いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

イノセ知事、5000万円と言えば・・・、

2013-11-23 18:45:03 | 日記

道路公団民営化で、小泉政権の石原伸晃国交相を強力にバックアップしたことで
石原都知事(当時)の副知事に起用された。いまさら言うまでもないが、学生時代は信州大学の全共闘議長が実社会に入るといつの間にか権力にすり寄る側に転向した男。

いつかは出るのではないかと思っていたイ・ノ・セ知事の不祥事。

猪瀬知事の5000万円の授受について、

徳州会からの5000万円の授受について、22日の記者会見の模様を要約すると、

昨年の衆院選と同じ日に行なわれた都知事選前に、徳州会側から5000万円を受け取り、今年9月に返却した。

猪瀬知事の弁明、
「個人としての借り入れで、選挙に使うつもりはなかった」、「公職選挙法などには抵触しない」との見解を示した。

返却が今年9月に同グループが東京地検特捜部の強制捜査を受けた後になった点については「たまたま」とする一方で「返済するのがやや遅れてしまったのは大変申し訳なかった」と謝罪した。

借用書も「書いた」と断言しつつ、存在を問われると「確認しないと分からない」と言葉を濁したという。カネの授受の日時や目的すら明言せず、あいまいな答えに終始した。

常識的に解釈すれば、選挙にはカネがかかるから、カネを調達したのだろう?カネには色がついていないから、明細書(帳簿)をつけていなければわからないが。

ポケット・マネー程度のカネとは違う。5000万円も借りたのであれば、借用証に「金額、金利、返済期限」等を明記するのは常識、借用書があるのかないのかさえもはっきりしない?ということは「ある時払いの催促なし」、つまりもらったも同然だったのではないか。

ところが、
徳州会側の家宅捜査で、5000万円のカネの行方を追及されれば、いずれは猪瀬氏に流れていることがバレバレになる。これはヤバイと思って、徳州会の捜査が始まって慌てて、返したのとちゃいますか?

政治資金規正法違反に問われる恐れのある「ヤミ献金」ではない?

では、一体何のためのカネだったのだろうか。猪瀬氏がなんらかの事業でもやっていたのなら、資金繰りの都合上「一時的にカネを借りた」ということであれば、一応辻褄を合わせることも可能だが・・・。

言い方は悪いが、今回の徳州会の選挙違反事件の検察の捜査がなければ、ネコババするつもりだったのだろう?

産経新聞 11月23日(土)13時12分配信の報道によれば、猪瀬氏が副知事の時代に、

 ”医療法人徳洲会グループは東京都内にも病院・保険施設を抱えており、グループが開設した老人保健施設に都が約7億5千万円の補助金を支出していた。”と言う。

こういうことを考えると、2020東京五輪に向けて、~千億円の費用をかけるという話だが・・・また、おいしい話が?

5000万円の授受と言えば、実際にはありもしなかった小沢一郎氏の5千万円の授受の件を思い出す。

まさか検察は今回のイノセ知事の5千万の授受については、スルー(見てみぬ振り)をするのではあるまいな。マスコミも、あれだけ「政治とカネ」について小沢氏の説明責任を追及しまくった。こんどはダンマリだろうか?

国民は見ているぞ。



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1 コメント

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大正・昭和財界変動史(1) (明け烏)
2013-11-24 23:13:38
この書籍を最初に購入して読んでみたのは今から二十数年前である。たまたまその月は本代に余裕があったので古本屋から2万円ほどで上・中・下三巻をまとめて送ってもらったのである。読んでみようという動機は、勿論、皆が良い良いとやけに褒めていたところから生じたと思う。

読み始めると直ぐに、そのままではとても歯が立たないと気付いたので私は一計を案じた。まず高校のときにも世話になった日本史の語呂合わせ年号表を買ってきた。次に紙に、「西暦-67=明治年号」「西暦-11=大正年号」「西暦-25=昭和年号」と大書して机の前に貼った。次いで同じ大きさの紙に「イクヤマイマイオヤイカサカサカヤオテハタカヤキカワタハワイ・・・」と区切りを入れながら歴代内閣のかしら文字を記入した。こちらは高校時代に完全に覚えこんでいたので楽といえば楽であった。

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