新年、明けましてお目出度う御座居まする。
本年も拙ブログをどうぞご贔屓の程、ヘビーローテーションでお願い申し上げ候。
さて皆さん。
「新年の計は元旦にあり」(小学生のよい子のみんな、「元旦」とは1がつ1にちのごぜんちゅうのことなんだよ)
今年も山三昧の佳き一年を過ごしてみたい!
まずは新年の手はじめに、愛宕山三角点から初日の出を見たい! そんでもって、愛宕神社で初詣したい!
ところが、千日詣りで真夏の夜に愛宕山へ行ったことはあるが、厳冬の夜に愛宕山へ行ったことがない。
寒いんかな~? 暗いんかな~?
京都の愛宕神社は、全国の愛宕神社の総本社である。たぶん元旦なら日の出前の早朝でも、何人かの初詣登山者がいるのではなかろうかと想像してみた。
どーなんかなー?
とりあえず京都に行ってみました。
1月1日(火)
▼ 2:48 誰もいない阪急嵐山駅\(^_^)/ (実は十数名下車してオイラが最後だったのだ)
京都バスは運行してないので、清滝までは徒歩の旅です。寒い。
▼ ホンマに誰もいない渡月橋\(^_^)/ 初詣する人がわんさかいると思っていたのだが、まったく気配がない。嵐山へ着くのが早すぎたのか?
▼ メイン・ストリートも誰もいない。(五、六人とすれ違いましたけど)
真っ暗な嵯峨野の町中で、愛宕山帰りと思われる男性四人とすれ違う。元旦ナイトハイクは実施されているようじゃないか! わくわく。
▼ 3:43 一の鳥居に到着。
▼ 清滝トンネル前にたくさんの自転車が止まっているぞ。地元民しかナイトハイクをしてなさそうだな。
▼ 3:50 清滝トンネルに到着。
お解りいただけたであろうか?
▼ 看板に反射しているのはオイラなのか? それとも森の精? 女性の顔が写っているようにも見えるなあ。よーわからんけど。
新春早々キモだめしかい! 峠道コースはシンドイので隧道に直進だ。ところがトンネルに入ると暖かくて気持ちよく、車も来ないので道の真ん中を歩行できてよかったよ……ということにしておこう。
▼ 3:58 無事、京都バス・清滝バス停に到着。
▼ この寒い中、外を歩いている渡猿橋ネコを捕捉。しかしシャイゆえに暗闇へ姿を隠してしまった。
▼ 4:10 二の鳥居に到着。スゥッ・・・(ーoー)y゜゜とやって気合いを入れよう。
千日詣りと比べると少ないけれど、こんな夜中に表参道へ入っていく人が多数。
参道に裸電球がぶら下がっていないので、みなさんヘッドライトまたは懐中電灯持参です。
▼ ふもとの気温マイナス2℃。
▼ 4:20 お助け水通過。
▼ 4:25 火燧権現跡(ひうちごんげんあと)通過。
この辺りから身体がヒートアップ。三枚重ねの防寒着を2枚脱ぐ。水筒にホットなお茶はあるが、寒かろうと思って冷たい清涼飲料水の類は持ってこなかったのは失敗だった。熱い~
▼ 4:52 茶屋跡休憩所通過。時計が狂ってますね。
▼ お月さん。
▼ 時たま、エアポケットに入ったように、前後の人の気配がなくなることが数回あった。一本道にもかかわらず、この道で合ってるの? と不安にかられてしまう。
▼ 5:11 五合目休息所で学生さん(?)の団体さんと遭遇。集団の中をくぐっていく時、次々に「おめでとうございます」と言われまくる。ちょっとウルサすぎだったけど……ちょっとうれしかったりする。
▼ 5:13 大杉大神通過。
▼ (写真うつりわるけど)夜景がキレイ!
▼ だんだん寒くなってきた。ちょこっと粉雪も舞っていた。
▼ 5:38 水尾別れに到着。
冷たい風が吹いてかなり寒い。脱いでいたジャケットを着込み、手袋をはめて防寒装備完了。
▼ 5:45 ハナ売り場通過。
▼ ガンバリ坂付近から残雪が。
▼ 6:02 黒門通過。
▼ 6:08 愛宕神社境内に到着。
早く着きすぎてしまった。まだ暗い。社務所の囲炉裏へ行ってしばし暖をとり、おにぎりタイム。
▼ 6:42 だいぶ明るくなってきた境内広場。
▼ 月輪寺道から。
この時間帯、愛宕神社近辺に約100人ぐらいの人が、それぞれのご来光ポイントに散らばっていたような感じですな。
▼ 三角点までの坂道。今日は念のためにスパッツとアイゼンを持参していたのだが、使う必要はありませんでした。単に荷物になっただけ。
▼ 6:56 愛宕山三角点に到着。この場所にはオイラを含め野郎ども10名がスタンバった。
▼ 7:02 いよいよ初日の出。ドキドキ。
▼ お~っ、ブラボ~ォ! 新しい日本の夜明けぜよ~!
