いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

小沢氏が推した海江田氏は何故敗れたか?

2011-08-30 20:09:46 | 日記

民主党代表選は、一回目の投票で敗れて2位だった野田氏が「下位連合」によって、逆転勝利した。

一位の海江田氏と二位の野田氏の差は41票差、全体(395票)の10%以上の差であり、常識的には勝ち馬に乗りたがるのが普通だが、今回はそうならなかった。

 5位の馬渕氏は代表選立候補推薦枠20名におよばなかった分を小沢グループから支援してもらっている。また、直前の演説では田中角栄元首相をとりあげ、政治家として深く尊敬していること、暗に角栄の愛弟子である小沢氏の同志であることを表明している。このことから、決戦投票では馬渕氏の24票は、ほとんどすべて海江田氏に流れたはずである。

結論を言えば、鹿野氏の票の大部分が野田氏に流れ、勝敗を決定(野田逆転)したということになる。

本日の東京新聞によれば、なぜ下位連合が逆転したのかを検証している、概要つぎの通り。

サイン、
農相の鹿野道彦はおもむろに黒色のスーツの上着を脱ぎ始めた。一回目の投票で四位に沈んだ。上着を脱いだ姿をみて、鹿野陣営はざわついた。「サインが出たぞ」。上着を脱いだのは、鹿野が決戦投票で野田に投票するよう陣営メンバーに求めるサインだったのだ。下位連合が成立した瞬間だった。・・・

 野田逆転のシナリオを描いたのは官房副長官仙谷氏だという。
海江田は元代表の小沢一郎、鳩山前首相の支持によって基礎票で圧倒的リード、前原、野田のどちらかが上回る可能性はゼロだ。小沢の傀儡と言える海江田がこのまま勝てば、せっかく仙谷が築いてきた自民、公明両党との協調関係は崩壊する。国会運営は極めて困難になる。仙谷はこうした事態に備え、用意していたシナリオを実行することにした。
 「小沢に政権を渡してはならない」。仙谷は同日夜、鹿野と秘かに接触。小沢の名前を出して説得した。鹿野もこれに応じた。

一方、読売新聞 (8月29日(月)21時19分配信)によれば、”非海江田で結集…岡田氏「描いたシナリオ通り」”となっている。選挙に弱い岡田氏のシナリオとは思えないが、岡田氏は、反小沢であることは間違いない。

しかしながら、「何故小沢氏が海江田氏を推したのか」がもう一つの謎である。

 海江田氏は、小沢氏が消去法の末に選んだ次善の候補にすぎないという。筆者は心情的には、海江田と馬渕なら、馬渕のほうがベターではないかと思っていた。

26日夜、都内のイタリア料理店で女性議員約15人が「なんで海江田さんなんですか?」と詰め寄ると、小沢氏はこう答えた(ZAKZAK)。
 「俺のためだ。そう思ってやってくれよ!」と言ったという。小沢氏らしからぬ返答である。

ところが、その謎が?解けたのである。ブログ「反戦な家づくり」さんが、昨日 ”鳩山「獅子身中の虫」疑惑”と題して、鳩山氏と小沢氏とのやりとりを述べている。そのさわりの部分を紹介すると、

今回の野田圧勝の立役者が、他ならぬ鳩山由紀夫だったからだ。

どう考えても、誰が考えても、擁立候補が海江田というのは、最悪すぎる。
小沢グループの多くが、絶句し、どうやって支持すればいいのか頭を抱え、小沢氏に「俺のためだと思って」と言われて渋々支持を表明した。

小沢鋭仁であれば、まだしも何とかなったかもしれないが、これも鳩山が潰して海江田に一本化した。この段階で、小沢鋭仁ならば支持すると言う議員が何人かこぼれた可能性は大きい。

何せ、菅内閣の閣僚で、原発推進の経産相で、TPP賛成で、そのうえ国会で泣いちゃったんだから、これ以下の候補は考えられない。
この最悪候補を、小沢氏にたいしてごり押ししたのが、この鳩山だったのだから、これはもう負けるために仕組んだとしか考えられない。

詳しくは、 http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1098.html

筆者は昨年6月3日の日記、http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20100603

”鳩山!おぬし友を裏切り国民をだましたな!”と題して、当時の小沢氏を道ズレにして幹事長の要職からひきずり降ろしたことを書いた。

また、今年6月日の日記、http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/d/20110602
”鳩山!おぬし又、友を裏切り国民をだましたな!:【内閣不信任案】反対多数で否決” と題して土壇場での鳩山の裏切り行為を記述しました。

その他、筆者は折に触れて鳩山氏に対する疑念を述べてきました。小沢氏は鳩山氏と決別するときではないかと思うが間違っているだろうか。


野田民主党新代表では、期待できません

2011-08-29 18:42:27 | 日記


 野田氏が海江田氏との決戦投票の末、民主党の新代表に選出されました。本ブログでは、経済音痴、従米派、財務官僚いいなり(財政再建原理主義)の野田氏では、日本経済の先行きは暗いことを指摘してきました。民主党は最悪の選択をしてしまった。

 民主党はこのままではあと2年間もつかどうかわからないが、もったとしても、次回(2年後)の衆院選でボロ負けすることだろう。2年前の衆院選挙の民主党の勝利は一体何だったのだろうかという虚脱感に襲われる。

 アメリカから自立した政治、新自由主義(市場原理主義)から脱却した少しはまともな政治を期待したが、鳩山氏は政権を途中で投げ出した、そのついでに小沢氏を幹事長の要職からひきずり降ろしてしまった。
その後の菅政権は小沢氏を党員資格停止処分にして小沢氏の手足を縛ってしまった。「生活が第一」を掲げる小沢氏の政治は、いつの間にか遥か遠くへ消えてしまった。

 嘆いても仕方がないが、小沢氏側の敗北と言わざるを得ない。本日の植草氏のブログで、植草氏は次のように述べている。

野田佳彦氏が新首相に就任する場合、財務省の天下りは全面擁護される一方で、超緊縮財政政策が実行されることになるだろう。その場合、日本経済が崩壊の方向に進むことは予想に難くない。
 
 民主党の本来の主流派は、代表選勝利を優先するならば、中間派をも広く取り込む戦術を採用するべきであったが、中間派との連携を取らずに、元主流派単独での政権奪取に進んだ。その結果としての代表選敗北である。
 
 この戦術には、民主党からの分裂も辞さずとの強い意志が示されているようにも思われる。
 
 その意味で、次の焦点は国会での首班指名選挙に移行することになり、今後の変化から目を離せない。
 
 しかし、野田佳彦政権が誕生する場合には、日本の経済政策が財務省に完全にコントロールされることになり、日本経済は極めて厳しい局面に突入し、さらにそのなかで大衆大増税が強行実施されることを想定しなければならなくなる。

 野田氏は野党自民党との連携を視野に入れているようであり、政局はますます混迷を深めることになるだろう。そのときこそ、小沢グループは志を共有するもの同志を糾合して独立するしかないと思う。


モルガン・スタンレーMUFG証券、ロバート・フェルドマン氏のインタビューと為替市場その他

2011-08-27 19:45:47 | 日記

 本日は、趣向をかえて、日本人じゃなくて、外国人が今回の民主党代表選挙をどうみているのかを考察してみた。

 モルガン・スタンレーMUFG証券のロバート・フェルドマン経済調査部長は、次期政権に期待される経済政策について、インタビューに答えて、次の通り述べている(25日、ロイター、ビデオニュースより)、

 各候補者が言っている政策の中で、百八十度違うところがあります。例えば、野田財務大臣は今まで通りの慎重な財政、緊縮財政をやって早く赤字を減らそうという考え方です。
 反面、前原さん、馬渕さん、小沢鋭仁さんは逆に成長させて税収が上がって、はじめて赤字が減ると言う考え方です。税率を上げると景気が悪くなって赤字が拡大するんじゃないかという考え方です

 これ、非常に対照的ですねだから、もし野田さんになれば、いままでと変わらない、もし反対の積極派が勝てば、結果が完全に異なり、円が安くなり、株価が上がりますし、長期金利は多分あがる。正反対の結果ですね。

 今の日本経済の最大の問題はデフレだと思いますデフレを脱却すればいろんな他のことが必然的に改善されてくると思います。たとえば、デフレが続いていれば、お金をきょう借りたら、1年経ったら損ですね。もっと安くなった商品で返さなければならないので、これは大変ですね。インフレならば、お金を借りたい、事業を起こしたい、ビジネスをやりたいという気持ちになります。そういう意味で、やはりデフレ脱却が一番大事なことです。

 それで、デフレ脱却をどうするの?ということが、今回の代表選で一番大事な経済問題ではないかと思います。私は、むしろデフレ脱却しなければ、財政赤字脱却はできません。いままでの10年間をみてみますと、デフレが悪化すればするほど、赤字が大きくなっています。逆にしなければなりません。デフレ脱却すれば税収の伸びが、GDPよりも早く伸びます。今までの統計をみますと名目GDPが1%伸びた場合、税収がだいたい、1.3%伸びています。デフレになったら、税収が、もっと大きく減っちゃうんです。だから、財政再建か、デフレ脱却かという選択は間違いだと思います。むしろデフレ脱却しなければ財政再建は出来ないと思います以上。

