだろうなぁ
遅かった
ということなのかな
それとも大抵の日本人の脳にとっては
刺激するのがもともと難しい細胞なのか…

フランス人がthができないように…

ちなみに
らりるれろ
っていうのは
英語にはない発音なんですよね
Rともまたちょっと違う

この脳による「自動的な」音や単語の解読ができると
流暢ってことになるんだと思う

まあ 仕方ない
ご愛嬌で済まそう笑

こんな研究を最近つらつらと読んでいて
自分が小さい時からずっと大好きな語学が
難民支援の領域で専門分野になっているのは
驚きで
とても嬉しい最近の変化なのでした

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