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いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

 検察でっちあげを監視する第三者機関が必要である

2010-05-18 16:49:17 | 日記

5月16日TV朝日「ザ・スクープSP」 裏金告発直前に逮捕元検察幹部~・・・・検察史上類を見ない犯罪の真相をみた。

 事件は8年前の4月22日大阪のホテルで、当時大阪高検公安部長だった三井環(タマキ)氏が「検察の裏金」問題を告発するため、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏の取材をうける予定だった。だが、取材3時間前に、現職の大阪高検公安部長が逮捕されるという前代未聞の事態となった。検察は口封じのために、検察の身内を逮捕拘束したのである。泥棒が自分の犯罪をごまかすために「泥棒、どろぼう!」と叫ぶ男をとっ捕まえたのである

 はっきり言えば、検察は裏金があったからこそ、口封じのためにイチャモン(微罪)をつけてしょっぴいたのである。検察は裏金という自分たちの犯罪行為を隠蔽するために、三井氏を逮捕するという暴力団顔負けの言いがかりをつけて、犯罪者に仕立て上げたのである。その手法は、まさしく小沢氏秘書逮捕も全く同じ構図である。

 さらに検察の悪質さは、リーク情報を流して、マスコミを世論つくりの道具として使っていることである。検察の情報リークは、守秘義務違反であるばかりでなかく、検察にとって都合のよいように意図的な加工を加えて(偽装して)情報を流していることは、法の番人たる正義の府にあるまじき、二重三重の犯罪行為と言わなければならない。

 本来官憲の権力を批判すべき立場にあるマスコミ・ジャーナリストらが、検察の流す情報を鵜呑みにして、検察の操り人形の役割を演じ世論誘導をしていた。その一方で、彼らは自民党政権時に官房機密費を受け取っていた。それが民主党政権になり、甘い汁が吸えなくなったうるさいハエどもが検察と癒着して民主党攻撃しているというしかない。ハエどもが小沢氏の「政治と金」について説明責任を求める資格などあるわけがない。

 NHKはじめ民放各TV局は、小沢氏の秘書を政治資金規正法違反と決め付け、「虚偽記載」と繰り返し報道しているが、一体何がどのように虚偽記載なのか一度たりとも説明しているのを聞いたことがない。説明責任を果たすべきはマスコミにある。

 そもそも小沢氏関連事件は、具体的な事件として発生しているわけでもない、具体的な内部告発者がいるわけでもない、具体的な証拠もない、従って事件性があるのかどうかもわからない。にも拘わらず検察の思惑だけが先行して検察がターゲットにした人物を拘束したり、家宅捜索をしているのである。司法がぐるになって、国民の人権を踏みにじっている。司法こそ民主主義の破壊者である。

すべての公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」 検察は国民の支配者ではない、検察の思惑的行動は断じて許してはならない。こんなことが民主主義の世の中と言えるのかどうか国民もよく考えてみる必要がある。政治案件については、検察でっち上げを監視する透明度の高いオープンな第三者機関が必要である。

 5月16日TV朝日「ザ・スクープSP」 取材直前の逮捕劇~

http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=eichieichi&prgid=37879882

 



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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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検事と判事・・・ (明け烏)
2010-05-19 13:51:36
小沢一郎氏の「政治報告書虚偽記載事件」もひどいが、「凛の会事件」で裁判所が石井一議員の関与を認めたというのは、これに輪をかけて酷いものである。
この裁判関係の記事では石井一議員は詳細につけてある手帳などを提出してアリバイを証明したらしい。傍聴者の書いたものを読むと、担当検察官は石井議員の反証にぐうの音も出なかったようである。まあ、あれだけドスの利いた声で反論されては貫目の違いもあるから、いくら検察官という身分を持っていても相当に恐ろしかったと思う。
それにしてもよく裁判所が関与を認めたものである。高校生の不祥事を停学処分にするような場合でも、もう少し公平な事実認定が行われるのではなかろうか。裁判官だって検察官が石井議員に圧倒されていることくらい間近で感じ取ったことだろうて。
なにしろこの方の威厳というのは、なかなかのもので、自民党時代、あることで小沢一郎氏と対立した際に、秘書が「小沢一郎が出てきたので敵わないと思って帰ってきました」と報告すると「お前、それで尻尾巻いて戻ってきたんか。あほ!小沢がなんぼのもんじゃい!もう一遍いってこい!」と怒鳴り上げたそうである。
こういう、おっかない人間に脂汗を流しながら、出鱈目な尋問をしたり、判決文を書かねばならないとなると検察官や判事もそれほど楽な商売ではない。
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