 野田氏の考え方はこれまで取り上げた通り、彼は財務官僚の言いなり、均衡・緊縮財政派、経済音痴ですからこの期に及んでも尚、均衡・緊縮財政を主張している
 インフレのときに均衡・緊縮の財政政策を採るべきであって、これだけ長期に亘ってデフレが続いているときに均衡・緊縮の財政政策を採れば、日本経済は悪化の一途をたどることになる。野田氏の方針は完全に間違っている。

 ただし、デフレ脱却も5兆円~10兆円規模ではなく、最低でも30兆円以上を5年間は続ける必要があると思う。それも、国民の懐が豊かになるような仕組みを構築しなければ効果は薄い。問題は、フェルドマン氏が言うように、簡単に円が安くなることはないだろう、またこのままの円高が続けば、デフレ脱却も難しい。

 現在の為替市場は、実需原則時代のように単に需要と供給によって為替レートが決まる「健全な為替市場」ではないところに問題がある。1985年のプラザ合意以降、「金で金を売り買い」する金融資本主義が蔓延して、現在は実質的に金融マフィアの連中が、為替レートを支配している。日本経済の命運が彼らの掌のなかで踊らされているようなものである。

 私は「金で金を売り買い」する金融資本主義は、まともな資本主義だとは思わない。悪貨が良貨を駆逐する世界である。不思議なことに、政治家は勿論、経済学者や巷のエコノミストたちもジャーナリストたちも、筆者のような認識を示す人はいない。

 希望的観測であるが、アメリカ経済が行き詰り、現在のUSドル機軸体制が崩壊して、金本位制に戻ることを期待している(残念ながら、日本のリーダーたちはそれに対する準備も勉強もしていないが・・・)。USドル機軸体制の下では、常時アメリカの動向次第で日本経済が翻弄される。日本経済も自立できていない。

 さて、本日は民主党代表選挙に立候補した5名が日本記者クラブで記者会見しました。

 当初、 前原氏が圧倒的に優位に立っていると思われていましたが、25日のニューオータニでの決起集会では、わずか38人、その翌日の26日の午後三時からの決起集会では、更に減って25人しか集まらなかったという。

 民主党代表選挙に立候補した5人組が出揃っての共同記者会見。最初から視たわけではないけれど、なぜか前原氏は左端の席で浮かぬ顔(色に出にけり我が思い?)、中央に海江田氏だった。質問も海江田氏に集中し、海江田氏当選確実(笑)の雰囲気を感じたのは筆者だけだろうか。 

 海江田氏は、小沢氏の支援をうけたことで、「小沢氏の党員資格停止と政治と金問題」について、しつこく質問されていた。特に朝日新聞の星氏がひどかった、この男「小沢氏に対するストーカー行為」みたく、毎度々々、「小沢氏の政治と金問題」に拘っている。星氏よ、もっと小沢問題以外に、いま喫緊の経済問題や、日米関係(日本の自立)ついて鋭い質問や提言はないのか。

蛇足:

 昨日の菅首相の辞任の弁ですが、「やるべきことはやった」と自負するが、何か国家国民のために、やってくれたことがあったっけ?

 菅さんは、3月11日の直前には、外国人献金問題(これで前原は外相辞任)と北朝鮮拉致に関係する市民団体への献金問題で、首相としての余命は尽きかかっていた。それが東日本大震災で、彼は命拾いしたと思う。

 東日本大震災では、「この国難に当たり、自衛隊の出動をはじめ全省庁、関係各県庁、各市町村は、全力を挙げて人命救助と災害復旧復興にあたれ!そのための金(予算)は心配するな」と何故言えなかたのだろうか。後々で、非難や失敗があれば、「俺が責任をとる」という覚悟と決断力に欠けていた。

 それほど期待したわけではないけれど、これほどひどいとは思わなかった。首相就任当初から、いきなり消費税アップを唱え、バッカじゃなかろうかと思いました。市民運動家らしいところが、これっぽちもなかった。長年続く官僚主導政治を少しでも打ち砕くのではと、ほのかなな期待もあったが、それも全くなかった。所詮、この人は首相の器ではなかった、せいぜい野党(野良犬)の遠吠え、労働組合の書記長代理くらいがお似合いだった。


小泉が壊した日本、国会は機能不全に陥っている

2011-08-25 19:07:24 | 日記

本日は、毎度熱いコメントを投稿してくださる読者の「通りがけ」さんの最近の投稿のなかから、筆者の独断と偏見で適当に編集して掲載します。

[小泉が壊した日本]

「国会は機能不全に陥っている」: 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/ZxJV6Zn
 東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授が22日、東京大で会見した。児玉教授は政府の放射性物質汚染の対策が決まらないまま国会が会期末を迎えようとしている現状に、「(閉会は)まったく理解できない。国会は機能不全に陥っている。国政は国民のためにある」と、声を詰まらせながら訴えた

 さもありなん。今の国会議員は全員が霞が関泥棒官僚組織の手先に過ぎないからね。くだらぬ政局ごっこをしているうちに霞が関立案の国益を盗んで省益にすり替える泥棒詐欺政策が次々に国会審議なしで通っていっているのがその証拠である。
 国会を機能させようと思うなら日米地位協定を破棄可決し内閣不信任案を可決するしか手はない。

国民が本当に求めているのは「人気がある政治家」ではなく「実行力がある政治家」である

「口がうまい政治家」ではなく「覚悟を持った政治家」である。

年間4400万円の議員報酬(税金)と3人の公的秘書(3人の年収総額2000万円)と様々な議員特権が与えられた日本の国会議員・・・

▼ 国会議員が本来果たすべき役割
 (1)立法
1)法律を起案し国会に提案する
2)法案を審理し採決する
3)国会が承認した法律が実際どのように運営・施行されているかを検証する

 (2)予算
1)政府提案の予算案を審理する
2)政府提案の予算案を採決する
3)国会が承認した予算案が実際にどのように使われているかを検証する
(3)行政監視

1)各省庁の日々の行政がうまく運営されているかを監視する
2)官僚の不正、不作為、職権乱用、国民財産の横領、国民財産への損害、外国への利益供与などの違法行為を監視する
3)国民生活のために安価で効率的な行政運営と行政組織を考え内閣に提案する

 今、国会議員のやるべきことをやっている国会議員はひとりもない。この期に及んでも未だ日本復興のかけらもみえず戦争狂米軍幇間スパイ小泉がもたらした醜悪下劣な国会不在の棄民亡国法匪官僚マスゴミファッショ腐敗政治が放射能と同じく日本じゅうを死毒で席巻している。

 今の日本国の最大の問題は対米敗戦後の独立回復にある。
 対米独立しなければ、大正昭和期にはじまり対米敗戦で終結した対中国侵略戦争で中国大陸内の日本軍戦争残虐行為についての総括を適正に行うことも難しい。
かたや原爆は米国の戦争残虐行為そのものであり、極東軍事裁判で裁かれるべきものであったが、軍事力という暴力に物を言わせて戦後66年間米国が国連で総括を封じ続けてきているに過ぎない。いまや世界一のテロリスト国家と呼ばれるまでに成り下がった米国との地位協定は、日本にとって直ちに破棄すべき唾棄すべき奴隷契約である。

 原発推進か脱原発か、の一見エネルギー政策にみえる現在問題も、さらに夾雑物を取り去ってゆけば畢竟原爆被爆の問題に帰属し、対米独立するか否かの問題ひとつに帰趨することはこどもにもわかる道理である。

 われわれ大人は先祖より預かり子孫へ渡してゆく宇宙にかけがえなき地球を、こどもにもわかる道理を堅固に守る道徳心を世に明らかにしつつ守ってゆかなければならないのである。


野田がだめなら、前原が本命だって?