▼ 西の空には、まだお月さんも出てました。
さあ、次は愛宕神社へ行って初詣だ。
▼ 地蔵辻と昇る太陽。
▼ 朝日に向かって手を合わす方もおられました。
▼ 石階段、下にある休憩所の温度計、マイナス6℃。
▼ 7:35 愛宕神社拝殿に到着。
▼ 福の99%をオイラがいただき、残りの1%を拙ブログ訪問者に均等に行き渡るよう神サマにお願いしておきましたよ。\(^_^)/
▼ シキミを買って下山する人もいてはりましたな。
さて、今年初めての運試し。おみくじを引いてみた。
▼ 「大吉」キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!
これで気をよくしたオイラは、心おきなく下山することにしたのだった。
▼ 8:05 月輪寺コースで下山開始。
▼ 8:13 大杉谷コースへの分岐に到着。初めての大杉谷を歩いてみよう。
▼ 快調に細い下りを歩いていると分岐に出くわした。一瞬悩むが、木の枝が通せんぼしているようだったので左折した。
▼ だいぶ太陽が昇ってきている。
▼ 土にビニール紐を埋めているのか? と思ったら霜柱だった。初めて見たかも。
▼ 8:40 第三ベンチ通過。
▼ 8:41 第二ベンチに到着。ここは道が左右に分かれる分岐だった。どっちに進むべきか、しばしベンチに座って地図を見ながら検討。
▼ 第二ベンチからの眺めはよろしおす。
下っていく右の道を選択。
▼ 体重制限のありそうな危なっかしい橋を渡る。
▼ ここ、裏大文字山の道に似てるなあ。
▼ 橋から落ちるとウォータースライダー。
▼ このエリアでは、切った木の幹にペットボトルを半分に切ったものが多数かぶさっていた。
▼ 9:05 水場と第一ベンチを通過。
▼ 9:10 分岐。 右の道を登れば五合目休息所に行くという。
▼ 9:12 また分岐。左へ。右の破線の道を登るとどこへ行く?
▼ 頭上に注意しよう。
▼ 9:23 梨ノ木谷林道に合流。
▼ 9:32 京都一周トレイルの「北山93」に到着。
しばらくここで休息していたら、郵便局のバイクが梨ノ木谷林道へ入っていった。月輪寺への年賀状配達なのかな? 靴まではわからへんかったけど、イデタチは局員の制服でした。あのカッコウで山登りしはるん?
▼ 愛宕山が見える。よくぞあんな遠いところから歩いてきたもんだ。
▼ 9:51 二の鳥居まで帰還。
続々と表参道に入っていく人が多数。
▼ オイラは鳥居前の「智楽庵」さんの店先でスゥッ・・・(ーoー)y゜゜
いつも緋毛氈の床机で休息させてもらっているんで、勝手に宣伝させてもらいますね。
▼ おしながき その一。
▼ おしながき その二。
さあ帰ろう。
▼ レトロ郵便ポストの奥にお地蔵さん。なむなむ。
▼ 10:07 京都バス・清滝バス停に到着。16分発のバスに乗って阪急嵐山駅へ。
▼ 10:36 阪急嵐山駅前から見えた愛宕山。
▼ 元旦も嵐山は人気観光スポット。続々、駅から観光客が出てくる。
▼ 桂駅で快速特急に乗り換えたら、「京とれいん」ですやん。初乗り!
▼ 梅田駅で乗車記念写真をパシャパシャ。
改札口を出ようと思ったら……何やら違和感が……。
うっ、トレッキングポールを車内に忘れちまってるぜ! 1000円程度の安物であるが長年連れ添ってきた相棒だ。しかも、愛宕神社のお守り鈴もつけてあるオイラ仕様の特別な一品なのだ。
全力ダッシュして車内に戻るが……ない、ない。オイラのトレッキングポールがなくなっている~!
忘れもののことを車掌さんに訊ねると、
「ああ、杖ですね。今さっき「ごあんないカウンター」に届けたばっかりです」
ということで、無事トレッキングポールを奪還して家路についたのでありました。
○
○
▼ このニャンコのように、今年のオイラも京都を駆け抜けたいですニャ~。
2:48 ・・・。
こんな時間に着く電車があるんですか。
盛り沢山ですね。
大杉谷は初めてでしたか。
「京とれいん」
トレッキングポール
良かったですね、見つかって・・・。
一瞬ドキンしましたよ。
大吉も・・・。
今年は良いことがいっぱいありそう。
おすそ分けしていただきたいです。
残りの1%をいただき
大杉谷は初めてでした。月輪寺経由で下山するより、山歩きが実感できる道でした。次回はヒグラシの滝とか愛宕スカイラインとかも行きたいです。
トレッキングポールの件は……常日頃からボケまくっておりますので日常茶飯事でございます。
ブログ楽しく読ませていただきました~(*^_^*)
初日の出を愛宕山で見たくて、色々検索しまくって、こちらのブログに出会いました(=゜ω゜)ノ
登山経験少なく装備も無いのですが、、、登頂できるでしょうか?(笑)
また、登山口付近には夜間の暖をとる場所はありますかU+2753
昼でも苛酷な表参道を、日の出までは真っ暗な中で登らねばなりません。強力な懐中電灯は必携です。
積雪の状態がわかりませんが、アイゼンはあったら持って行った方がよいです。
登山口付近に暖をとる場所はなかったような気がします。
充分気を引き締めてお登りください。誰かの後をついていくのも良いかもよ。
お天気が良かったらいいのにね。
今からオイラは「仕事」です。(T_T)