2011-08-24 19:56:44 | 日記

トッペイ:
土壇場でマエハラが声をあげるとは、はしごをはずされたミスターメタボは大恥をかきましたね
仙谷は、初めからメタボを当て馬に使うつもりだったのかも知れません。観測気球で野田が名乗りをあげたものの、あまりの不人気にジャパンハンドラーズが介入したのかも知れません。馬鹿なマスコミはあれだけ野田をプッシュしていたくせに舌の根も乾かぬうちに今度はマエハラ祭りを演出しています。だいたいマエハラなんて外国人献金で外相を辞めたばかりじゃないですか。本来なら公民権停止になる立場であつかましいにもほどがある。
その点を全く突っ込まないマスコミは腐りきっています。これが小沢さんだったら叩きまくるでしょう。
マエハラが首相になると考えただけで憂鬱になります。
ここは爆弾男西田議員に再び立ち上がってほしいものです。

いかりや:
 天敵西田昌司氏が、天敵マエハラ氏を血祭りに上げるだろうか。菅首相に「首を洗って待って・・・」と言ったような迫力で、マエハラ氏を追いつめるなら敵ながらあっぱれ、天敵の天敵は友だちになるかも(苦笑)? ひょっとしてマエハラを助ける点滴になったりして(笑)・・・。

 マエハラ氏は自民党より自民党的な人物であると見ています。
 彼が野党、民主党代表時代、当時の小泉政権は俗に4点セットという、弱り目にたたりめの時に、「がせメール」事件では、敵(与党)に塩をおくって、逆に自分達が返り血を浴びて、しょんぼり頭をさげて引き下がった。この時、ひょっとしてこの男は裏で小泉自民党とつるんでいるのではないかとさえ疑った。

 彼は、野党時代から自公とのつながりも深い。例えば、前原は野党時代から、自民の元防衛庁々官の額賀氏や、軍事オタクの前防衛大臣の石破氏らと訪米、米軍再編問題で米高官と協議したりしている。

 前原は小泉ー竹中以上に歪んだ親米派である、石破同様、乳(米)離れできない男である。日本は、悲惨なアメリカ型の格差社会になりつつある。民主政権成立当初から、何故か重要ポジションである国交相(自公政権時、国交相はこうめいとうの専用席だった)や外相を歴任している。しかし在任中彼は何をやっただろうか、ヤン場ダムや日本航空問題など、食い散らかしただけで、何の実績も残さない男が今度は総理大臣だと?

 野田がダメなら、今度は「前原が本命」だと言い出したマスコミの節操のなさ、NHKもテレビ朝日もフジテレビも、彼を本命候補にまつりあげている前原は、政治資金規正法が禁止している外国人からの献金を受けていた問題の責任を取り、辞任したはずである。外国人からの献金のほか、暴力団脱税事件で有罪判決を受けた男性の関係企業から資金提供を受けていたことも明らかになっている(この男性が代表取締役を務めていた経営コンサルタント会社からパーティー券代として50万円)。しかも、野田財務相、蓮舫行政刷新担当相にもこの知人を紹介したとされている。こんな男をどうして本命に仕立てあげるのだろうか。この前原の胡散臭い問題を隠蔽し、打ち消すためだろうか。突如、島田紳助の暴力団関係者との交際で緊急会見、引退表明が話題をさらっている。NHKも民放も、前原氏の「政治と黒い金」については一言も出ない。 

本日の植草氏のブログでは、前原氏について、次のように書いています。

悪徳ペンタゴンは米官業による日本支配を維持するために、今回の民主党代表選において、民主党内の対米隷属派議員を新代表に就任させようと懸命の情報操作を行っている。当初は野田佳彦氏を代表に就任させようとしたが、あまりにも評判が悪く、急きょ、前原氏を擁立することにしたのである。
 
 民主党の本来の主流派はこの対米隷属派とは水と油の関係にある。民主党の本来の主流派=正統民主党は、
①対米隷属からの脱却
②官僚利権の根絶
③大資本と政治の癒着排除
を基本方針とし、米官業ではなく主権者国民のための政治を確立しようというのだから、悪徳ペンタゴンと全面対立しないわけにはいかない。
 
 この本来の主流派が正統民主党であり、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏のグループ議員を中心とする勢力である。
 
 小沢一郎氏のグループと鳩山由紀夫氏のグループが結束し、正統民主党として一致団結した行動を取れば、民主党代表選の大勢は決することになる。そこで、悪徳ペンタゴン勢力は正統民主党に秋波を送り、新代表=新首相のポジションを獲得しようと画策しているのだ。

前原氏は23日の会見で、「挙党一致」などと発言していたが、お笑いのネタのつもりなら、吉本興業で修業を積んでからにした方が良い。実力は抜群に高いが、罪はまったくない小沢一郎元民主党代表を激しく攻撃し、民主党を分裂させる行動の先頭に立ってきた人物が提示するような言葉ではない。
 
 総理の椅子を手にするためには、いかなる卑劣な行動をも厭わないのは、菅直人氏の行動を模倣するものなのか
 
「コンクリートから人へ」の標語をぶら下げて八ッ場ダム建設中止を宣言しておきながら、すぐに腰砕けになって、ダム建設推進に転じたことを、まるで恥じることがないことが鮮明に示すように、前原氏の行動は恥知らずという部分に特徴がある。
 
 外国人から政治献金を受け取ってきたことは重大な犯罪行為である。当該人物が外国籍であることを知っていたとする確かな証拠もあると伝えられている。総理ではなく、重大な罪を犯したものとして検挙される日も近いはずである。
 
 ただ、日本の警察、検察、裁判所は米国に支配され、政治的な敵を葬るために活用されてきたから、対米隷属者である前原氏は免責になるのかも知れぬ。

 


「ズンズン ずぶずぶ」:民主党代表選、こんどは前歯ら立候補

2011-08-23 21:29:19 | 日記


 花の都パリで、今、二人の日本人が超有名になっているとのこと。本日(8/23)の東京新聞の記事:「トレビアン ズンドコ」から以下、抜粋。

「王子&メード」 邦人デュオ 仏で旋風

フランスでなぜか「ズンドコ節」が大ヒットしているという。歌うのはドリフでも氷川きよしでもない。
王子とメード姿のデュオ「レ・ロマネスク」。二人は今やパリで北野武や宮崎駿なみの有名日本人だ。
どれほどトレビアンな「ズンドコ節」なのかー。

 ズンズンズン  ズンズンズン ドコ・・・
 今では懐かしいドリフターズのズンドコ節のリズムに乗って、フランス語の歌詞が登場する。トウバビヤンヤンヤン トウレシトワイヤンヤンヤン(万事快調ですか 小市民の皆さん)」・・・・・

「『これいくら』とお店で聞きました モデルのようなかわいい店員がいました かわいいだけです 何の役にも立ちません」
 日本人が憧れる「花のパリ」での生活だが、実際に暮らしてみればこんなものさ、とばかりに自虐を込めてかきあげた歌詞だ。

 歌う「レ・ロマネスク」は、「王子」トピー(40)と「メード」ミーヤ(35)の二人組み。
 出身はトピ-が広島県で、ミーヤは群馬県だ。トピーは大学卒業後に就職した会社が三ヶ月で倒産し、以後、十ヶ所は転職した。植木屋、風俗情報誌の編集、北海道で乳搾りもした。負の連鎖を断ち切ろうと、海外旅行を思い立った。行き先は「自分に一番似合わない国」のフランス。
 「初めての海外で心細いし、友だちの友だちの友だちだったミーヤを誘ったんです。彼女は何回も海外に行っていましたので・・・」。ミーヤは「若かったし熱望されて軽い気持ちでOKしました」
・・・
以下省略。

元々、「ズンドコ節」は『海軍小唄』と呼ばれていた。作詞者及び作曲者は不詳である。

[ズンドコ節](海軍小唄)
http://www.youtube.com/watch?v=laVzBhKWw9I&feature=related

新ドリフのズンドコ節
http://www.youtube.com/watch?v=6Vp8U9J45Ns

それでは、いかりやの前歯らチャンに捧げる「ズンズン ずぶずぶ節」をどうぞ、

 ほーれ、ズンズン ずぶずぶ   ズンズン ずぶずぶ
ズンズン  ずぶずぶ  ズンズン ずぶずぶ

① すっから缶の 後釜に      
    財務かんりょうの 言いなりで 
     メタボのぶーちゃん 声あげた  
     言いなり仕事が 忘らりょか   
そーれ  ズンズン ズブズブ   ズンズン ズブズブ
 ズンズン  ずぶずぶ  ズンズン ずぶずぶ

② メタボのぶーちゃん 声あげた
    わしも負けじと 前歯らが 
      がせねた メールは 忘れたか 
      ながたーは これで命とり、
そーれ ズンズン  ずぶずぶ   ズンズン ずぶずぶ
ズンズン  ずぶずぶ  ズンズン ずぶずぶ

③ 裏で手を貸し 自爆した
   これで窮地の こねずみは
    元気もりもり 生き返り
    ゆーちょ 簡保の民営化
そーれ ズンズン  ずぶずぶ   ズンズン ずぶずぶ

ズンズン  ずぶずぶ ズンズン ずぶずぶ

④ 次は夜盗と 手を組んで 
   イチロー蹴落とし 天下とり 
    民(たみ)のことなど どうでもええ
    あーあー、 (大和)魂 いまいずこ 
そーれ  ズンズン ずぶずぶ ズンズン ずぶずぶ
ズンズン  ずぶずぶ   ズンズン ずぶずぶ

 前原氏は22日夜のグループ幹部との会合で「日本の危機を救うために代表選に挑戦したい。協力をお願いしたい」と決意を語った。

 挙党一致で国難を乗り越えていきたい。先頭に立たせてもらいたい」と述べ、民主党代表選への出馬を正式表明。「野田がダメなら前原があるさ」と言わんばかりに、NHKほかの民放も前原氏を本命扱いしている。

前原は「がせねたメール」事件で自爆、当時さまざまの問題を抱えて窮地に陥っていた小泉政権は息を吹き返した。永田は、議員辞職後、うつ病となり、その後自殺した。

 前原氏はアメリカとズブズブ、もっかのところは、票のためには小沢氏にも頭を下げるだろうが、本心(アメリカ隷属)は売国人、彼が代表になれば、菅、岡田氏同様に、小沢排除で間違いないだろう。


「金価格の高騰」、「ドル安・円高」:為替介入のいかがわしさ、

2011-08-21 18:42:42 | 日記

 先日金(ゴールド)の高騰を書いたばかりだが、ここ数日の「金」の値上がりはすざまじい。金(ゴールド)相場は、週末の19日に1オンス1876.58ドルの最高値を記録した。

 同じく週末19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧米の景気に対する根強い懸念を背景に安全資産として円が買われ戦後初めて1ドル=75円台に突入した。「円」は、一時75円95銭まで上昇、東日本大震災直後の3月17日に付けた76円25銭を上回るの戦後最高値を更新した。

 これに対して、政府・日銀は 円高で再度介入を検討しているらしいことが報道されています。
 歴史的な水準での円高の進行に対して、政府・日銀は、東日本大震災からの復興を急ぐ日本経済に深刻な影響を与えかねないとして、今月4日に円売りドル買いの市場介入とともに、一段の金融緩和に踏み切っていますが、その後も円高の流れは変わっていません。こうした動きについて野田財務大臣は18日の講演で「マーケットの動向をじっくり見極めながら、必要なときには断固たる措置をとる」と述べ、改めて市場介入に言及するなど、円高の動きをけん制しています(20日、NHK News web)。

 本ブログでは、為替介入は効果がないことを度々指摘してきました。効果があったとしても瞬間的に円安⇔円高が繰返されるだけ、そしてそれは乱高下を利用して稼ぐ通貨マフィアたちの絶好の餌場になる。更に言わしてもらうならば、ドル買い介入のために使ったドルは、殆ど*「不良債権に近い米国債」を購入している。
 
 政府・日本銀行が今月4日に実施した円売りの為替介入の規模は4・5兆円前後とみられることが5日分かった。1日の円売り介入額としては、昨年9月15日(2兆1249億円)を上回る過去最大となる(8月6日 読売新聞)。

 この時も、円安はほんの一時的で、その後更に円高が進行して現在に至っている。この時のドル買いした介入資金も、米国債に化けているに違いない。というよりは、米国債を購入(米要請をうけて?)するための手段としての偽装的介入ではないかということを思わせる。こうして口先では「財源難」と「均衡財政」を言いつつ、米国債の購入のためには金に糸目をつけず国の借金を増やしているのだから、この国のメタボ大臣の言うことはわきゃわからん(苦笑)。

*不良債権に近い米国債とは:米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、米長期国債の格付けを最上位の「AAA(トリプルA)」から1段階引き下げて「AA+(ダブルAプラス)」に格下げしたと発表した。この格下げについては、異論もあった。
 野田財務相は8/8日のG7電話会議後に記者団に対し「米国債の信頼は揺らいでいないし、魅力ある商品だと思う」とメタボ大臣らしいノー天気なコメントを述べている。しかし実は、米国債の「格下げ問題」とは別に、日本が購入した米国債は、事実上市場で売却できるものではない。従って、これまで日本が購入した米国債は、膨大な為替の差損を生じながらも(永遠に?)保有し続けており、「円」に戻せない米国債は、実質的に不良債権に等しい(推測ですが、ドル機軸通貨体制が崩れるとき、ドルが役立たずの二束三文になったときに返却されるのかもしれない)。

Unknownさんのコメント、
アメリカ国債 いくらあつても売れないのなら
通帳にぁつても 無いも同然
貢ぐだけの国債なら 云いたいことを云え
目減りをかんがえても こんなものペテン
ロシアと中国、アメリカ、均等外交こそ
日本の国益だ

いかりや:まったく同感です。

 トッペイ:
 
新帝国循環

円を売ってドルを買い、為替を安定させると言いますが、実際はドルなど買っていないでしょう。
日本の利益がすべてアメリカ財務省証券にすり替わっている。もっと言えば日本の黒字がいつのもまにか電子信号でアメリカの帳簿に置き換えられているだけでしょう。これは、新たな帝国循環で永遠に搾取される無限ループだと思います。
大英帝国における旧インドの立場が今の日本であり、鵜飼の鵜のようなものです。
しかし、このまま円高が続くと国内の製造業が持つかどうか心配です。



日本原子力学会の厚顔無恥、

2011-08-19 21:49:18 | 日記

 本日(8/19)の東京新聞こちら特報部より、

 ”原子力ムラの一角にある社団法人「日本原子力学会」が先月7日、福島原発事故の「事故調査・検証委員会」(委員長・畑村洋太郎東大名誉教授)に対し、個人の責任を不問にするよう求める異例の声明を出した。これに対し、検証委員のメンバーで、ノンフィクション作家の柳田邦夫氏が強く反発、論議を呼んでいる。同学会の声明はその意図とは逆に、またひとつムラへの不信を増やしたようだ。”

 これまで原発推進母体の役割を果たしてきた「日本原子力学会」が、恥しげもなく、「事故調査・検証委員会」に対し、あらかじめ個人の責任を不問にするよう求める異例の声明を出すとは、まさに「日本原子力学会」が原発を推進したことに対する「敗北宣言」にほかならない。

 同学会は声明の中で、「事故調査においては、現場で運転、連絡調整に従事した関係者はもとより、事故炉の設計・建設・審査・検査などに関与した個人に対する責任追及を目的としないという立場を明確にすることが必要」と求めた。要するに「原発関係者は、誰も責任を追及するな」ということだろ? はっきり言って自分たちに甘い厚顔無恥の責任逃れだろ?

  何万もの人が畑や田んぼを後にして家を追われ、命の次に大事にしてきた家畜を見捨てざるを得ない状況に追い込まれた。政府はこの惨状に真摯にむきあわず、ほんとうのことを教えない。「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と言っていた推進派の学者がいたが、この惨状をどう思うのだろうか。自分たちだけは責任逃れを求めるとは呆れた根性である。

 彼らは、最初から全電源の喪失を「事故原因は未曽有の大津波だ」とか「想定外の大津波」の所為にしてきた。しかし、その後の状況からみて早い時期から、炉心溶融(メルトダウン)が起きていたことから、地震直後から配管の水漏れが起きていたことをうかがわせる。地震によるものだったということが明らかになれば、彼らが唱えていた「安全神話」は根本から崩れてしまう。そうなれば、地震大国日本では、原発そのものが適さないということになります。彼らは絶対安全と国民にウソついてきたことになります。だけど、責任は取りたくないということである。

 この国の政府は狂っているが、原発ムラの寄生虫も腐っている。

 本日発売の週刊ポストのトップ記事は、”「脱小沢」暗黒代表選 全内幕
”新聞・テレビの報道によると、野田某という目立たない政治家が次期首相最有力で、民主党代表選の焦点は自公との「大連立」だそうだ。そんなバカな! もう政・官・報の談合で決まる無能総理はたくさんだ。国民を本当の政治から遠ざける嘘を一つずつ暴いていこう。”
となっています。

 そしてもう一つ重要な記事があります、

 ”小沢一郎を18年間抹殺し続ける日本というシステム カレル・ヴァン・ウォルフレンが喝破!”となっている。ようやく週刊誌も、小沢氏抹殺の経緯が語られるようになった。

ウォルフレン氏は

 ”私は小沢氏サイドに立つ人間ではない。私が訴えたいのは、検察と大メディアによる小沢氏への「人物破壊」は、一政治家のスキャンダル報道にとどまらず、日本の民主主義を後退させるものであるということだ。”

 ”私が昨年12月に日本に滞在した時、小沢氏を支援する一般市民が検察への抗議デモを広範囲に行っていた。だが新聞テレビはそれを決してとりあげなかった。
 また、去る7月27日に行われ、約10万人がインターネットで視聴した小沢氏と私の対談も、大メディアは完全に無視した。その場で小沢氏は「官僚主導の政治から、政治家主導、国民主導の政治に変えなくてはならない」「その代わり、国民の代表である政治家は自分自身で政策を決定、実行しなくてはならない」と語った。しかし、そうした重要な発言も、メディアが報道しなければ国民の政治的現実とはならない。・・・”
と語っている。

 多くの国民が目を覚まさなければならない。だが、政治を国民に正しく伝えるべき大手新聞やテレビ局が小沢氏抹殺の片棒を担いでいる。マスコミ(NHKをはじめ、大手新聞やテレビ局)がもう一つの癌である。


経路と行き先を間違えた運転手たち、

2011-08-17 19:30:24 | 日記

 米国とカナダの国境にあるナイアガラに14日夜(日本時間15日午前)、日本人の女子学生(19)が転落、行方不明になっていることが分かった。 警察によると、女子学生は友人と一緒にトロントからナイアガラの滝を訪れ、カナダ側を観光。記念写真を撮ってもらうため柵にまたがり、立ち上がって降りようとした際に誤って滑って転落したとみられるという。せっかくの観光、お気の毒です。

 暑い時季です、皆さま気をつけましょう。トロントしてたら命がナイアガラざんす・・・。

ところで、

 川崎市交通局は16日、塩浜営業所(川崎区)のバスの男性運転手(49)が経路誤りをした後、行き先表示を間違いに合わせて勝手に変更し、ミスをごまかそうとしたと発表した。市民から市役所に通報があり、発覚した。同局は「ご迷惑を掛け深くおわびする。運行表の確認など再発防止の徹底を図るとともに、乗務員に対しては厳正に対処する」としている。
 
 毎日まいにち、同じ経路と同じ行き先ではおもろうない、たまにはちょっと変更して・・・。俺の人生変えたかったツー気持ちわからないでもなかですたい。

 じゃが、運ちゃん よう考えてみなはれ サラリーマンなんて みなそげなもんですたい。偶に出張つーこともあるばってん、毎日、毎朝 同じ時間に家を出て同じ経路で同じところへ出勤する。経路と行き先を変更するときは、転職ツーことになるわけじゃが、結果、転職しても天職にありつけるわけじゃない。

バスの運転手は、勝手に行き先変更したら、単なるミスつーわけにいかんやろなあ。厳正に処分されて、果たして彼の運命やいかに? 

まーいっか、運転手の運転とは、運を転がすつーことからやから・・・

 想定外つーて、原発の運転を誤まって放射能を撒き散らし、何万、何十万の人に迷惑をかけた連中は、責任を問われた者は誰もいない。ほんまに悪い奴はのうのうと生き残っている。ちょっと経路と行き先を間違えただけで厳正な処罰とは、バスの運ちゃんがちょっとかわいそうな気がするなあ・・・やっぱ世の中弱い立場のものが損するようにできとるんやろか?

 日本の総理大臣は、日本国民の運命をあずかる運転手みたいなもんやなかですか? ここんところニッポン国の運転手は、駄目リカの言う通りばっかして日本国の運転を誤って、日本経済めちゃくちゃやんか。

 それでも、日本国の運転手辞めたくないつーて頑張ってはったけんど、運転誤って国民に総スカン食って、辞めざるを得ない破目に・・・それにしても、缶運転手の後釜がこれまた、駄目リカと財務官僚の言いなり超メタボの操り人形、むのーだ大臣が最有力候補つーんだから、困ったもんだなす。

 天竜川の川くだりで、遊覧船が転覆したというニュース、船頭が操作を誤ればニッポン丸も沈没やで・・・。


菅の後釜にメタボの野田では困る・・・、

2011-08-15 16:17:19 | 日記

トッペイ:
 メタボ野田は絶対に首相にしてはいけません。
 野田は財務省の操り人形であり、早くも復興財源の増税を口にする始末です。
 この男は例の偽メール事件で前原とともにひっかかり、盟友の永田議員を自殺に追い込んでいます。菅総理ですらためらいがちであったTPPに前のめりであり、この男が首相になれば国民はひどい目に遭います。一説によるとアメリカは日本の債務帳消しにサインを菅総理に迫ったとのこと。

 それを拒否したため辞任に追い込まれたのと違いますか。少しは菅さんにも良心のかけらが残っていたのか。
それでも野田が首相になれば即効でサインするでしょうね。

いかりや:

>一説によるとアメリカは日本の債務帳消しにサインを菅総理に迫ったとのこと。
それを拒否したため辞任に追い込まれたとのと違いますか。少しは菅さんにも良心のかけらが残っていたのか。

 アメリカは、自国のためなら「何でもあり」の国ですから、「小泉氏のときは何でも、言うことを聞き入れてくれた」、「菅よ、アメリカは財政で今困っている。借金の棒引きを頼むぜ」と言いかねない。アメリカの要求を聞いてくれないし、国民の人気も悪いとなれば、「はい、それまでよ」と、もう用済みってことかも? そして次々と過去のボロが出てきたのかそれとも暴かれたのか?「首を洗って待っておけ」とまで言われる・・・日本の首相なんて哀れなもんですね。

6/12の日記、「ポスト菅」急浮上の野田氏:「担ぎやすい」「財務省の借り物」・・・、このなかで述べたことの一部を再掲します。

「ポスト菅」候補に浮上した野田佳彦財務相は、政策面では、菅直人首相が掲げた「強い財政」実現に向け消費税増税への環境整備を進める財政再建論者で知られる。ただ党内からは「野田氏は摩擦を起こさず、担ぎやすい軽いみこしだ」という声や、「財政再建路線も財務省の借り物」という冷めた見方も出ている。(産経ニュース、6.10)

 どうしてこんな男が、首相候補にまでなったのかよくわからない。ウィキペディアに記載されていることを直近事項の要点だけをあげると次の通り。

 鳩山内閣の財務大臣だった藤井裕久の意向により、財務副大臣に就任した。2010年1月に藤井が健康上の問題を理由に辞任すると後任候補の1人として藤井も野田を後任に推薦する意向だったが、菅直人が国家戦略相から横滑りする形で副総理兼財務相に就任した。菅が後継首相となり、野田が副大臣から財務大臣に昇格する形で菅の後任の財務大臣に就任した。

 要するに、有能さが認められたということではない、運よくトコロテン式にエスカレーターに乗ったということらしい。藤井裕久氏や仙谷氏のような老人に好かれるところみると爺殺し(苦笑)、官僚の請けもいいところをみると官僚の言いなり、政界の登竜門?松下政経塾出身者らしく従米主義者としてアメリカからも一応歓迎されるかもしれない。

 有力候補だった岡田幹事長は、幹事長として全く無能だった(選挙にも弱い)、党内から「あいつは政治家じゃない」と評判もよくない。。
 もう一人の候補だった前原前外相は、出馬できない事情がある。在日外国人からの献金問題以外にも、北朝鮮への渡航問題、脱税関係企業から献金などがクリアーになっていない。

 野田氏は妙に素直なところがある。「財務省(官僚)の言うことは正しい、日銀白川総裁の言うことは間違いない。アメリカの言うことに決して間違いがあろうはずがない」と思っているようだ。
 先日(8/8)の日米欧先進7カ国(G7)の緊急電話会議後、野田財務相は記者団に対し「米国債の信頼は揺らいでいないし、魅力ある商品だと思う」と述べ、米国債の購入を継続する方針をあらためて示した。日本は米国債で、数十兆円の損失(為替差損)を出している。米国債がどうして魅力ある商品なのか、解っているのか、わかっていないのかがわからない(苦笑)。アメリカがそう言うのだから間違いないと丸呑みしているのだろうか?

 人の意見は丸呑みはするけれど、よく消化していない。他人の受け売り、「他人の説を自分の説のように述べること」はうまい。だから、「俺はこう思う」という独自の意見がない、個性に乏しい、理念もなければ信念もない。妙に素直だから、人に好かれるのかもしれない(苦笑)。財務官僚の言いなり、日銀筋にもうけがいい。アメリカの言うことは「ご無理ごもっとも」と絶対服従だから、アメリカには歓迎される。

 昨日(8/14)の植草氏のブログ:「早速始まった偏向NHKの代表選情報操作番組編成」のなかで、植草氏は、

””早速NHKは、日曜討論の1時間を丸々野田佳彦氏支援に充当する番組編成を行った。テレビ朝日も利権複合体勢力に属する議員だけを番組に出演させ、放送法に反する偏向報道を展開し始めている。
 こうした偏向報道が展開されることは間違いない
。”” と言っておられるように、これから民主党代表選に向かって、NHKだけでなく民放各TV局でも、「野田よいしょ番組」が展開されることだろう。

 例えば、本日(8/15)のネットニュース (毎日新聞)によれば、
 ””民主党代表選に出馬の意向を固めている野田佳彦財務相が自公両党との大連立を目指す考えを表明したことについて14日、同党の岡田克也幹事長、前原誠司前外相がそれぞれ同調する考えを示した。”” と報道している。それとなく「野田で決まり、自民との連立を歓迎する」風のニュースを流し続けることだろう。

 貴方は、野田氏でいいと思う?

 だが、ここまできて尻に火がついた菅首相ではあるが「辞めた」と明言したわけではない。辞めれば、「首を洗って待っていろ」が彼を襲いかかる。彼のことだから、次の延命装置を考えているのかもしれない・・・でも、やっぱ次は54番札所、「延命寺」の方だべなあ。


首を洗って待っておられたほうがいい・・・(続き):キャラクター・アサシネーション、

2011-08-14 18:00:00 | 日記

トッペイ: 
 菅総理は、何を考えて北朝鮮と関係の深い団体へ献金などしたのでしょうか。
シンガンスの嘆願運動といい、北鮮と深いところでつながっているとしか思えません。
西田議員は、反小澤の急先鋒であり余り好感を持てないのですが、敵の敵は味方であり、前原に続いて菅総理の首を獲ってくれることを期待したいです。それにしても西田議員は論理的かつ緻密に敵を追い詰めマムシのようなしつこさは敵ながら天晴れと思います

いかりや:
 菅首相が就任して1年余り、国民が期待するようなことは何一つしていない。東日本大震災の対応の遅れ(瓦礫の処理や義捐金の配分など)はひどすぎる。民主党の本来のマニフェストも次々と壊して、自公に擦り寄っている。

 この期に及んで衆院郵政改革特別委員会は8月12日審議入りしたが、自民は欠席10分で終った。審議入りはみせかけであって、菅政権で郵政改革法案の通過成立の見込みは百パーセントない。

 菅内閣成立当初から、いきなり消費税アップを唱えるなど自民党より自民党らしく、且つ自民党への連携を模索していました。しかし、自民党側が応じなかった。それは菅首相の犯罪性(告発されている内容)を自民党関係者は既に知っていたからに違いない。こんな奴と組んだら共倒れになることを熟知していたからだろう。

 菅首相の、外国人(在日)からの献金や、北朝鮮拉致(よど号犯)関係筋への多額の献金を考えると、彼のシンガンス釈放嘆願署名は、単にうっかり勘違い署名ではなく意図的だったに違いない。

 そのくせ、靖国へ参拝もしない男が、アーリントン墓地への献花したのは全く意外だった。結局、これを理解するには、米筋(CIA?)が、彼のこうした弱みを握った上で、彼の強烈な上昇指向を利用して、彼に踏み絵(日本国の首相になるための)を踏ませたものだと思われる。菅首相就任早々から、ジャパン・ハンドラーズとされているジェラルド・カーチスとの官邸での密談や福島原発事故対応に米原発関係者らの官邸への出入りなどアメリカ支配が見え隠れする。このような構図は、詳細は述べないが小泉氏の場合とよく似ている。アメリカが日本を都合よく操るためには、日本の首相の弱みを握った上で首相であることを容認しているものと思われる、つまり操り人形にふさわしい人物が望ましいからである。

 弱みをみせない小沢氏のような人物は、米側にとってまことに不都合なのである。ましてや、アメリカとの対等の立場を主張し、日本の自立を唱える小沢氏は困った存在なのであろう。だから、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏が言うところの、小沢一郎に対するキャラクター・アサシネーション(人格抹殺)が20年以上に亘って執拗に行われている。日本ではこれまでキャラクター・アサシネーション(人格抹殺)という概念はなかったが、欧米ではありふれた概念らしい、だが、欧米ではキャラクター・アサシネーション(人格抹殺)はあるが、せいぜい数年程度で終るそうである。

 小沢氏に対するキャラクター・アサシネーションに用いられた手法は、「政治と金」にまつわる「スキャンダル」作りであるその構図は、検察⇔マスコミ(大手新聞社とTV局)の緊密な協力によって実現された。従って、いまだに一般国民の間では、「小沢は金に汚い政治家である」というイメージから抜け出せない人が多い。推測だが、特捜というアメリカの番犬と大手マスコミ支配が日本の政治を歪めてきたのである

 しかし、幸いにして今その一角、つまり検察は自らの不祥事によってほころびをみせている。(小沢氏の3名の元秘書裁判における検察の事情聴取は不採用となり、小沢氏の無罪は確定的とみられる。しかし、残念ながら小沢氏の党員資格停止は解けていないため、代表選出馬への道は断たれたままである)。

 ポスト菅候補として、数名の候補者の名前があがっている。なかでも、マスコミの前評判が高いのは、野田財務相である。彼には、菅首相のような弱みはなさそうである。しかし、松下政経塾出身者で増税派である、真正のアメリカ信奉者(米隷従派)でもある。

 民主党代表選に出馬する意向を固めている野田財務相は12日の閣議後の記者会見で、自民党の谷垣総裁について、「(自民党政権時代に)谷垣総裁が財務相の頃、(国会で)相当かみ合った議論ができた」と述べ、評価した。彼は、自民党との連携(連立?)の必要性を呼びかけている。
 一方の谷垣自民総裁も評価、連携前向きの見方もあり、野田、谷垣氏は共に消費税増税に前向きで、「政策的に似通っている」との評も少なくない(読売新聞)。

 もし野田氏が近々行われる代表選で勝利して、彼が代表となった場合、自民党との大連立の悪夢をみることになるかもしれない。

 菅の後継は、「アメリカの言いなりトリオ」:財務官僚ー野田財務相ー白川日銀総裁、プラス自公だと思うと、お先真っ暗、がっくりする。2009年8月30日の衆院選でそれまでの長い長い自民党政権から民主党が政権を奪取したのは一体、何だったのだろうか。


首を洗って待っておられたほうがいい・・・ 

2011-08-13 14:21:19 | 日記

 このショッキングな言葉「首を洗って待っていろ」とは、8月11日午後の参院予算委員会の場で、自民党の西田昌司議員が、菅総理に向かって発した言葉である。国会審議の場で、一国の総理に向かって、そこまで言うほうも言うほうだけど、言われるほうも言われるほうである。

 小沢氏に「政治と金問題」でクリーンな政治をと説き、小沢氏に責任を取れと迫っていたのは、ほかならぬクリーンイメージの菅首相自身である。そしてその小沢氏の党員資格まで停止を決定したのも菅内閣である、それがために近いうちに行われるであろう民主党代表選挙に小沢氏は出馬できなくなっているのである。

 ところが 今問題 になっている菅首相の外国人からの献金と、北朝鮮拉致に関係する市民団体への菅氏側からの献金問題(国民の税金:政党助成金からの支出らしい)は単なる贈収賄以上に国民に対する裏切り行為である。菅首相自身の2つの献金問題は、明らかに身から出た錆である。自らの汚い垢を棚に上げて小沢氏の政治と金のことを云々する資格なかったのである、呆れた根性と言うしかない。結局は、天に唾したものは自分に降りかかる「首を洗って待っておけ」と言われるは、このことである。

 本日は、菅首相の「禁止されている外国人献金問題」に関する西田議員の追求と菅首相の応答の模様について、8月11日の参院予算委員会の自民党議員西田昌司氏の質疑の模様を参考までに書き起こしてみました(このほかにも菅首相の資金管理団体「草思会」から北朝鮮拉致と関係のある団体へ6250万円の献金問題についての西田議員の追及質問もありますがそちらは又の機会とします)。


西田:
外国人からの献金について

これについては、何度も質問して参りました、私の同僚衆議員、参議員からも・・・
要するに菅総理が外国人から献金してもらってですね、それを知らなかったと菅総理はおっしゃっているんですよ。ところがほんとうにそうだったのか、そのことを証明するために、我々は菅総理が献金を返したと言う日が3月14日だと言っているんですけれど、3月14日にそのお金を返したという領収書を見せて下さい、領収書を見せていただけますか。

菅首相:
私はその間申し上げたのは、ご指摘の人物が日本の方だと思っておりましたので、そうでなかったということがそれまで知らなかったということを一貫して申し上げております。それを弁護士さんがはっきりさせた段階で過去の献金を返金いたしました。その領収書は総務省に一定の手続きのもとに、領収書を添付して提出することになっていますので、そうした処置をとりたい、どうしてもと言うことであればそれをお待ちいただければ充分公開されると思っています。

西田:
これがいつも同じことを言って、堂々巡りしているんですよ。
私たちが何故そのことを言うかというとですね、要するに、元々この問題は、3月11日に朝日新聞が報道しました。しかし朝日新聞自ら言っているんですよ、3月9日に菅首相に取材したんです。そして菅総理から返事がなかった。そのまま報道が11日になされた11日は決算委員会でした。私たちの同僚が質問したら、菅総理は知らなかった、もし外国人なら返すということだった。そして3月14日に返したということが、後々の委員会で明らかになったんですが、その一方で3月10日に菅総理の代理人が、K氏の代理人と秘密裏に合って返金したということが報道されているんです。ですから、もしこのことが事実でしたら、菅総理が言っていること自体が、既に矛盾しているんです。朝日新聞に取材をうけて慌てて10日に返したんです。だからそのことが違うと言うんなら、3月14日なら3月14日の領収書を見せるべきなんです。それをしないのは、まさに貴方がみせられないからじゃないですか。

じゃー、具体的にいつどこで誰に返金したのか、昨日この件質問通告してますから、誰がいつどこでどのように返金したのか具体的に述べて下さい。

菅首相:
私の依頼した弁護士が3月14日にその当事者とお会いして、きちんと公的な文書で外国籍であると確認した上で返金したという報告をうけております。どこでということは詳細に聞いておりません、弁護士におまかかせしております。

西田:
大事なのは、どのように返したかということ、現金なのか振り込みなのかということです、それを聞いているのです。

菅首相:
弁護士の報告は現金であります。

西田:
それがデタラメなんです。もし貴方がほんとうに、弁護士が返金したとするなら現金だというのは絶対あり得ない。何故あり得ないかというと、我々に後々こういうことを言われる恐れがあるからです。間違いなく振込みを確定させて私が返したのはこの日ですよと、外国人に返したのではないんですよとしなければ弁護士は職責を果たせない。現金であるということ自体が、つまり振り込みでないということが、問題の本質なんですよ。つまり、現金ということにすれば、後でいくらでも領収書が改ざんできる可能性があるんですね。しかし私が問題にしたいのは、そういう状況だけでなく、要するに朝日新聞が3月10日に、貴方の代理人とK氏の代理人が会って返金したそのことをしっかり取材しています。私も情報提供された方から直接聞いています。それが保土ヶ谷パーキングエリアではないかということまで聞いているんですよ

ほんとうに貴方が辞めるんだったら、きれいにして、すべて国民の前に明らかにして辞めるべきじゃないですか。もう一度聞きますが、ほんとうに3月10日保土ヶ谷パーキングエリア、しかも午前中に貴方の代理人とK氏の代理人が会って返したんじゃないですか。そしてその領収書を貴方が持っているんじゃないですか。

菅首相:
西田議員が自分なりのか推測なのか、或いは想像なのかで言われるのは自由かもしれません。しかし私が申し上げたこと、私が申し上げたこと通りでございまして、3月14日に弁護士を通じて返金したということを、もしそうでないと言うなら話しをいくらされてもですね、弁護士からちゃんと報告を聞いておりますから、そのことをこの場で申し上げているだけです。

西田:
最後の最後までそういうデタラメをおっしゃるんですか。菅総理、この問題はですね。検察に告発されています、告発されて事件化されて、検察が捜査されているはずなんです。検察に聞きますが、検察は捜査中じゃないですか?事実関係お答えください

西川刑事局長
事件は告発をうけ、捜査中であると承知しております。

西田:
私が聞いた情報では、K氏は警察から2回事情聴取されていると聞いております。菅総理、貴方も検察から聴取を受けたんじゃないですか?

菅首相:
告発されていることは今聞きましたが、告発することはどなたでもできますから、告発されていることを私も承知しております。そのため、告発に関するすべてのことは依頼した弁護士にすべておまかせしております。

西田:
何を言うんですか。私は聴取を受けたかどうか事実関係を聞いているんです。
鳩山総理のときも・・・・鳩山さんは正直でしたよ。貴方の弁護士が貴方にかわって事情聴取されているんじゃないですか?答えてください。

菅首相:
まあ、このことは信頼する弁護士にまかせておりますから、弁護士にすべてをまかせているということであります

西田:
まあねー、堂々巡りになるんで、このこと自体はやめます。
大事なことを言います。この問題は、告発されて検察が捜査中である。そしてそれがどういう形になるのかわかりませんよ。起訴されるのか起訴猶予されるのか
不起訴とかいろいろありますから、しかしいずれにしても、これは又検察審査会にもどって、検察審査会によって起訴されることが充分あり得るんですよ、つまり小沢さんと同じことがあるんですよ。そこでさまざまなことが調べられますよ。

そこで私は警察に聞きたいんですけども、保土ヶ谷パーキングエリアという具体的な場所を示しましたけれど、ここに行くためには或る高速道路、特定の高速道路を通らなければならないんですよ。そしてそこには、Nシステムという番号認識システムがあるんです私は、どなたが菅総理の代理人、そしてK氏の代理人であるかを、私は情報として得ているんです、その番号も知っているんです。こういうふうに、特定の番号を指定した場合、あとからNシステムによってですよ、Nシステムによって特定の車両がすぐわかってしまうんじゃないですか?そういうふうにNシステムを運用することによって捜査ができるんじゃないですか、警察庁にお伺いします。

警察庁兼高刑事局長:
一般論ですが、犯罪関係の車両がNシステムの下を通過していて、且つデータの保存期間内であれば、一定の重要犯罪関係の捜査の目的のために車両がNシステムによって後から把握することが可能であると考えます

西田:
それから、もう一つ言っておきますが、ここには料金所がありまして必ずその料金所を通らなければ、そのパーキングエリアに入れません。そこにも防犯カメラがついておりますし、パーキングエリアの中にも防犯カメラがあります。後々立件されると、こいうことが全部出てくるんですよ。ですから私ははっきり申しあげますが、総理を退任されるという話ですが、総理である限り、起訴も逮捕もできませんし国会議員であると逮捕もできませんが、あなたが辞められた瞬間立件される可能性があり、これは必ず立件されてしまうことを断言したいと思います。
ですから今のうちにもう一度きれいに身を処していかれたほうが、後々総理を辞めても、政治家をやるんなら、貴方のためだと思いますが、最後にお伺いしますがどうですか?

菅首相:
まあ、西田議員から私の将来のことまで心配していただくとは思いませんでした。西田さんが税理士さんであることは知っていましたけれど、税務以上に犯罪捜査に向いておられるのであれば、そういうことをされるのも、将来の仕事かなと思っております。つまり、今言われていることはすべて西田さんが自分で言っておられるわけでありまして、私が申し上げているのは、弁護士におまかせして、その弁護士が当事者と合って、3月14日にですね、その人物から、公的な書類で外国籍であることを確認して、現金で返金したと、それがまさに一貫してもうしあげていることで、これが事実でありまして、それ以外のことはすべて推測で言われたんじゃないでしょうか。

西田:
まあ、それが推測であるかどうかということは、後々、私が言ったことを裏付ける方が出てきますから、首を洗って待っておられたほうがいいと思います。
それでは、次の質問に移ります。

 以上、ここまでが菅首相が禁止されている外国人からの献金問題についてです。


立秋・・・されど暑い、韓流も菅流ももうたくさん、

2011-08-11 20:51:47 | 日記

Drジョー:

  暦の上では立秋を過ぎ、心なしか日が短くなり始めたような気がしますけれど、残暑がまことに厳しいでござんしょ。

 昨夜はサッカーの日韓戦があって、日本が一方的に勝った(3-0)というニュースを見ました。昨日夕刊のテレビ欄をちらっと見て試合中継があることは知っていましたが、8時過ぎに風呂を済ませて9時頃には就眠儀式(ベッドで小説を読む)に入っていました。

 なでしこジャパンに負けじと大和男児も頑張った訳ですね^^わての想像では、いかりやさんは生中継をご覧になって、良か気分になっていらしたのでは?^^このままW杯予選も楽に突破することを期待しています。


 ところで、すっから菅さんが政権の実績?をアピールしながら(爆)、近いうちに民主党の代表選挙を行って首相を辞職すると言いよりました。一旦スッキリするとは言えども・・・

 代表選に出馬しそうな面々をテレビで紹介していましたが、どの顔を見ても応援する気になれしまへん。いかりやさんやらうたんさんも懸念されていたとおりです。

「代表選 過ぎていよいよ 下り坂」  な~んて可能性も?

仕方おまへん。新政権に変わってからも、素直に言いたくなったことを言いいませう。

いかりや:

>昨夜はサッカーの日韓戦があって、日本が一方的に勝った(3-0)というニュースを見ました・・・。
>いかりやさんは生中継をご覧になって、良か気分になっていらしたのでは?^^このままW杯予選も楽に突破することを期待しています。

はい、勿論、サッカー日韓戦TV観戦しました。3-0で完勝しました。
ネットニュースによりますと、韓国にとってかなりショックだったらしい。

 韓国紙ハンギョレ(電子版)、完敗に「札幌の恥辱」・・・とか、「札幌惨事、言葉を失うほど屈辱的」―韓国メディアなど・・・かなりショックだったらしい。

 サッカーごときで、そんなにがっくりすることもないと思うけれど、されどサッカーつーところだべか?

そういえば、先日のらうたんさんの、
>高岡蒼甫(女優宮崎あおいの夫)がフジテレビが韓流ドラマばかり流すと批判して事務所を首になって2CHなどで騒ぎになっています。
>お台場で無届けデモも行われたそうで、無届けデモで逮捕されないなんて恵まれてますね。

本件、ヤフーのニュース掲示板 投稿数ランキング、ベスト10のトップは、なんと「韓流偏重抗議デモ お台場騒然」ですやんか。 お台場騒然、「韓流やめろ」コールだって? 

 内容は読んでないので、ようわからしまへんが、「韓流ドラマ」に対する反感意識がそれほど大きくなっている背景には、韓国が「竹島を実質支配している」ことに対する国民感情が「嫌韓」になっているのならわかります・・・

 本日午後2時からの参院予算委員会で、菅ちゃんは、例の自民党の西田昌司議員に、ぎゅうぎゅうとやられていました。
 禁止している外国人からの献金の返却問題と、拉致に関係する団体との繋がりのある「市民の会」への巨額の献金(党の助成金からの?)問題です。

 菅という男は、小沢さんの政治と金問題(実際のところは、マスコミが騒いだだけで根拠はなかった)で、小沢さんを「党員資格停止」にまで追い込みながら、自分は疑惑だらけ・・・西田議員によると、献金問題で既に告発されているという。へたすれば菅首相は、首相の座を降りれば公民権の資格停止になり、議員資格を失いますと言われていました首相を「辞めたくない理由」はこんなところにあるのかも。

 その菅首相の命脈も尽きそうである、「郵政改革法案」このままでは廃案になる。国民新党の亀井さんは郵政民営化に反対して自民党を追放され、民主党との確約も反故にされ、「郵政改革法案」は、半永久的に“立ち枯れ”になりそうである。菅という男こそ、犯罪人に近いと思うようになってしもうた。


明け烏氏の読書日記より

2011-08-10 21:54:25 | 日記


 為替相場は、介入効果は? 1日だけで76円台に逆もどりしている。円高ドル安、ユーロ安で、一方の金(ゴールド)相場は異様な値上がり、急騰を続けています。そのうち、更にドル安が進み挙句の果てに金本位制もあり得るのだろうか。

本日は、話題を変えて読書家、明け烏さんの読書日記を本文にあげました。

明け烏:読書日記
 
 中村うさぎ著 「私という病」

 50歳を間近にひかえた著者が自らデリヘル嬢になって「女」としての自分を確かめるために奮闘する。その作家根性にも感服するが、後半部分の「東電OL殺人事件」を彼女なりに解説した部分には唸った。また「東電OLは私だ!」の帯の文句はこれ以上のものは考えられない秀逸さである。
 「東電OL殺人事件」に関しての本は数冊読んだがすべて男からの視点であったので最後は竜頭蛇尾になっていて物足りなかった。佐野真一氏のものなどは論点が後半、ゴビンダ被告の冤罪に変わっていて著者自身も戸惑っているのがはっきり分かった。
もともと、中村うさぎの文章は戯文の形をとりながら極めて論理的であるのが特徴で、坂口安吾の評論を想起させるが、今回は自分の心裡をこれでもかと客観的に追求する冷静さと一体になって恐ろしい作家だということを再認識させられた。お奨め。

沢木耕太郎著 「凍(とう)」

よくまとまったノンフィクションだとは思ったが、素材が素材だけに沢木耕太郎にしては昔とった杵柄的な作品でそれほど新しいものは感じさせない。ヒマラヤのギャチュンカン峰を目指す山野井夫妻の苦難を描き欠けるところはないと思うが、その欠けるところがない部分がどうも不満足であった。おそらくこの前の作品である「檀」が目を瞠るべき新しい形式だったので更なる高みを望んだこちらに原因があるのだろう。

塩野七生著 「ローマ人の物語」ⅩⅠ、ⅩⅡ、ⅩⅢ

読む度に、これを書いたのは本当に日本人なのかと著者の写真を見直してしまう作品群。中に散りばめてある逸話や警句にはいつものことながらこの著者は天才なのではないかと考えさせられる。今回読んだものの中では、ローマの凱旋将軍の馬車には「死すべき運命の人間であることを忘れるな」と言い続ける専門の奴隷が同乗していること、しかしそれでも驕ってしまう人間の性、また「若い女の恋は夢に始まるが、中年女性の恋は絶望に始まる」という2つに、はっとさせられた。
しかし歴史を読み返すことが、「福島原発事故」の進行する現在の日本では不毛ないしは意味がないのではないかとの思いにも捉われた。米国債についても同様であろう。このような経験は生まれて初めてだ。

深田祐介著 「金正日亡命」

軽い仕上げでありながら元になっている情報はおそらく相当確度の高いものであることが、はっきりと分かる。となると2007年前後では中国は金正日のキューバ亡命を実際に計画していたのかもしれない。まあ「暗闇商人」の著者であるからこのくらいの情報は掴んでいても不思議ではないが。小説仕立ての本書は美人の東大生2人に、ハンサムな中国諜報員やこれまたイケメンの自衛隊の三佐らがからみなかなか面白い。しかし現実は在日の超美人が産んだ金正恩が後継者になっているのだから間違いなく存在したであろう中国側の計画に何らかの妨害が入ったものと思われる。国際関係複雑怪奇なり。

伊集院静著 「浅草のおんな」

同郷の相撲取りを追いかけてきた女性が浅草に小料理屋を出してからの半生をじっくりと追って読ませる。この女将の産んだ娘が体格のよいことから、この娘が後の横綱となった男の子であったことを仄めかしてあるところは小説としても美味いなーと呟かざるを得ない。言わずもがなのケチをつけるとすれば「浅草の人情」は現実にはとっくに消滅しているはずなのに、それが強調され過ぎているところか。こういうものが商品になっているのだから浅草や下町の人情など影も形もないのだろう。

佐藤優・手島龍一著 「インテリジェンス 武器なき戦争」

普段は滅多に手にしない対談集であるが著者2人の名前にひかれて読んだ。ニュースなどで飛び交っている情報が如何に皮相的で、それを真に受けることが危険であるかを痛感させる本である。それにしても本邦にもこのレベルの作家が登場するようになったのは驚異である。
余談になるが、この佐藤優氏というのは話す内容がそのまま書物になるというおそろしく論理的な頭脳を持った人間である。そしてこの方と中村うさぎがともにクリスチャンで同じ大学というのは考えさせられるところである。


媚態なのか愚かなのか? 野田財務相は「米国債の信頼は揺らいでいないし、魅力ある商品だと思う」と

2011-08-08 19:41:54 | 日記

 本日(8/8)の東京新聞朝刊一面トップの見出しは「政府 米国債購入を継続」となっています。
 日米欧先進7カ国(G7)の緊急電話会議は日本時間八日早朝に行われる見込みですが、本日の東京新聞朝刊は会議の内容を先取りする形になっている。いわば見え透いた会議だということになります

 同新聞は、
 ”会議終了後に緊急声明が発表される可能性・・・会議はイタリヤ、スペインに波及した欧州の財政不安と米国債問題が中心となるが、日本からは各国に円高是正に向けた為替介入への理解や協調を求めるほか、総額八十八兆円に上る外貨準備運用のほとんどを占める米国債の購入継続方針を表明する見通し。”と記載しています。

 電話会議後に発表されたG7財務相・中央銀行総裁の声明文の内容は、当たり前と言えば当たり前ですが、東京新聞の見通し記事を修正するようなものはない。同新聞の夕刊記事のトップ一面も「緊急電話会議」に関するものである

 同紙夕刊記事、

”・・・また、共同声明は米国の赤字削減策や欧州のギリシャ支援などの対策を歓迎することも表明。各国は必要な場合は各国の中央銀行が資金供給を行い、市場の浮動性を確保するための協調行動を行うことも確認した。
 
 このほか米大手格付け会社が米国債を最高ランクの「AAA(トリプルA)」から一段格下げしたことについて、米国債の信認は揺らいでいないとの考えでも一致した。

 会議後に野田財務相は記者団に対し「米国債の信頼は揺らいでいないし、魅力ある商品だと思う」と述べ、日本として米国債の購入を継続する方針をあらためて示した。”

 本ブログでは度々、米国債購入による損失(為替差損)が半端ではないことを指摘してきました。損することがわかりきっているのに、それでも米国債を購入するこの神経、媚態国家ニッポン。ぼんくら野田財務相は「米国債がどうして魅力ある商品なのか」説明しないし、解らないのだろう(苦笑)。

 今回のG7(日米欧先進7カ国)の緊急電話会議には、GDP世界第二位で且つ、米国債保有トップの中国も、米国債保有第三位の大国ロシアも参加していない。

 ロシアのプーチン首相が米債務問題を、「世界経済のドル支配に依拠した寄生虫」と痛烈に批判したことは、前回日記で書いた通りですが、中国国営新華社通信は6日、次の通り酷評記事を掲載している(Sankei Express)。

 米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期信用格付けを史上初めて引き下げたことを受けて英語の論説記事を配信、

”「米政府は、借金をすれば自国の問題を取り繕(つくろ)うことができた古きよき時代はついに過ぎ去ったという、つらい現実を受け入れなければならない」などと米国を酷評した。さらに「たった一国の都合で引き起こされる(世界経済の)破局を回避するために(ドルに代わる)新たな安定した準備通貨の選択肢」も検討すべきだと主張。まるで第二次大戦後の基軸通貨ドルに引導を渡すかのような物言いで世界最大の米国債保有国としての発言力を誇示した・・・。

 本日8日の日経平均株価は前週末比202円32銭安の9097円56銭と大幅続落。終値としては3月17日以来約5カ月ぶりに9100円を割り込んだ。
 一方、金相場は急騰し本日はなんと、1オンス1700ドルを突破した。米国債に見切りをつけたのか、中国、ロシアともに、金(ゴールド)保有量を急速に増やしている。数年前までは、金保有量は中国、ロシアともに日本以下だったが、今年1月の時点で既に中国は世界第5位、ロシア第7位日本は8位である。